家具選びはリノベが始まる前に!家作りより家具選びを先にすべき理由|スタッフの中古マンションリノベ実録

家は、こうしてできる。 | 2026.6.1

今回MUJI HOUSEのスタッフが中古マンションを購入、リノベーションしました! 人生でそう何度も訪れないこの機会。生まれて初めての物件購入やリノベーションがどういった流れで進んだのか、経験してみて知っておいた方がいいこと、事前にやっておきたいことなどをリアルな実体験とともにご紹介します。

MUJI HOUSEスタッフ 小林
30代女性・夫と二人暮らし
無印良品の家コンテンツ制作を担当
アート鑑賞が趣味(本当は購入も趣味にしたい)

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家具が先か、家が先か。ズバリ家具だと思います

リノベーションをする際、家をつくるのが先か?家具を決めるのが先か?は意外と深刻な問題。置きたい家具に合わせて家を作るなんて、すごく家具が好きな限られた人の話だと思ってしまいがちではないでしょうか。家が完成してから、住みながらじっくり少しずつ家具を集めたいと思う人も多いはず。しかし場合によっては置く家具によって間取りが変わる場合もあるので、家を作る段階で設置する家具が詳細に決まっていた方がいいんです。なんなら家づくりを始める前に決まっているのがベストと言えるかもしれません。

そこで今回は、家具が家づくりに反映されるまでと、無印良品のインテリアアドバイザーによる相談サービスについてお話しします。

最低限持っていきたい家具・家電を伝える

以前の記事でご紹介したとおり、リノベ作業前に記入するコンセプトシートには、置きたい家具を入れる欄があります。リノベ後に持っていきたい手持ちの家具や、新しく購入予定の家具を伝えておくことで、間取りに反映してもらえるのです。特にテーブルやソファ、カップボード、ベッドなど大きな家具は間取りにかなり影響するので、これを正確に伝えることで間取りのクオリティが変わると言っても過言ではありません。

・寝室にはダブルベッドではなく、シングルベッド×2台を置きたい
・カップボードは無印良品のものを3つ並べたい
・大き目のテレビを置きたい

これが実現できるよう、寝室のスペースやキッチンの位置、リビングの壁面などを設計してもらいました。
設計図というと上から見た平面図(間取り図)をイメージしますが、実際には、設計図は平面図の他、このような展開図も作ってもらいます。これを見ると、家具を置いた際のイメージがわきますね。

こちらは寝室の例。上記のリクエストを満たせるよう、シングルベッド2台がギリギリ納まる幅と、ユニットシェルフ2台がぴったり置けるスペースが確保されています。(あまりにもぴったりすぎて担当の方は家具が入るまで少し心配されていたようですが、無事入りました!)

リノベーションの場合は完成した家を買うわけではないので、細かく決めていても後から困ることはありません。完成してから家具を集めればいいか……と後回しにせず、先に置きたい家具をあれこれ想像(想像だけでも!)しておいたほうがいいと思いました。

無印良品のインテリアアドバイザーに相談

無印良品のリノベーションを検討している人は、無印良品である程度家具を揃えようと思っている人も多いでしょう。特に収納に関しては、極力造作せず無印良品の収納に合わせたスペースを作っているお宅が多いので、ユニットシェルフを置いている率がかなり高いです。

(多くの場合、クローゼットは造作で棚を作るよりも家具を入れた方が安く済むし、ユニットシェルフなら後から棚の増減もできるので、無印でリノベしない方も家づくりをする際はぜひ検討してほしいです!)
さらに言うと、ユニットシェルフやスタッキングシェルフを間仕切りに使っている方も多いので、ユニットシェルフはもはや半分建具というか、家の一部のように使われていることもあるアイテムです。

ということで、無印良品のリノベーションでつくるお部屋は基本的に無印良品の家具を使うことを想定しているので、それを間取りに正確に反映するため、打ち合わせの途中段階で無印良品のインテリア相談サービスを受けるようおすすめされます。
このサービス自体は予約すればどなたでも受けることのできるサービスなのですが、無印良品のリノベーションを行っている場合、リノベーション設計担当者から図面や検討家具などが予約店舗に共有されて、無印良品のインテリアアドバイザーさんがそれを元に組み合わせを提案してくれるんです。もちろん、手持ちの家具を伝えて1から組み合わせを一緒に考えてもらうことも可能です。(提携のインテリアアドバイザーが在籍する店舗に限られます。詳しくは担当者までお尋ねください)

無印良品のインテリアアアドバイスについて、詳しくは藤沢の団地大使も紹介してくれているのでぜひそちらもご覧ください

私は元々ユニットシェルフ大を1つ使っていたので、新規1台購入+帆立(手持ちのユニットシェルフの背を高くするためのパーツ)を追加購入することにしました。

下地やコンセントの位置を決める

家具に影響されるのは間取りだけではありません。壁は石膏ボードでできているので、重量のあるものは設置できません。壁付の家具を設置したい場所には、あらかじめ下地を入れておいてもらう必要があるのです。石膏ボード用で耐荷重のあるピンなども販売されいますが、一般的には5kg以上のもの(壁付の家具や額縁など)を設置するなら下地を入れたほうがいいとされています。

我が家の場合は、青の部分に下地を入れてもらいました。大きめの絵画をかけても大丈夫なように 3 箇所、キッチンの脇や東側の個室には、いずれ背の高い家具(キッチンキャビネットやスタッキングシェルフなどを想定)を置く可能性があるため、固定できるように。また、玄関には壁付けのシューズボックスを自分で取り付ける予定があったため、この箇所に決めました。

さらに、細かい部分ですが壁の下地とともにコンセント位置やスイッチ位置なども決めていく必要があります。

赤い四角の部分にコンセントをつけます

設置する家具や家電のサイズが決まっていればコンセントの位置もその場所に合わせられるので、家電を買ってみてから「コンセントが遠くて届かない」「コードが目立ちすぎる」といった悩みもなくなりますね。
とは言っても私の場合、家具が完全に決まっていたわけではなかったので、一般的な家具の大きさや配置を想定して設計担当の方がコンセントの位置を提案してくれました。