木の家 No.11

自転車やボール遊びができるウッドデッキ

木の家 | 2008.6.10

「1年前は家を建てるなんて考えてもいませんでした」と語るご主人。大きなウッドデッキで3人の子供たちと遊ぶ休日はとても楽しそう。奥様もデッキを眺め、子供と対話しながらキッチンに立てることが気に入っているそうです。

■「木の家」概要
ご住所:福岡県筑紫野市
竣工年月:2008年1月
建築面積:79.49㎡(24.04坪)
延床面積:118.41㎡(35.81坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま3人
■お住まいのプラン
6間×4間

筑紫野市の端正な新興住宅街に建つ「木の家」。何より目を引くのは青空リビングと言えそうなウッドデッキです。なんと子供たちがボール遊びや自転車遊びができるほどの広さ。大きな開口部を通してリビングと連続するので開放感もひときわです。「家事をしながら外で遊ぶ子供の様子が分かるのも助かります」と奥様。2階の子供部屋で宿題をしていて、わからないことがあると吹き抜け越しにキッチンのママに質問も。大きな一室空間の特質を、子供たちも上手に使っているようです。

「無印良品の家は2006年頃からホームページで知っていました。近くにモデルハウスができたのは07年6月で、心待ちにしていたので建築中から見ていましたね。ちょうど家を建てることを考えていて、土地も決まらないまま相談に行き、8月には契約、10月に上棟。翌年の1月にはもう暮らしていました」とご主人はこの1年の変化を振り返ります。

「私も『木の家』は気に入っていたのですが、主人の即決にはホントにびっくりしました」と奥様。
二人は無印良品ファンで、何を買うにも最初に無印良品のお店をチェックするそうです。「建て売りは個室は多いけれど暗い部屋が多いですよね。建て売りに比べると確かに高価でしたが、それだけのことはあると思います。高性能で個性的、この家は10年経っても古くならないと思います」と、二人の感想も一致しています。

以前暮らしていた集合住宅では結露が気になっていたとのこと。「木の家」ではその心配もなくなり、懸念していた寒さも問題なく、冬場も昼間は暖房を入れず太陽光だけで温かく過ごせたと言います。「間取りは本当は基本的にはオープンにしたかったのですが、子供たちが自分の部屋がほしいと言うので、そこは引き戸で仕切れるようにしてもらいました」と、子供の希望も聞き入れた設計に。できるだけ無垢材を使い、施工中に珪藻土を家族で塗ったり、照明も省エネランプに交換したり、室内環境から地球環境までしっかり考えた暮らしぶりも「木の家」に馴染んでいました。