間取り図が立体になっていく…!解体検査と中間検査でチェックし ておきたいこと|スタッフの中古マンションリノベ実録
家は、こうしてできる。 | 2026.7.13
今回MUJI HOUSEのスタッフが中古マンションを購入、リノベーションしました! 人生でそう何度も訪れないこの機会。生まれて初めての物件購入やリノベーションがどういった流れで進んだのか、経験してみて知っておいた方がいいこと、事前にやっておきたいことなどをリアルな実体験とともにご紹介します。

30代女性・夫と二人暮らし
無印良品の家コンテンツ制作を担当
アート鑑賞が趣味(本当は購入も趣味にしたい)
解体検査で感じた一室空間の素晴らしさ
待ちに待った解体検査。物件をフルスケルトンにして、状態を確認していきます。
玄関扉を開けると、壁が取り払われて広い空間が…!

コンクリートむき出しの荒々しいものをイメージしていましたが、以下2点の理由から意外ときれいでした。
・外に面している壁が多く、元々断熱材がはられていた(しかも断熱材の状態が良いので、この上からさらに断熱材をはって施工するらしい)
・天井や床がきれいだった。特に天井はもともと新築時天井をつくらず壁紙を直貼りしてい
た物件だったので跡も残っておらず、外側以外には梁もなくて、つるっとしていた。

このスケルトン状態に、壁を建てる位置やキッチン・お風呂などの設備位置をマークしてくれているので、実際のサイズ感を確認。その場に立ってみるとキッチンの横や後ろが意外と狭く、棚を置いたり人が通ったりするとストレスを感じそうだったので少し位置をずらしてもらいました。図面では問題なさそうでも、こうやって実際に使うことを想定して立ってみると気付くことが色々とあるもの。配管の正確な位置も壊してみて初めてわかるので、お手洗いの配管位置の関係で少し間取りを修正したりもしました。

具体的には、脱衣室が 10cm 広がって、玄関が 10cm 狭まりました。10cm なので体感的には差がないけれど、これにより脱衣室のスイッチの位置や、トイレのペーパーホルダーの位置などが変わってきます。

当然ですが、壁がない広い空間だと、風通しがとても良くて気持ちいい! 壁で仕切ってしまうのがもったいないくらい。無印良品の家ではリノベーションでも戸建てでも「一室空間」を推奨していますが、たしかにこのスケルトン状態を知っている人からすると、細かく壁で仕切ってしまわないほうが良い、と感じるのも納得です。私もこの部屋にこれから個室を作ってしまうけれど、快適性という意味では確かに一室空間が一番物件のポテンシャルが引き出されるなと感じました。
あと、このタイミングで MUJI HOUSE の出勤形態が少し変わって、テレワークと出社のハイブリッド勤務から、原則出社に変わりました。そのため大きなワークスペースは不要になり、もともと書斎にしようと思っていた個室2をまるごとクローゼットにして、クローゼットにしようと思っていた個室1のスペースにデスクを置くことにしました。

というわけで設置予定だったハンガーパイプを急遽とりやめ、後で自分で設置できるよう下地だけ入れてもらうことに。これも、「ウォークインクローゼット」や「書斎」など、間取りをしっかり決めていたら間に合わない変更だったので、なるべく空間を仕切らない MUJI INFILL 0 の良さだなと感じます。いつかまた働き方が変わったり、家族の形が変わったりしたら、また部屋の使い方も変わりそうで楽しみ。
中間検査で平面図だった間取りが立体に!
解体検査から1ヶ月後の中間検査。前回はがらんどうだった空間に、壁がたって家の様態になっていました。これまでコピー用紙の上だけで見ていた間取りが、実際に立ち上がって歩き回るようにできるなんて、感動的です。


このタイミングで廊下の大きさやサイズ感を確認できました。玄関からリビングまでの通路が少し狭いかなと心配していたけれど、余裕で大人が通れる幅が確保されていました。逆に寝室側の通路はとても広くて、ここに何か飾れそうと妄想がはかどります。洗面台もゆとりがあって一安心。
カーテンレールの位置やスイッチの位置なども確認。家が実際にできてくると具体的に住むイメージもわいてきて、たとえばカーテンについても真剣に考えるようになります(本当はもっと前から考えないといけないんだけど、実際作っている途中はカーテンのことなど頭にありませんでした)。
一か所、腰窓と足元までの窓が組み合わせてある箇所があり、それぞれ窓の大きさに合わせたカーテンを設置しようと思っていたのですが……実際に家具を置いたところを想像するとどうにも気に入らない。

複雑な窓のカーテン問題
急遽、腰窓のカーテンレールを伸ばしてもらうことにしました。このオーダーもタイミングによっては間に合わなかったようなので、カーテンや家具のことも早めに真剣に考えておいたほうが良いのだなと痛感しました。
つぎはいよいよ完成です!物件に出会ってから半年間、長いようであっという間だった自宅のリノベーションがついに終わります。



