団地の商店街暮らし、はじめました

団地の商店街暮らし、はじめました

お店づくりもそろそろ完成。

2023年 8月 31日

お店づくりもそろそろ完成。

こんにちは。ミトーリ工房のトーリーです。
夏の花見川団地は夏祭りやコーヒーフェス、ビアガーデンなどのイベントで大盛り上がりでした。普段は団地の方で賑わう商店街ですが、お祭りとなると団地の周りからも人が押し寄せ、それはもうすごい賑わいになりました。カットフルーツや飲み物が何百本も売れるそうです。カウントできないけど1万人近く来ているとか。ミトーリ工房もくじ引きをして大繁盛しました!

花見川商店街につきましては、レポートをしていますので、ぜひご覧ください。
そんな花見川団地商店街のテナントの募集が開始したみたいです!
興味のある方は、URさんの募集サイトをご確認ください。

さて、今回のミトーリ工房のDIYは一気に進みます。床をつくって、テーブルをつくって、扉や窓をつくって、もう完全にお店です!夢のマイショップです。

ということで、一気に進んだDIYをどうぞ。

床をつくろう!

もともとお寿司屋さんだった床をそのままにしているので、床が石敷きだったり排水用の勾配がついていたりしたので、床をつくろう!という計画です。テナントによってはコンクリートの平らな床で床をつくる必要がないとこともあります。今回のDIYでは「乾式二重床」という工法で既存のお寿司屋さんの床の上に高さ調整機能付きの足を立てて、パーティクルボードという板を置いて床の上に床をつくり平らにしました。職人さんとか建築現場では置床(おきゆか)と読んでいます。

こんな感じです。

この置床を店舗全面にすれば床が完成です。やり方を職人さんに丁寧に教われば一般的な木で軸を組んで床をつくる方法より簡単にできました。そしてその上におしゃれでお馴染みのフローリングを張っていきます。

このフローリング実は、、、無印良品の家の「陽の家」の外壁材で使われている端材です!
家の高さで使用する木の長さが決まるので、1メートルぐらい使えない端材がどうしても出てしまいますが、床で使う木は長くても短くても大丈夫なので問題なしです。これを少し加工して、専用の接着剤を使って止めていくと、床の完成です!

めちゃ良いー!環境に配慮した店舗~

テーブルをつくろう!

続きまして、テーブルづくり。壁のカウンターテーブルとお店の真ん中に作業テーブルをつくります。壁のカウンターテーブルはファサードで使った余りの12ミリのシナ合板を使います。入口の入ってすぐのフリースペース部分のカウンターテーブルは、奥行きを30センチにしてパソコン仕事などができるように。工房の壁際のテーブルは作業ができるように奥行きを50センチに。使い方を変えています。コツとして12ミリの板は薄いのでそのままだと撓むのでこちらも余ったパーティクルボードや木軸の材料を補強剤として使い強度をだします。

そして工房中央の作業テーブルは、大工さんが使うテーブルでお馴染みの合板テーブル、合板を切って「×」に脚を組み立ててテーブルにします。固定用のテーブルだと掃除する時などに動かすのが大変ですがこちらは組み立てが簡単なので使わないときは畳んでおくことができます。
こちらの板はホームセンターで安く買える構造用合板や針葉樹合板が良いですね。

という感じで一旦はここまで、次回は建具つくりです。

ちなみに団地に住む方がご自身のものづくりワークショップのパーツとしてミトーリ工房を利用してくださいました。花を飾る器の土台づくりだとか。

ミトーリ工房の店主、トーリーでした。

このブログについて

千葉県千葉市花見川区に、昭和43年にできたUR花見川団地
マンモス団地と呼ばれる、約5,700戸もある団地住人の生活のを支えているのが、花見川団地商店街。

その商店街に住みながら、新たな自由な暮らし方を発見する「団地の商店街暮らし」のレポートがはじまります。

いままでは商いが中心だった団地商店街で、どんな暮らし方ができるでしょうか。

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