あとりえみるりあ成長日記 | はなみがわ団地商店街

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はじめまして あとりえみるりあ です。

2026年 7月 10日

はじめまして あとりえみるりあ です。

花見川団地に引っ越して1年。
自分がわくわくする場所を作りたいと思いつづけ5年。
いろんな人たちとの出会いに恵まれ、今回ミトーリ工房さんからお店を引き継ぐことになりました。

今日はみなさんに、はじめましてのごあいさつと、こんなことがしたいなあ、の頭の中をちょこっとお話しできたらうれしいです。

はじめまして、みると申します。2025年の3月に都内から花見川団地に引っ越してきました。

もともとは都内のITベンチャーでデザインのお仕事をしており、フリーランスに転向。
リモートワーク中心の生活に加え、コロナ後からはめっぽう一人旅にハマる。そんななかで都内に住むことの必然性がどんどんなくなり、東京以外で住む選択肢を探し続けていました。

    条件としては、おおよそ以下のとおり。神奈川や福岡への移住も候補にいれていました。
  • ・都内へ出やすい
  • ・空港へのアクセスがいい
  • ・罪悪感なく家を空けられる家賃のお手頃さ
  • ・今まで住んだことのない、住んだ後をイメージできないわくわくが感じられるか
  • はじめて花見川団地に来たきっかけは、花見川団地に新しくできた「団地テーブル」のオープンのお祝いをするためでした。

    団地テーブルの内装設計担当あさっぷさんとはお友達で、都内から団地に引っ越したこと、MUJIのお部屋に住んでいること、その家賃の驚きの安さ(!)など、ちょこちょこ気になるハナシの種をきいていたので、はじめて訪れるときはどきどきしながら向かったことを覚えています。

    最寄り駅からバスで向かう途中のものすごい数の棟!棟!棟!「これが全部団地なの??」と驚きながら、少し案内もしてもらいつつ「春になると桜がとってもきれいなんだよ」という言葉と「みるちゃんも引っ越しちゃいなよ!」と多少無責任な勧誘に笑いながら、花見川団地商店街内のUR賃貸ショップに閉店間際に駆け込み、電話番号だけ残して退散。

    そしたらなんと2日後に「MUJI×URの空きが出ました」と連絡がはいり、これはお呼ばれのタイミングかしら、と少し迷いつつも「花見川」という名前、ここの桜を見てみたいという気持ち、そして何かはじまりそうというわくわくにつられて、初上陸から1週間で入居を決めました。

    「みるちゃん、歌わない?」と、あさっぷさんからお声がけ。引っ越してきて1ヶ月のこと。

    どうやら団地テーブルのオープンイベントで音楽があったら嬉しいな、ということでした。わたしはこれまで、大学のサークルや社内の部活動など、仲間内でボーカルを努めてきました。けど見ず知らずのお客さんの前で歌う経験はなし。

    どきどきしたけど、これに参加しなきゃお引っ越しした意味がないじゃない、そう言い聞かせて、はじめてで不慣れだけど、よかったら、とやってみることにしました。
    当日はめちゃくちゃ緊張したけど、MCで「花見川団地に引っ越してきました、みるです。よろしくお願いします」と言ったときに、一番の大きな拍手をもらって、歓迎ムードに胸を撫で下ろしました。

    夜のバーイベントでお客さんも主催者もイベントの成功を喜びながらお酒を飲み、そんな中で「いつかアトリエをつくりたいんですよね」と話をしていると、団地テーブルの運営・岩宗さんから「斜向かいに工房があるからみてみる?」と言われるがままにミトーリ工房に連れていかれました。

    「Over the Rainbow歌っていましたよね?商店街で買い物中に聴いていました」
    それがミトーリさんとの出会い。

    似た思いをもってカタチにしている人がいる!と感激しながら、わたしのやりたいことを緊張しながらお話しして、ちょうどそのときはお笑い芸人サンサンマルマルのお二人が揃っていて、しどろもどろな説明に全部ツッコミをいれてもらいつつ、和ませてもらい、木のぬくもりも相まって、あったかい場所だなあ、と思ったことを覚えています。

    それからのわたしは団地でいろんなイベントに呼ばれたり、開いたりでいろんな遊びをしてみました。クレープ屋さんを開いて、クリームソーダを開発したり、スナックのママをやってみたり、わたしの弾き語りで盆踊りをやることになったり。

    イベントを開く中で自然と団地に住むご近所さんとの距離が近くなり、月1の弾き語りの日を楽しみにしてくれるお客さんもできました。
    特に花見川商店街の店主のみなさんは、イベントを開くこと自体にとても感謝してくれて、新参者のわたしにも丁寧に接してくれ、忙しいなか歌を聴きにきていただいたり、短い時間でも顔を出してくれて、果物や焼き鳥の差し入れを持ってきてくださいました。

    団地での暮らしにも慣れてきた頃、ミトーリさんが引っ越しされることをききました。
    「よかったら引き継いでくれないか」と言われ、一体何が何だかよくわかりません。

    いずれ、いつか、自分の場所をつくれたらいいな。それは5年後かもしれないし、おばあちゃんになる頃には、あったらいいな。そんなファンタジーの夢物語の世界。

    でもその選択肢がいざ目の前に来ると怖い。お店をもつなんて考えたこともないし、ITで仕事をしてきたわたしにとって、コーヒーを出して目の前のお客さんから500円をいただくこともとても勇気のいることでした。

    全部、何も、わかんない。けど、団地の、商店街のみんなが好き。

    はじまるまでは不安だけど、開いたイベントはいつも終わってみたらとっても楽しかった。
    はじめて、人前でひとりで歌えた。友達が歌を聴くため飛行機に乗って、団地の外から足を運んでくれた。
    なんでかわかんないけど新聞の一面に載せてもらった。そして、今。

    引っ越してきたら何か面白そうなことが起こるかなと自分の思っていた以上のわくわくが、次から次へとやってきて、それに従う方がなんだか後悔しない気がする。 空間を色と音で埋め尽くして、表現したい。そんな場所があれば、もっと楽しいことができる気がする。

    わたしは、ミトーリ工房を引き継いで、あとりえをつくることを決心しました。

    「あとりえ みるりあ」

    みんなが思い思いに遊んでいる空間。その人の「好き」が溢れて、隣の人にわくわくが伝わっちゃう。楽しそうにしているのを見ていると、自分も何かやってみたくなる。

    たくさんのわあ!が生まれる場所にしたい。色をたくさん散りばめてわくわくの空間をつくりたい。音楽もしたい。団地のみんなとセッションしたい。 みんなでこの場所を一緒につくりたい。
    垣根をなくしたい。
    こども、おばあちゃん、団地の人、団地に住んでない人、国籍に関係なく、日本人でも日本人じゃなくても、来やすい設計にできたらいいな。
    実現は簡単じゃないかもしれないけれど、少しずつ理想に近づけていきたいです。

    わくわく つながる あとりえ みるりあ

    あとりえでこんなことできたらいいな

    秋にはおひろめしたいぞ、という気持ち

    作戦会議と称して急遽開かれた、まだなーんにもないあとりえでのピクニック。駅前でサンドイッチとパティスリーのシュークリームを買ってきて、さながらティーパーティー。
    これからここがどうなっちゃうんだろう。何したい?のアイデアをたくさんお話しして。

    みんなでペンキを塗りたい、団地の人とラジオがしたい。
    絵本をみんなでつくったり、弾き語りライブもしたい。
    なつまつり、ピザパーティ、映画鑑賞、ゲーム大会。
    いつかは花見川オリジナルグッズを作っちゃったりなんかして?

    わーー大変だ!かんがえることたーーーっくさん!
    まずはインターネットの契約だね。床のお掃除も。一歩ずつ進めましょう。

    これからのあとりえみるりあをお楽しみに!

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このブログについて

千葉県千葉市花見川区に、昭和43年にできたUR花見川団地
マンモス団地と呼ばれる、約5,700戸もある団地住人の生活のを支えているのが、花見川団地商店街。

その商店街に住みながら、新たな自由な暮らし方を発見する「団地の商店街暮らし」のレポートがはじまります。

いままでは商いが中心だった団地商店街で、どんな暮らし方ができるでしょうか。

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