木の家 No.10
キッチンから子供が遊んでいる様子がみえたのが決め手
木の家 | 2008.6.24
学生と社会人生活を送っていた札幌から、実家で歯科医として働くために帰郷したご主人と奥さま。
「無印良品の家以外は建てない」「とにかく心配」
一目惚れと慎重派の二人の家づくりが始まりました。
「こざっぱりしていてシンプル。でも普通じゃない。無印良品っぽい家だなあと思いました。もう一目惚れでした」
無印良品ファンのご主人が、「無印良品の家」モデルハウスに、一人で見に行った時の感想です。一方、奥さまは慎重でした。「主人が持っていたパンフレットを見たときには正直びっくりしましたね。まず窓が大きいので夏の暑さが気になりました。それから部屋の仕切りがなくて大丈夫かなと。女性として、生活を現実的に考えると心配事はいろいろありました」
「それで、実際に住んでいる人のところに話を聞きに行ったり、モデルハウスの担当者に説明してもらったり。夏の陽射しは深い庇があるから大丈夫であることと、家族がお互いを気遣うようになり、一室空間でも快適に暮らせることを知りました。それにモデルハウスも素敵だったので、前向きに考えてみようと思いました」と奥さま。
「モデルハウスのキッチンに立った時に、吹き抜け越しに子供が遊んでいる様子が見えたんです。それでピンときましたね。この家は良いと」
その後は土地を購入する前に仮契約し、候補地に合わせたプランを考えながら敷地を探したそうです。「通常は家を暮らしの”枠”として考えると思いますが、『木の家』はある程度枠が決まっている。だからその中での暮らしをどうするかを、真剣に考えました」(ご主人)。
「木の家」で1年半暮らした感想はいかがでしょうか。
「以前、集合住宅の狭い部屋でごちゃごちゃと暮らしていた頃より、家族で一緒に暮らしている感覚が強いです」とご主人。「家族がどこにいても気配が感じられるし、子供が家で走り回れるようになった。夏のエアコンはあまりいりませんでしたし、冬は床暖房のおかげで快適です。灯油が値上がりしたので冬場の光熱費はそれなりにかかっていますが…」と奥さま。
「主人が庭いじりを始めるようになったんです。植物にも興味が向くようになったみたい。あとは日曜大工で犬小屋を造ったり……」と、家が暮らしの創造性を刺激した様子。
積極的に生活を楽しむライフスタイルに変化しているようです。