無印良品のリノベーションが団地を販売する理由

10年以上かけて1200戸以上の団地リノベーションをしてきました。

団地はとても贅沢な敷地条件で建てられています。
建物同士の間隔が広く、室内の陽当りや風通しがよく、まるで公園の中に住んでいるような自然環境豊かな空間があります。
私たちは、すでにUR都市機構が管理運営する団地の良さをもう一度見直し上手に生かしていきたいと考え、2012年から10年以上賃貸団地リノベーションを行ってきました。（MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト)
ありがたいことに、たくさんの方々のご支持を受けて、累計で1200戸以上のリノベーションを行ってきました。
そんな経験から団地の暮らしの良さが徐々に浸透しており、賃貸だけでなくお住まいを購入される方向けにも団地を提供しようと考えました。

古くても耐震性の高い団地を選び、高断熱リノベーション

まず第一に、団地を購入される方が安心して住むことができるようにするためにどうしたら良いかを考えました。
建物の耐震性を確認し、最新の耐震基準に適合した団地のみを販売しています。
また、無印良品のリノベーション「MUJI INFILL 0」では国の基準に沿った温熱計算を行い、最新の温熱基準に適合させた断熱工事やインナーサッシ工事を行います。

温熱計算に基づいて断熱材を施工

そして、コンクリートやサッシ以外の専有部を刷新したスケルトンリノベーションを行います。
このように、住宅の根幹である性能部分を最も大切に考えていますが、もちろん暮らしやすさにもこだわっています。
暮らし方によって使い方を変えられる可変性の高い間取りや、使いやすく心地よい素材と設備を厳選しております。

住まい方は変化している。

今までMUJI INFILL0でリノベーションされた団地をご購入された方にお話をお聞きすると、団地での住まい方は変化していることを感じます。
ファミリーでお住まいの方だけでなく、単身で40㎡台〜60㎡台に広々とお住まいになる方も多く、なかには単身で60㎡を超えた一般的にはファミリータイプにお住まいになる方もいらっしゃいます。

賃貸と比べると性能の高い住まいが手頃な価格かつ広々面積で手に入れられるといった面や、最近では古い物件でも住宅ローンも組むことが可能になってきたり、物件を売る時にも、築25年を超えると物件価格が安定するといった面が後押しになっているようです。

また環境面では、都会のような喧騒はないが、近くのグラウンドで子供が遊んでいる声が聞こえてきたりして人がいる感じがして安心する、自然があるところが好きというご意見もありました。

MUJI INFILL 0団地の一例

実際にMUJI INFILL 0でリノベーションした団地を紹介します。大阪にある茶山台第一次住宅の一室です。

面積は57㎡で、家族暮らしには少しコンパクトな広さのお部屋です。ここに高性能リノベーション「MUJI INFILL 0」を入れました。

単身暮らしの場合

単身で暮らす場合のイメージです。広々として贅沢な空間になっています。
大きなバルコニー側に個室が１つとリビングダイニングがあります。リビングの一角にワークスペースを設けてテレワークができるようにしました。個室の横にはウォークインクローゼットを設けて収納も充実させています。キッチンは対面キッチンで、横にパントリースペースを設けました。

3人暮らしの場合

3人暮らしの場合、個室を２つ設けました。同様にリビングの一角をテレワークスペースとしています。
もう一人家族が増えればテレワークスペース部分を寝室として、リビングとの間を家具で仕切っても良さそうです。

リビングとダイニングとキッチン、寝室まで繋ぐことができる

リビングとダイニングとキッチン、寝室まで繋ぐことができる

無印良品のスチールユニットシェルフを間仕切収納としています。間仕切りとして目線を遮ることができます。広く使いたい場合は、間仕切収納を移動させることができます。

断熱性能があるので、快適性はそのまま家具の置き方によって様々なコーディネートができる

キッチンからダイニングやリビングが見える

いかがでしょうか。古い団地であってもここまでのリノベーションを行うことができ、安心して快適に住むことができそうです。

住まいの選択肢を増やす

新築・中古マンションの価格高騰が続くなか、団地リノベーションによって都会に「住まいの選択肢を増やす」ことを目指しています。今ある団地の価値を見直し、緑が多い豊かな環境で断熱性能のある住まいで暮らすのはいかがでしょうか。
これからもさまざまな物件をご用意しますので、ぜひご期待ください。2023年12月2日～2024年1月8日まで、大販売会も開催中です。

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