団地の商店街暮らし、はじめました

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大改造!!DIYビフォーアフター

2023年 10月 30日

大改造!!DIYビフォーアフター

こんにちは。ミトーリ工房のトーリーです。

先日、花見川団地商店街では「100円商店街」というイベントが行われました。その名の通り、商店街の各お店で、フルーツ屋さんはカゴに盛られたフルーツ、パン屋さんは人気のパンをひとくちサイズにしたパンセット、お肉屋さんは季節に合わせたコロッケなどなど・・・イベント限定で100円の商品を販売しますという内容です。

商店街のお店の商品を100円で販売することで、普段お店に入ったことない方も気軽に立ち寄ることができるような仕組みになっています。

購入してお終いではなく、スタンプラリーのチラシを片手にお店を回り、スタンプがたまるとイベントの最後に行われるビンゴゲームのカードと交換もできます。

そして今年の100円商店街では、花見川団地を盛り上げる実行委員会の「花団もりあげ隊」が参加して「100円DJジュークボックス」、「100円ショートコント」、「100円腕相撲大会」、「100円大声大会」など面白いコンテンツが追加されました。

こちらは後日改めてご報告しますね!


さて、今回でミトーリ工房のDIYは完成になります。つくり始めて約1年。じっくり長くかかりましたが、無事完成しました!その様子ですが、前回の続きの、建具づくりからとなります。

建具をつくろう!

建具=扉です。お店の正面のファサードとバックヤードの間仕切り壁に建具を設置します。
建具を施工業者につくって設置してもらうと何十万円ものお金かかる場合があるので建具をDIYするとかなり節約できます。

使う材料は、ホームセンターで400cm×60㎝×厚み3㎝のものが約1万5千円で販売しているので、2枚購入し、ホームセンターのカットコーナーで切ってもらいました。

こちらが建具の枠になります。この木にガラスをはめる溝を掘り、下に滑車をつけます。倒れ止めのL型の金物をつけてガラスをはめれば、、、建具の完成です!

お店の正面ファサードに4枚とガラスの扉を2枚、バックヤードの間仕切りに扉2枚と窓を3枚設置しました。
ファサードの建具に使ったのはガラスで、費用が全部で12万円ほど。バックヤードの間仕切りにはポリカーボネートというプラスチックの一種の材料を使うことにしました。ポリカーボネートはガラスほどの遮音性や強度はありませんが、値段が安くカッターで切れるので加工もしやすく、1枚5千円ほどで購入できます。こちらは全部で2万円ほどとなりました。

建具をはめ込みまして・・・完成となります!

それでは完成した「ミトーリ工房」の様子をあの有名なミュージックをかけてスタート。

なんということでしょう・・・!
もともとお寿司屋さんだったテナントが、店主の思いのこもった木工房へと生まれ変わりました。

内装はなるべくコストのかからない材料をつかっていますが、店主のこだわりで丁寧な施工をすることで安さを感じさせない作りとなっております。

こんなところにも店主のこだわりが!
お店の中から商店街の様子が見え、中央の扉は商店街を通る方が中に入らなくても話ができるカウンター扉になっています。

ついに「団地まるごとリノベーション」で新しくなった看板に、店主の名前にちなんだ「ミトーリ工房」の看板が設置されました。

気になるかかった費用はこちら!

「材料費」
・壁の材料費 272,682円
・断熱の材料費 30,580円
・床の材料費  144,586円 ※仕上げ材は廃材を使用
・電気工事費、材料費 247,376円
・照明代 37,460円
・ファサード材料費 47,190円
・テーブル材料費 26,202円
・建具材料費 209,302円
・ビスなどの金物代 35,848円
※工具代別途

合計金額 1,051,226円

以上。ビフォーアフターでした。


目標の100万円以内を少し予算オーバーしてしまいましたが、約100万円ということで・・・見事、「チャレンジ12制度」で浮いたお金でお店をつくることができました!!今後も商店街に住みながら小商いとしての暮らしを充実させていきたいと思います。

と、今回で商店街暮らしのレポートが終わるような流れでしたが、まだまだレポートは続きます。むしろお店をつくったここからどうやって商売をしていくかが大事ですからね。

今後は完成した「ミトーリ工房」の小商いの様子や、公開していなかった2階の住まいのプチDIYの様子などをお伝えして行きます。

それでは「ミトーリ工房」店主のトーリーでした!!


あっ、後、実は途中で予算オーバーしてプランを変えて塗装なしにしていますが、いつかは壁を白くしたいなと思います!ぜひ一緒にDIYで壁の白塗りをしていただける方、ご参加お待ちしています~。

このブログについて

千葉県千葉市花見川区に、昭和43年にできたUR花見川団地
マンモス団地と呼ばれる、約5,700戸もある団地住人の生活のを支えているのが、花見川団地商店街。

その商店街に住みながら、新たな自由な暮らし方を発見する「団地の商店街暮らし」のレポートがはじまります。

いままでは商いが中心だった団地商店街で、どんな暮らし方ができるでしょうか。

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