三鷹の家大使の住まいレポート『ぜんぶ、無印良品で暮らしています。』

入居までのストーリー

地鎮祭

9月吉日、三鷹の家の「地鎮祭(じちんさい)」を行いました。 地鎮祭は、新築の建物を建てるときに、その土地の守護神を祭って、工事の無事や安全、建物や家の繁栄を祈る儀式です。「とこしずめのまつり」と読むこともあります。現在では、地鎮祭を行うことは少数派になりつつありますが、まだ見ぬ入居者様にかわって、今回は三鷹の家の繁栄とプロジェクトの成功のため、スタッフ一同で祈願をしてきました!




まずは地縄を確認

地縄(じなわ)は、敷地内の家が建つ部分に糸やロープを張り、実際の土地で家の大きさや配置を確認する作業です。隣地との境界などもチェックします。何もない土地に糸を張っているだけなので、「え? 建物ってこんなに小さいの?」と思われる方も多いのですが、大丈夫、実際に家が建って入居されるときには、想像以上の広さの家になっていることがほとんどだそうです。




祭壇の準備

注連縄(しめなわ)を張り巡らせたこの空間に神様が降りてくる神聖な場所です。注連縄と青竹、紅白幕で祭壇を囲っています。祭壇には方位やお供え物など、さまざまな取り決めがあります。

お供え物は、お米、お酒、お塩、お水、そして海の幸(するめ、鰹節など)、山の幸(りんご、グレープフルーツなど)、野の幸(さつまいも、かぼちゃなど)

祭壇の左右には、五色絹に榊、繁栄を意味する三種の神器(鏡・太刀・勾玉)をかけた、真榊(まさかき)がたっています。

鋤(すき)と鍬(くわ)、そして円錐形にしつらえた盛り砂。この後の儀式で使います。




いよいよ地鎮祭

まずはじめに、全員が桶から柄杓で水を汲み、手を洗い、口をすすぎ、白紙で手をふきます。お清めですね。
今回は取材のため、特別コースを依頼しているので、このような手順になっております。通常、手桶はない場合が多いそうです。

神主さんの開始の声をもって、起立して拝礼。土地とスタッフの身を浄めるためのお祓いをします。

神様を祭壇にお迎えし、お供え物を差し上げ、神主さんが工事安全祈願の祝詞(のりと)を読み上げます。厳粛な面持ちで聞くスタッフ一同。その後、切白紙、お塩、お酒をまいて土地を清めます。

地鎮祭最大の見せ場「地鎮の儀」。鎌(かま)で草を刈り、鍬(くわ)で土を掘り、鋤(すき)で整えます。
通常は、設計・工事担当者が「鎌」、お施主様が「鍬」、施工会社が「鋤」を担当しますが、今回は、弊社代表取締役専務、開発部長、設計・工事担当者が行いました。「えい! えい! えい!」の掛け声とともに、盛り砂に向けて行います。

スタッフ全員で、神前に玉串(たまぐし)を捧げ、三鷹の家の繁栄とプロジェクトの成功をお祈りしました!
その後、お供えものを下げ、一同拝礼、お招きした神様にお帰りいただきいます。

神主さんの乾杯の音頭でお神酒をいただき、お供え物を頂いて帰ります。




鎮物と御札

地鎮祭で納めた鎮物(しずめもの)は、土地の神霊を鎮めるために捧げるお供え物。箱は開けることなく、工事担当者が預かり、後日、三鷹の家の土地の中心に埋めました。オフィスには神棚がないので、壁に付けられる家具を取り付け、御札を奉りました。

いい家が建ちますように。スタッフ一同


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著者は、我らがあみいちゃん。タイトルはそのまま『ぜんぶ、無印良品で暮らしています。「無印良品の家」大使の住まいレポート』。2016年5月26日より、全国の書店およびAmazonなどのWEB書店で販売しています。

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入居までのストーリー
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三鷹の家大使プロフィール

住まいレポートをするのは、57,884の住みたい宣言から選ばれた、2012年最も幸運なご夫婦。
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