ギャラリーとアトリエのある暮らし

団地再生物語 | 2019.12.24

今回も、新プランを発表したMUJI×UR団地リノベーションプロジェクトから、MUJI×UR Plan55「ギャラリーとアトリエのある暮らし。」、MUJI×UR Plan56「パントリーにもクローゼットにもなる空間。」、MUJI×UR Plan54「間口いっぱいに広がるLDK。」をご紹介します。

MUJI×UR Plan55「ギャラリーとアトリエのある暮らし。」

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もとの間取りは3DK、63.5m²となっています。キッチン側に和室が1室と、逆側に和室が2室あります。横に長い間取りで、その真ん中付近に玄関があります。長い廊下の使い方が課題です。

今回のリノベーションでは、キッチン側にある和室をキッチンとつなげて広々としたリビングダイニングキッチンとしました。キッチンはリビングダイニングの方を向いて料理ができるように2列型としました。長い廊下の壁面に絵を飾れるようにギャラリー棚を設けました。和室の1室はアトリエとして使っても良さそうです。

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長い廊下の壁を利用したギャラリー棚とつながるアトリエ空間を設置しました。ふすまを閉めることで2寝室のファミリータイプの間取りに変化します

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押入の柱を残し、ふすまと壁を撤去して床材を敷き込むことで一体感のあるLDKとしました

MUJI×UR Plan56「パントリーにもクローゼットにもなる空間。」

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もとの間取りは3DK、61.22m²となっています。バルコニー側に和室が2室と反対側に和室が1室あります。課題はダイニングの位置がキッチンと離れてしまうこととでした。

今回のリノベーションでは、キッチン横の和室をダイニングとして、キッチンを対面キッチンとしました。もともとは大型家具の搬入口だった収納を利用して、パントリーにもクローゼットにもなる空間を設けました。主にキッチン側からはパントリーとして、玄関側からはクローゼットとして使用できます。

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キッチン側から見た、パントリーにもクローゼットにもなる小部屋。機能的でありながら、キッチン(内)と玄関(外)をつなぐトンネルのような場所です

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リビングの壁面にふすま専用の収納を設置し、家族構成やライフスタイルに合わせて、間取りを1LDK、2LDKと変化させることができます

MUJI×UR Plan54「間口いっぱいに広がるLDK。」

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もとの間取りは、2DK、55.31m²となっています。
広い間口を生かした光と風が通り抜ける空間を目指しました。小天井と鴨居を残しながら、既存のふすまを撤去することで、リビング、ダイニング、キッチンをゆるやかにつなげました。一室空間でありながらも、それぞれのエリアを感じることができます。

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リビング、ダイニング、キッチンと連なる一室空間。小天井と鴨居が、各エリアを分けつつもつなげる境界のように働きます

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寝室はリビングとも繋げられます。寝室の壁面は、シナ合板、ラワン合板、白樺合板と、住戸ごとに質感を変え、3タイプのバリエーションを展開しています

いかがでしょうか。今回ご紹介したリノベーション住戸は、四箇田団地(福岡県福岡市)にて、2020年1月下旬にモデルルーム公開、入居募集開始の予定です。入居の応募詳細情報は、2020年1月上旬に発表予定です。無印良品の家ホームページ無印良品の家 Facebookでもご案内しますので、ご期待ください。