木の家 No.24
白い部屋に天然素材の雑貨が映え、空気が澄んでいる実感
木の家 | 2009.3.17
「家を建てる具体的な計画はなかったけど、結婚して2年目に『窓の家』のモデルハウスをいっしょに見に行ったのが最初ですね。ローンの計算をしてみると、その時暮らしていた賃貸住宅の家賃と変わらない」。それがきっかけになってトントン拍子に進んだ新居の計画。Sさんは今29歳。30代になる前に戸建て住宅での暮らしを実現しました。
「無印良品の家は見た目の印象は良かったけど、その分、性能面はガマンしなければならないのかなと思っていました。
でも、説明を聞いたり、ウェブサイトの情報をダウンロードして読むと、機能もかなりしっかりしていることが分かった。
高性能な住宅はほかにもあるけど、それならデザインが好みの無印良品の家にしようと思い、ちょうど妻の実家の近くに土地も見つかり、そこからは一気に話が進みましたね」とSさん。
「無印良品の製品は余計なものがついていないので、自分たちが持っているモノに合わせやすい。無印良品の家もそれと同じだと思いました。家具や小物などで自分たちの色が出せる。色がないので、自分の色で楽しめる」。
Sさん夫婦が暮らす「木の家」は、二人の趣味に適う木製のアンティーク家具や、味わいのある天然素材の雑貨が、真っ白な部屋に美しく並べられています。
「実は内装は『窓の家』が好みで、それで壁は白塗装仕上げにしてもらいました。木の質感は床だけで十分だと思ったので」とSさん。
さらに「モデルハウスを見て、キッチンは『窓の家』の仕様に替えてもらいました」と奥様。
それでも「木の家」を選んだ理由は「庇の下にテラスが設けられること」。
庭づくりはこれからですが、庭とテラスで過ごすイメージはできあがっているようです。
2階の二つの個室にはそれぞれバルコニーが取り付けられています。
「洗濯物や布団を部屋からすぐに干せるのが理想でしたから、各部屋にバルコニーをつけてもらいました。
それ以外にも、通風を考えて、階段や脱衣所などにも小さな窓をお願いしました」と奥様。
自分たちのアイデアを盛り込んで完成した新居、実際に暮らしてみた感想はいかがでしょうか。
「そうそう、『木の家』で暮らしてから手荒れが改善したんですよ。
前の住まいは乾燥していたためか、加湿器を使っても肌の調子がイマイチでしたが、引っ越してからは髪の毛の質も変わったような気がします。
空気って大事なんだと思いました」。Sさんも「実感したのは空気が澄んでいること。
今思うと前の集合住宅は空気がよどんでいた。あれが普通だと思っていたので、『木の家』で暮らしてみて感動しました。
24時間換気と言われてもピンとこなかったんですが、暮らしてみるとその良さがホントに分かりますよ」と、室内環境の良さを実感している様子でした。
日中は温かいのでエアコンを使わなくても快適だったり、結露が起きないことにも感動したそうです。