「団地に引っ越しました」くらしのコツ日記

「団地に引っ越しました」くらしのコツ日記

# 13 そなえるコツ

2019年 9月 3日

# 13 そなえるコツ

□ 8月31日、晴れ。まだまだ昼間は暑いざんしょ。

今日は友人のしろちゃんとランチ。
駅前の『日光うどん』で冷たいざるうどんの大盛りをすすっていたら、しろちゃんが壁のカレンダーを見て、「9月1日は防災の日やねー」って呟いた。
しろちゃんは無印良品のインテリアアドバイザーで、よくわたしのくらしの相談に乗ってくれる、お姉ちゃんみたいな人。そしてしろちゃんはいくつもの地震を経験してきたから、いつでも“もしも”に備えてるんだって。
「あおちゃんは地震にちゃんと備えてる?」としろちゃんに聞かれてドキッとした。全然、備えていないかも……。
不安になってしろちゃんに「なにが必要かな」って聞いたら、
「んー。一回、やってみたら?」って言われた。やってみるって、何を!? ってところで、続きはまたあした。

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□ 9月1日。いざ、防災の日。

しろちゃんいわく、「電気も水もガスも止まってしまったときのことを考えてくらしてみたら、自分が必要なものがわかるんじゃないかな」って。うーん、たしかにそう思う。
でも一人じゃ不安……ということで、ご近所さん兼友人のきいちゃんを家に呼び出したら、「サバイバルみたいで楽しそう!」って目を輝かせてた。あのポジティブさ、見習おう。

昼間は電気なしでもすごせるけど、もう日の入りも早くなってきたから、明るいうちに家事をしないと夜はなんにもできないな。ライト買わなきゃ。
まず、ごはん。冷蔵庫から野菜と豚肉を出して……。ううん、冷蔵庫も使えないんだ。日持ちのしない生鮮食品は軒並みアウト。アイスもダメだあ。
まず野菜を洗おうと蛇口に手を伸ばしたけど、水が出ないから洗えない。生で食べられるのはトマトだけ……?
豚肉も日持ちしないから今すぐ調理したいのに、火がないから焼けないし、レンジもトースターも使えない。こういうときにカセットコンロがあれば良いのに、うちにはない!

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……というわけで、野菜も豚肉も食べられなかったわたしときいちゃん。きいちゃんの顔がちょっと曇ってた。
仕方がないからトマトを切って塩をかけて食べ、おせんべいを食べ、のどが渇いたのに水が1本しかなくて、きいちゃんと分け合って飲んだ。きいちゃんがもう泣きそうだった。
ただでさえわたしはごはんをたくさん食べるのに、こんなんじゃすぐ飢えてしまうな。それに、もし被災して家にあるもので繋がないといけなくなったときでも、やっぱり好きなごはんを食べたい。不安な状況でも、おいしいごはんがあれば元気でいられる気がする。

あと困ったのはトイレ。一回ぶんの貯水しかないから、ひとりしかトイレに行けない!
こういうときのために、ふだんからお風呂に水を貯めておいたら良いんだね。地震大国の日本だから、いつ大地震が来てもおかしくない。
本日のまとめ、ライトカセットコンロは絶対に必要。火も水も電気も使わず食べられるごはんと飲み水をストックしておく。お風呂に水を貯めておく。
防災は、想像してみることが大事なんだね。

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「火も水も電気も、当たり前じゃないね」ってきいちゃんとしみじみ噛み締めたあと、ネットで一緒にいろいろ調べた。
無印良品の“いつものもしも”のwebページは、被災して最初の7日間を生き延びるための備えが書いてあって参考になった。
“ローリングストック法”は、普段のごはんとして食べる缶詰やレトルト食品を備蓄しておいて、使った分は新しく買い足して、常に一定量の備えがある状態にしておく方法なんだって。さっそく明日、買い出しに行こう。

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その夜しろちゃんに電話したら、きいちゃんとわたしの話を笑いながら聞いてくれた。
「でも備えられて良かったね」って。はい、身をもって学びました。
それから「もし急いで避難所に行くことになったときにも、リュックひとつ背負ってすぐ避難できるようにしてるよ。あおちゃんもつくってみたらどうかな」とアドバイスをもらったから、さっそく準備した。
寒さや雨対策にレインコート、現金や緊急連絡先のメモタオルマスク救急セット歯みがきシート除菌シート、糖分・塩分補給のおやつ……。手回し充電ラジオはライトにもなるから、これも忘れずに。
リュックひとつあるだけでずっと心強いな。

良い機会だからお母さんに電話して、家族との連絡手段も相談しておいた。
「なによりも命が最優先だね」って話をした。生きてさえいればまた会える!
地震のために備えることは特別な努力なんかじゃなくて、わたしたちの日常に自然に溶け込んでいるべきことなんだね。365日が防災の日だってこと、ちゃんといつも覚えていよう。

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肩の負担を軽くする 撥水 リュックサック素材を生かした チキンのトマト煮

そなえるコツ
・被災したときのことを想像する
・ストックは気分が上がるおいしいごはん
・火や水や電気は当たり前じゃない
・家具は転倒防止対策をしておく
・ふだんから近所の人とあいさつ
・“もしも”じゃなくて“いつも”の防災

転倒防止サービス(無印良品イオンモール堺北花田限定)

このブログについて

自然溢れる大阪府富田林市のUR金剛団地を舞台に、無印良品のスタッフが実際に一年間住んで感じた「団地ぐらしの魅力」や「感じ良いくらしのコツ」について、無印良品イオンモール堺北花田が全面サポートしてお届けする日記形式の回想レポートです。
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