手話べりかふぇ
2023年 2月 14日
2022年 8月 26日
こんにちは。カナコです。
前回の更新から少し間が空いてしまった北本団地での「団地と暮らしとジャズ喫茶」の住まいレポートですが、これから月一回の定期的な更新を目指します。
改めてよろしくお願いします。
さてさて、私と夫の康介くんが主に運営しているお店「中庭」ですが、昨年6月に営業を始めてから1年ほどが経ちました。
「中庭」は、ジャズ喫茶を中心としたシェアキッチン・スペースです。
今回は、普段のジャズ喫茶でお出ししているメニューやその周りのことを少しご紹介できたらと思います。
半年前くらいから、天然酵母でパンを焼き始めました。
北本市は小麦も採れるのです。
北本産の小麦粉で作る自家製パン。
サンドイッチにしたり。写真のメニューは沖縄ポーク卵。
●いとうふぁーむのお野菜
北本市や周辺地域では様々な作物が育ち、直売所も多くあるためピチピチのイキイキとしたお野菜が手に入ります。
団地の周辺に「いとうふぁーむ」という江戸時代から続いている農家さんがいます。
ここの作物は食べると丁寧に作られていることがすごく分かります。旨みを引き出して育てる天才!そして、美しい!美味しくて大ファンです。
少し離れたところに直売所もあるのですが、ジャズ喫茶店頭で販売する日もあります。
見るからに新鮮で美味しそうなお野菜は、通りがかりの団地マダムを立ち止まらせます。
先日は、いとうふぁーむのお野菜を使ったおかずと自家製のパンで、プレートを作ってみました。
ジャズを感じます(私感)。
いとうふぁーむのそば粉と北本産米粉の小豆サンドスコーンも人気。小麦アレルギーでも食べられる焼き菓子を!と思い作りました(夏はお休み中)。
●旬の作物
その他にもたくさんの農家さんが近隣にいて、梅の時期には梅狩りがあり、そこの梅で仕込んだ梅ビネガードリンクが人気です。梅の香り高いエキスが蒸し暑い夏にぴったりです。漬かった梅の実も美味しい!
そしてこの夏は、団地商店街の村田接骨院の村田さんからも、ご近所の仲良し家族さんからも、感激するほどたくさんのブルーベリーをいただきました。
『畑でポロッと落ちたものを拾うだけだから』と村田さん。通りでどれを食べても甘いわけだ、と実感。
そのまま食べるのが一番美味しいけれど、食べきれない分はさらっとしたジャムにして、ケーキにかけたりドリンクにしたり。
いつも私たちを気にかけてくださるご近所さんに、なかなかスーパーでは見かけないオシャレお野菜をいただいて、即興的におかずを作って喫茶メニューにしたりする日もあります(たまーに)。
ここの畑の野菜も本当に美味しい。東京にいる時は分かりませんでしたが、野菜の味が濃い!
ほとんど「いただきもの自慢」となってしまいましたが、、、
作物と共に色んな物語がここに集まってきています。受け取る時のちょっとしたおしゃべりも楽しく発見があります。
その他にも、私や夫がおいしいと感じるコーヒーやお茶類も充実しています◎
それぞれに出会った物語があり、これからも入れ替わったり増えたりしそうです。
●おわりに
今回ご紹介したメニューは私の気まぐれな日々の一部なので、日によってメニューは異なります。その上、充実している時もあるし、少ない時もあります。
何度か作って、みんなが絶賛してくれても何となく気分が向かなくなって少しお休みしているメニューもあったりしますし。気まぐれすぎです。
だいたいいつも用意しているのは、大人も子どもも好きなミートソーススパゲッティ。これは切らさないように頑張っています!
勝手気ままな作品づくりのような提供の仕方で、街の飲食店の常識では考えられませんが、、その時その時のジャズ喫茶を楽しんでいただけたらと。
それもジャズだ!と夫も言っていたような…どうだったかな。
人とも食材とも出会いを楽しみながら、自分のペースで自然に続けていきます。
「中庭」でかける音楽もいわゆるジャズだけではなく、好きなレコードやCDを持って来ていただいて構わないんです。大きなスピーカーで聴くと楽曲の新しい発見があったり、またそれをきっかけにその場にいる人とおしゃべりが始まったり。
この場所の食と音楽が何かのきっかけになると嬉しいです。
・団地の周辺に江戸時代から続いている農家さん
いとうふぁーむInstagram
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