木の家 No.42
「木の家」で暮らし始めて、子供が元気になりました
木の家 | 2011.4.8
「『無印良品の家』は、第一弾の『木の家』が発表されたころから知ってました。当時はまだ家づくりは考えていなかったけれど、デザインが良いなと思いながら写真を眺めていましたね」。
現代美術やモダンデザインに関心があるご主人は、購読しているデザイン誌の情報で、早い時期から「無印良品の家」に興味を持っていました。
「久留米市に引っ越して、仕事も落ち着き、家をどうしようか考えたときに、『無印良品の家』の記憶がよみがえって……」。そこで夫婦でモデルハウスの見学に。
しかし実物を見た奥様の第一印象は、「私は日本家屋で育ったので、この家でどうやって暮らすんだろうって思ったんですよ」と不安だらけ。
一方、ご主人は「明るい。窓が大きい。デザインは良いけれど機能面は不安もあったので、モデルハウスではそこをちゃんと知りたかった。そこで改めて性能の話を聞き、ますます惹かれていった感じですね」。
最初は好印象ではなかった奥様も、子供目線で「木の家」を見ると「大きなウッドデッキがあって、すぐに外に出られるのは楽しいかも」と共感できる部分も。そこで「間取りや機能面を考えるのは妻に一任して、デザイン面ではぼくが折れました。妻は以前から間取りを考えるのが好きでしたからね」とご主人。
「柱と柱の間が決まっているので、それでマス目をつくってパズルを解くように考えました」と奥様主導でプランづくりがスタートしました。
結果的には、「最初は住みにくそうに思えたけれど、実際に暮らして実感したのは、子供が元気になったこと。アパート住まいの頃とぜんぜん違う。
すぐ外に出られるし、家の中でも走り回れる。子供を育てやすい家だと思います」。子供目線の印象に間違いはなかったようです。
「当初は『窓の家』が良いと思っていたのですが……」というご主人の希望は、室内の真っ白な大壁に反映されています。「ギャラリーは真っ白な壁に作品を飾る。白い空間に好きな家具を置くと映えるだろうなと思っていました」。「無印良品の家」は強い主張はないけれど、主張しない存在感があるとご主人。
「無印良品の家具にもそういう印象がありますよね。家にもそれが引き継がれていると思います」。
二人が「無印良品の家」に好感を持ったもう一つの理由は、担当者が家を建てる側のペースを乱すことなく、家づくりに十分な時間をかけてくれたこと。
「他社のモデルハウスも見学しましたが、営業担当の方に契約や着工を急かされるのがつらかった。家族がずっと使うものですからね。
『無印良品の家』は話し合いや考える時間を大切にしてくれた。
それも「無印良品の家」の良いところだと思いました」(ご主人)。