明るさ、スタイリッシュさ、そして明解な価格。これで一目惚れです

木の家 | 2011.7.26

「家づくりを考えるようになって、住宅展示場にも行きましたが、どのモデルハウスにも現実味がなかったんですよ。それと、営業の方は価格を坪単価で説明してくれるけど、自分たちの予算でどれくらいの家が建つのか想像できなかった」。価格への疑問と不安で、Tさん夫婦の家づくりは最初の壁に突き当たりました。同じような経験の方、多いのではないでしょうか。

■建物概要
ご住所:岡山県岡山市
竣工年月:2010年9月
延床面積:94.39㎡(28.55坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま2人(双子)

その頃、Tさん夫婦がたまたまクルマで通りかかった「無印良品の家」のモデルハウスが目にとまり、「とてもスタイリッシュで、今までにない感じがしました」と奥様。
その後、二人で見学に行った時のご主人の印象は、「私の中には、決まりきった『家』のイメージしかなかったので、『木の家』を見たインパクトは大きかったです。イメージからして他社とは違う。いろんな意味で一目惚れでしたね。それで坪単価いくらですか? と尋ねたら、『無印良品の家は坪単価では販売していません』と言われ、よく見ると家に『値札』が付いていた。ここは他の住宅メーカーとは違うと思いました」。その値札を見て、「デザイン性が優れているのに、自分たちにも手が出せる価格で安心感がありました」と奥様。

価格が明解だったことと、「木の家」のスタイリッシュなイメージが、停滞気味だったTさんの家づくりを一気に前進させます。
「実は私たち、結婚式場も結婚指輪も、いろいろ迷っても最後には第一印象の良さに行き着くんですよ。住宅も同じでしたね。(笑)」(奥様)。

家づくりの情報源は、ウェブサイトの施工例が中心だったというTさん夫婦。
「最初にローコストの家づくりの本も読みましたが、いまお金をかけるか、先送りするのかの違いだと思ったんですよ。本に出ている金額はあまり参考にならなかったです」と奥様。

では、実際に完成した「木の家」の感想はいかがでしょう。
「最初は、ガルバリウムの外観の無機質なイメージが心配でしたが、実際に暮らしてみると緑が映えるし、木との相性も良い。開放感があって、ウッドデッキには子供たちも大喜びです。両親や親戚にも好評で、ここでみんなでバーベキューをやったり……」(奥様)。「この半屋外のスペースがあることで一体感が生まれますよね」(ご主人)。

透明感がある明るいインテリアは奥様の希望でした。
「夫婦二人だったらシックな色調でも良いと思うけど、子供がまだ小さいので、子供たちにはとにかく明るい家で育ってほしかった。だから床材も家具も明るい色を選んでいます。和風の家だったら、自然に和風の家具を選ぶのでしょうが、『木の家』はテーブルもソファもどんな家具でもいけるかなって思いました。あとは自分が好きなモノを飾ることができるうれしさ。そのためのニッチもいくつかつくってもらいましたね」。

一方、ご主人は、「私はまずウッドデッキは必須で、あとは子供部屋を一部屋でどーんと大きくつくってもらったことでしょうか。双子の子供は今3歳ですが、将来は真ん中に仕切りをつくると左右対称で同じ空間が確保できるように考えています」と、Tさんの家づくりは子供たちの未来まで見据えたものだったようです。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます