漫画を描いてみます。命が芽吹いた!④
2024年11月22日
北海道から帰ってきました〜すごくいい旅でした。私は2週間ほどいたのですが、やはり釧路は涼しくて快適でありますっ。
今回はコロナがまじで蔓延していて、従姉妹にすら会えなかったんですが、(しかもなんとなく不安だから会わないでおくわ、といったその日の晩に発症という悲劇…)人口密度は低いはずなのにこんなに周りにいるって言うことは、かなり感染しやすいんだろうな…恐ろしい…明日は我が身です。
今回は長期優良住宅についての実例を我が家の様子とともにお送りしたいと思います。ナルホド、こういう部分が普通の住宅と違ってくるのね、って感じで見ていただけるといいかなと。
柱・梁→耐震性
耐震性とは、絶対に倒れない強いPOWERがあるかどうかです。これをはかるポイントは、構造躯体(建物を支える骨組み部分)が地震によって損傷しないかどうか? ということなので、目に見えてわかりやすいものとしては「丈夫な柱・梁」があげられます。
ちなみにこの柱や梁に使われている木は、強度の高い「構造用集成材」を使用しています。(「構造用集成材」とは十分に乾燥され強度ごとに分類された木材を、科学的に計算しながら張り合わせて作られているもののこと)
さらに集成材の柱と梁が金物をつかってしっかり接合しているので、構造全体で地震の力を受け止めることができるという優しさ。詳しくは下記も参照してください。
床下点検口→劣化対策、維持管理の容易性
前回のブログでも書かせてもらいましたが、コンクリートの中に配管があったりすると点検や清掃ができないので、「無印良品の家」は点検や掃除がかんたんにできるように床に点検口を設けているぞっ!
確かに、私はムロ、と呼んでいて、クリスマスツリーとかをぶち込んでいましたが、ここはムロではなく点検口なのです。たしかに、ちょっと中を見ただけでも配管が見えます。メンテナンスしやすいですね。建物はどうしても劣化してしまうのですが、メンテナンスしやすいと、劣化してしまったところで建て替えなくても済むんだぜ! という超メリットがあります。
ちなみに、点検口についてもっと詳しく説明すると…長期優良住宅の基準で、床下は「有効で33cm以上の空間とすること」となっていて、点検するための点検口を必要な所に設置することになっています。大変そう。
床下の空間では何を点検するかというと、設備配管、土台、基礎のクラックなどとなります。特に、排水管、給水管からの漏水等の支障が発生した場合に、確認するための点検口が設備機器と専用配管の接合部に必要です。この点検口があるから、以前ブログで紹介させてもらった下記の内容の点検が可能になる、という感じです。下記もみてください!
日差しの入り方→省エネ
「木の家」はテラスの庇(ひさし)(HISASHI)によって日差しの入り方をコントロールしています。これによって、冬は暖房が不要の時間ができたり、夏は太陽の直射熱を遮るので、省エネっ!
前回お伝えした通り今年の10月から長期優良住宅の基準が厳しくなるんですが、変わるポイントとしては「省エネ対策」の基準があがります。
「省エネ対策」されてるか評価する指標が2種類あって、
「断熱性能」と「一次エネルギー消費量性能」(電気やガスのエネルギー消費量)というのがあるんですが、これの基準が10月から以下の通り変わります。
断熱性能:基準があがる
一次エネルギー消費量性能:今まで基準なし→ありになる
「断熱性能だけでなく、室内環境を快適に保ちつつ、設備システムなどの導入によってエネルギー使用量を減らしましょう」という意図で国が基準をあげたらしいのですが、省エネ設備も大切ですが、庇によって省エネ設備に頼る前に、自然に省エネできる! という特長がこの庇(HISASHI)にはあります。
点検スケジュール→維持保全計画
前回のブログにあった通りで、定期的な点検・補修のスケジュールをしっかりと決めていることも長期優良住宅のひとつですの。
というわけで色々と書き連ねたんですが、うちでみられるわかりやすい長期優良住宅の部分はこんな感じかな。あと、一度、数年前に市役所の方から、長期優良住宅のなんだっけ…? ほんまにそうなんか? ほんまか? と聞かれるような書類が送られてきて、なんだこれ〜と思いつつ、作成し、提出した記憶があるんですが、市役所の人も提出したら「なにこれっ!?」みたいな感じでびっくりしてて、なんか超ランダムで選出された長期優良住宅の人は、たまーにそういう書類を提出しないとならないようです。まあ、誇らしげな気持ちで提出したら良いですね…。
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入居までのストーリー
動画(YouTube)
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