前回に引きつづき、内定後の話です。
SE構法という仕組みで家の基礎を作り上げている無印良品の家でしたが、はてさて壁はどないなっとんのやという話が今回のテーマでございます。
そうそう、ブログのヘッダー画像新しく描いたのですよ~クリスマス的な雰囲気が伝わったようで良かったです!クリスマスわくわくしてしまいますよね~。
さて、壁。壁の話です。三鷹の家、今まで色々な温度調節を行ってきました。
夏の暑さと戦ったり、
冬の寒さと戦ったり、色々した結果、エアコンつけっぱなし生活により、電気代も抑え目なのに快適に過ごせる!という事象が適応される事実にたどり着きました。
エアコンつけっぱなしでも、電気代抑え目で快適に過ごすためにはいくつかの条件があるのですが、そのうちのひとつとして
・家の断熱性能が、少なくとも住宅性能表示のひとつである温熱環境(省エネ)等級の最高等級4(次世代省エネ基準)以上の性能があり、かつ家全体に温度差が生じにくい間取りであること(細かく仕切られていないこと)。
ということがあげられるそーです。(
夏のつけっぱなし生活2より)これどういうこと!?というあたりも、この見学会の日に色々教えていただきました。でも相変わらず緊張してたのではっきり言ってあまり覚えていない。
色々説明してもらったのに…
まあ詳しくは
ここのページに良い感じにまとまってたから、皆見てくれよな!でも、自分でも一応紹介します。
無印良品の家は、より省エネで快適に暮らせるように「外断熱工法」という手法を取り入れてるそうです。これは家の構造体の中に断熱材が入ってる一般的な手法とは違ってて、その外側をぐるーっと断熱材が囲んでいて、あったかポッポになっているということだと思います。外断熱の反対語は内断熱ね。
イラストをかっぱらってきました。すいません
上記のイラストにもあるように、まるで魔法瓶みたいな感じになっているんですね。なるほど。確かにうち暖かいのですよ。エアコンつけっぱで部屋全体が同じくらいの温度になるのはこの為なんですね。
これが外から見た断熱材
断熱材は「高性能硬質ウレタンフォーム」というものです。
ご説明。
「従来の硬質ウレタンフォームの気泡構造を一層微細化することにより、0.021W/(m・K)という極めて低い熱伝導率を実現しました。これにより快適な住環境や暖冷房機器の省エネルギーを実現します。」
ふ~む。
難しい。これは難しい。とりあえず、すごい素材というのはわかります。
窓も断熱!
さらに、無印良品の家の最大の特徴である大きな窓!こちらも断熱窓でございます。「高性能断熱サッシ」というもので、室外はアルミ・室内は樹脂でできていますよ。2重ガラスになってて、開口部からの熱気・冷気の侵入をブロックしてくれているそうです。素材の一つ一つが家の性能を支えているんだね。
あと、無印良品の家の特徴ですごく印象深いのが「高気密」という点。
気密性が高いので、室内が密閉されて外気との接触がないため(窓とかドアとかは別として)、空気を通しにくいことから、我が家には24時間換気してくれるシステムがあります。
室内の汚れた空気を機械(換気扇)によって排気し、強制排気されることで外からの新鮮な空気が給気口を通って自然給気されます。これにより室内の空気は24時間対流し、高気密な家でも新鮮な空気をつねに取り入れられます。便利~。
またかっぱらってきた
熱気や冷気などの侵入を許さない気密性を実現した家は、室内の空気の管理がとてもしやすくなるんだって。だからうちはエアコンつけっぱで省エネとか、色々なことがためせるのだな。
部屋の右上に給気口あるのわかりますか?
とてもたくさんの工夫がこらされて、吹き抜けなのにこんなに暖かい家が実現しているんですね。夏は涼しく、冬は暖かく。家作るのって大変そう。改めて思います。
室内から見た壁内部
そんなこんなで大変ためになる見学会でした。内容をほとんど忘れていてリンク先のページに頼ったということに目をつぶれば、なかなか良い感じでレポできたという気がします。
次回のモニターに当選してからの話は、みんなに石を投げられそうな、
無印良品 有楽町でのお買い物三昧をレポートしたいと思います。ただの自慢の回になってしまうので、0いいねでもいいと思っています。
なんかロマンが詰まってる
最近、三鷹の家は室温21℃くらい。湿度50%というマジ☆マジ☆快適~☆な環境になっています。この三連休明けから秋が深まってくると先ほどテレビで言ってましたので、寒くなるのかな?いやーだね。風邪をひかぬよう皆様も気を付けてくださいね。
妻のあみいちゃんでした。