人との繋がりを求めて、今日も会いにいきます

千里青山台団地でも住人間のコミュニケーションが少なくなった今、考えるべきこと・やらなくてはならいことがたくさんあるように思えます。2011年3月11日の東日本大震災以降、未だに多くの方が暮らしの中の人と人との繋がりについて、悩んでいるのではないでしょうか？
コミュニティの輪を少しずつ広げ、地域に暮らす人を繋げていくことは、千里青山台団地に限らず多くのコミュニティで求められていることなのかもしれません。

2月2日（日）：「みんなのカフェ」活動レポート

今日は「みんなのカフェ」の会場である集会場を、他の住人の方が打ち合わせで使用されているので、僕の部屋で作業や打ち合わせを進めました。

2013年12月15日のワークショップにもご参加いただいた、千里青山台団地に10年暮らしているテキスタイルデザイナーの水野さんと打ち合わせです。今後、「みんなのカフェ」をどうしたら団地内の多くの方に知って頂けるか、また仲間として一緒に活動していただけるかをご相談させていただきました。

千里青山台団地に10年暮らす水野さんは、過去2回自治会の役員になったことがあるそうです。自治会活動を通して、団地にも何人か顔見知りができるようになったそうですが、基本的には団地の内での繋がりはあまり多くない。とおっしゃっていました。

そのような中での、2011年3月11日の震災。震災以降、「住人同士の繋がりが弱い千里青山台団地で、地震や火事などがおきたときに本当に大丈夫なのだろうか」そんな、漠然とした不安が水野さんの中に生まれたそうです。

団地に暮らすお年寄りの方々は、団地の中の住人の方々ともっとコミュニケーションをとりたがっているように感じるそうです。ですが、小学生や中学生のお子さんを持つ子育て世代は学校行事などにおわれていてとても多忙。また、子育て世代よりも若い単身世代はイマイチ顔が見えないなど、団地の中のことをいろいろと教えてもらいました。

2011年3月11日の震災で感じた不安や団地の現状など、水野さんの中で団地におけるコミュニティの役割について、考えることが多くあったそうです。だからこそ、「みんなのカフェ」活動にとても興味を持ってくださったそうです。

あっという間に打ち合わせが終わり、今度一緒に鍋パーティーをしようという話しになりました。1人1人団地の中で仲間が増えていくのはとても嬉しいことです。

今日は打ち合わせが続きます

水野さんとの打ち合わせの後は、子ども会の赤井さんとの打ち合わせです。4月5日に予定している大食事会への協力お願いのご相談でした。千里青山台団地には、たくさんの桜の木が植えられています。その桜が満開な時期に、みんなで集い交流を深め、ご飯を食べようという主旨の大食事会を現在企画しています。

昨年の11月、子ども会が主催するポン菓子イベントに参加しました。地域の子供たちが多く集まり、とても雰囲気の良い楽しいイベントでした。
ポン菓子イベントを主催されていたのが、子ども会の方々です。12月15日の会議にも参加してくださった赤井さんには、ポン菓子イベントで何か協力できることがあれば言ってくださいね。と以前から嬉しいご提案をいただいていたいので、今回ご相談させていただきました。4月5日に予定している大食事会、今からとても楽しみです。

また、夕方からは自治会長の柳田さんと「みんなのカフェ」の舞台になる集会場の物置の清掃に関して打ち合わせをしました。不要なものがたまってしまった物置の片付けをおこない、荷物を収納できるスペースにしたと思っています。

打ち合わせの後は、千里青山台団地でも入居が始まるMUJI×UR団地リノベーションプロジェクトのモデルルームを見にいきました。多くの方が見学に訪れています。関西でも非常に注目されているようです。どのような方々が、新たに千里青山台団地の住人となるのか今からとても楽しみです。

夜は、今日から発行を始める「みんなのカフェ」メールマガジンの準備です。団地の住人の方々や今までお会いしてきた方々、ワークショップに参加いただいた方々などに定期的に「みんなのカフェ」活動の状況をお知らせするメールマガジンを発行することにしました。
初めてのメールマガジン発行ということで、少しどきどきしていますが、今から反応が楽しみです。皆さんのご意見やアイデアもお待ちしています。また、活動に参加したい方たちもぜひお声掛けください。

今後の「みんなのカフェ」活動スケジュール