アンカー

地震による建物の倒壊は、基礎とその上にある柱がズレて抜けることが原因です。
その耐震性が高く評価されている無印良品の家は、地震が起きた時に柱が抜けないように、構造計算から算出した耐震のポイントとなる重要な場所に、写真のような「アンカー」を打ちます。
基礎と柱にしっかり芯を通す、この「アンカー」にも高い施工精度が要求されますので、上下をプレートで固定しています。
基礎にコンクリートを流し込むのは、この後なんです。

みきさーしゃ

「あ！みきさーしゃだー！」三鷹の家の現場を通りかかった男子小学生が大興奮！
危ないから入っちゃだめだぜ、そうこれから、ミキサー車で基礎にコンクリートを流し込んじゃうんだぜ。フフフ。
写真は、コンクリートを流す人、バイブの人、ならす人、の3人の職人さんたちです。
バイブの人とは、流し込んだコンクリートに空気の穴ができないよう、振動機器でブイーンっ空気を抜いてくださる人のことです。

光り輝く基礎にうっとり…。

三鷹の家、光り輝く基礎にうっとり…。
(ヾノ・∀・`) いやいやいや、これは雨が降ったので、水が鏡面のように反射しているだけでした。
この後、スポンジで水を吸い出すという、這いつくばって這いつくばっての作業が行われたのでした。

基礎が完成

「なんだい、ビルでも建っちゃうのかい？」
「え？この基礎に木造が建つの？！」
とかよく言われちゃう、無印良品の家の基礎。三鷹の家の基礎が完成です。
無骨さあふれる幅17cm。あなたの家の安全を支えていきますので、今後ともよろしくお願いします。
無印良品の家では、ここまでの工程で第三者機関による「配筋検査」「瑕疵保険検査」「基礎完了検査」を実施しています。

（担当ここだけの裏話）
恐ろしく頑丈なこの基礎、実はかつて1度だけ壊そうとしたことがあります。これがどうしても壊れない。
基礎を壊す“ハツリ”作業が、通常の土木作業工事ではどうしてもできず、重機（クラッシャー）手配しようやく解体。
近隣住人の方へ説明会を開催し、騒音と振動でご迷惑をおかけすることになり、膝につくまで頭を下げました。
恐ろしく頑丈な基礎の恐ろしいエピソードでした…。

上棟

三鷹の家が「上棟」しました。
基礎と柱にしっかり芯を通す「アンカーボルト」と、一本一本が安定した強度を誇る「集成材」の柱。これを強固につなぐ「柱脚金物」が黒光り。
上棟とは家の骨組みが完成した段階、建築工程のひと区切りといえるところ。
現場担当が「上棟、上等だぜ！?(`･ω･´?)」と心のなかでガッツポーズをするところです。
上棟式として屋根からお餅をまく地域もありますが、三鷹の家はひっそりと上等です。いや上棟です。

電柱を移設

三鷹の家が「上棟」しました。

三鷹の家、電柱を移設しちゃいました！
実は電柱って、動かせちゃうんです。
三鷹の家、電柱を移設しちゃいました！
実は電柱って、動かせちゃうんです。
三鷹の家の場合は写真のように、駐車場と玄関のある東側に電柱と「支線」があり、車を駐車しづらいだけでなく、この電柱と「支線」の間をくぐって玄関に入る配置となっていました。
これはまだ見ぬ入居モニターの方に申し訳ない…、ということで、設計段階から計画していたのでした。