木の家 No.12
寝室は和室。子供部屋は将来仕切って個室に
木の家 | 2008.5.27
今回は、埼玉県さいたま市にお住まいのK様の「木の家」を訪ねました。木調の玄関ドアをアクセントにした外観が印象的でした。
結婚して2年が経った頃に、マンションを購入されたK様。
お子さんができたことをきっかけに、家作りを検討し始めたそうです。
土地探しから始められ、ご主人はさまざまな雑誌などを見て研究。
建築家、ハウスメーカーと色々考えましたが、建築家にお願いすると、作品のように扱われたり、デザイン重視にならないか、というのが心配だったとのこと。
そんな時、無印良品の家をホームページでご覧になったそうです。「デザインも新しいし、会社としての安心感もありました」(ご主人)。
間取りは担当者と相談して決めましたが、玄関からリビングへの扉を開けると、そこはほぼ一室空間。
2階の和室も引戸を開け放てば、ひとつの空間になる設計です。
こだわったのは階段の位置。
「子供が外から帰ってきて、玄関から直接部屋へ入ってしまうようなプランは嫌でした」ということで、階段はリビングを通って上がるように工夫されています。
2階には寝室として使用している和室と、お子さんの遊び場。広々としたお子さんのスペースは、将来仕切って個室にすることも可能です。
随分とすっきりした印象を受けますが、実は和室に隣接して4帖ほどのウォークインクローゼットが設けられています。たっぷり取られた収納の中には家族の洋服や、必要なものがたくさん納まっています。「なるべく表に物を出さないで、収納の中にしまいたかった」とおっしゃるご主人。
確かに家の中は物が少なく、綺麗に片づけられています。
モデルハウスを見学した時は、仕切りのない家に住むことには不安もあったそうですが、実際に住んでみると、それは意外にも良い結果になったとか。
「2階で寝ている子供の寝息が聞こえるんです。特に子供の体調が悪い時は様子が気になるので、1階に居ても気配がわかるので良かったです」
家のどこに居ても家族の気配を感じられる。そんな「木の家」の良さを実感していただいているようです。