2年間ありがとうございました![最終回]
2019年3月25日
こんにちは。「鎌倉の家大使」みーさんです。
2月は28日までしかないので、1ヶ月があっという間に終わってしまう感じがしますね。あと数日で2月も終わり。今月最後のレポートは、インナーバルコニーについて。外バルコニーがないのであれば、インナーバルコニーはあったほうがいいと思います(経験談)!
「鎌倉の家」には、2階にインナーバルコニーがあります。浴室~洗面室~インナーバルコニーとつながった細長い場所になっていて、明るい窓から日差しが入って来る、とても気持ちの良い、抜け感のあるスペースです。「鎌倉の家」には外バルコニーがないこと、またインナーバルコニーの隣に洗濯機置き場があったことから、「インナーバルコニーは洗濯物干す場所に使おう。」と入居前から考えていました。で、実際に入居して暮らしてみて、どうだったかといいますと…?
このように、洗濯物干し場&グリーンを置いた室内バルコニー(まさにインナーバルコニー!)といった感じで使うことにしました。ブラインドを閉めていても、明るくやわらかな陽射しが入ってくるので、直射日光を避けたい観葉植物を育てる場所としてもピッタリなんです! このスペースはあったほうが絶対いいですー!
そんなインナーバルコニー、無印良品の家ではいつ頃から取り入れられてるものなのかな?と思ってMUJI HOUSEさんに質問してみたところ、「インナーバルコニー」という言葉(概念)は「窓の家」開発時からのスタートなのだそう。以下、MUJI HOUSEさんからのお返事です。
"「窓の家」ができたころの日本の家は、「洗濯物は外に干す」という呪縛から抜け出せておらず、必ず日本の戸建ての2階には外側に張り出したバルコニーを設けるのが常識となっていました。しかし、「窓の家」の暮らし方やデザインコンセプトとしては、そもそもバルコニーは必要なのか?というそれまでの常識へのアンチテーゼとして、バルコニーは外に設けない、もしくは設ける場合でも、外観にインパクトを与えない、屋根がかかっていて建物外壁ラインからはみ出ないバルコニー=インナーバルコニーという考え方→プラン→デザインを提案していました。"
あー、たしかに洗濯物干しちゃうと、デザイン的にはちょっとアレなんですよね。一気に生活感出ちゃって、お洒落な家でも残念な感じに。最近では、バルコニー干しがダメなマンションも増えてるし、共働きのお宅だと室内干し派の方もたくさん。そういう意味では、今後インナーバルコニーはもっと普及するかもしれませんね。
「窓の家」の第1号である松本店モデルハウス(※現在は閉店)にも、インナーバルコニーが設置されていたとのことで、画像をお借りしました。
これが松本店の、「屋根がかかっていて建物外壁ラインからはみ出ないバルコニー=インナーバルコニー」です。
この室内画像、見たことあります、私! 場所的には外なので、雨が降れば濡れるし、風も通るんだけれども、屋根がついてて、外観も一体化してるので、外のような中のような、まさにインナーバルコニー(笑)
こちらは窓の家のページで紹介されてる、宝塚店「窓の家」モデルハウスのインナーバルコニーです。松本店と同じく外タイプですね。これはこれで素敵だと思うんです。ちょっとしたテーブルなんか出してお茶でしたり、椅子置いたり、ハンモックなんか置いても良さそうな気もするし。
でも、「鎌倉の家」をこのタイプのインナーバルコニーにするのはちょっと問題が…。海の傍の湿気や塩を考慮して、完全に中に入れようという発想で、バルコニーを完全に室内に入れることになったそうです。
ちなみに、以前にレポートをした湘南店「窓の家」モデルハウスにもインナーバルコニーがありましたが、湘南店では「ユーティリティスペース」という呼び方にしているそうです。外側に出っ張らないバルコニーのことをインナーバルコニーと呼んでいたという経緯があるからなのですが、まぁ、どちらでも通じるかなと。私は「ユーティリティスペース」っていいにくいので、インナーバルコニーっていってます(笑)
じつは新潟店「窓の家」モデルハウスにもありまして、室内干しが中心となる新潟エリアでの生活スタイルを想定して、外ベランダを付けなかったのだそう。新潟はそういうエリアなのですね。知りませんでした。収納も置いて、ランドリースペースとか、家事室といった感じなのかな? こんな使い方もありですね!
私はインナーバルコニーのある暮らしが初めてだったのですが、これが思いのほか快適で。もともと洗濯は室内干し派だったので、バルコニーがない生活もなんら問題なし! 外干ししないので花粉や虫が付くこともないですし。ただ、お布団の太陽干しが出来ないので、布団乾燥機は持っておくと良いかなと思います。
このインナーバルコニーは床がタイル張りなのですが、フローリングからタイルに変わるだけで、なんだかとても新鮮な気分になれるんです。気持ちがちょっと切り替わるというか。同じ室内でありながらも別の部屋という感じがして、コレも私が好きだったところです。
これからお家を建てられる方、バルコニーの在り方も検討していただくと、新しい暮らしが見えてくるかもしれませんね。
インナーバルコニーLOVEな、みーさんでした。
インナーバルコニーの使い方あれこれ
2017年 7月 3日
家も、家具も、ぜんぶ無印良品で生活したら、どんな毎日になるんだろう。
あの三鷹の家住まいモニター募集から4年。無印良品では、無印良品の家「窓の家」に2年無料で住む、鎌倉の家住まいモニターを募集しました。
入居までのストーリー
住まいレポートをするのは、12,562の応募から選ばれた、ひとりの女性と猫4匹。
プロフィールを更に詳しく
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