陽の家 No.11
家全体のバランスがよく、とてもよく考えられた家です
陽の家 | 2023.12.19
青森県十和田市に建つ「陽の家」T邸は豊かな緑に囲まれたお宅。落ち着いた住環境に馴染む温かい木目の平屋です。ご夫婦はこの家に住んで約2年が経ちました。
お仕事をリタイヤされ、お子さまたちもご結婚されているので、今は二人で老後の暮らしを楽しんでいるご夫婦。お二人が「無印良品の家」を知ったのはホームページでした。もともとご夫婦はリタイアを機に、住んでいた家のリフォームを考えていました。
「2020年10月に「無印良品の家」青森店の展示場を見に行ったとき、住宅の技術進歩に驚き、リフォームしても同じような快適性は望めないと思いました。今の家をリフォームする金額にある程度の金額を足してでも新築にするほうがいいと考え、隣の敷地に新築の家を建てることに決めました」(ご主人)
「木の家」の完成現場見学会に参加し、設備の確認などをし具体的な家づくりのイメージを膨らませていきました。そして「無印良品の家」東京有明センターと大分店の「陽の家」展示場を巡ったご夫婦。自分たちの暮らしに合うのは「陽の家」だと即決したと振り返ります。他の住宅メーカーを検討することはなかったそうです。
そもそもリフォームを検討していたのは、青森の厳しい冬の寒さからでした。お子さまたちがまだ家にいたときはそれぞれの部屋の暖房が廊下にも漏れ、家全体をほどよく温めていましたが、夫婦二人の暮らしになるとそれが大きく変化。廊下や水回りの寒さ、夫婦二人暮らしであること、そして家にいる時間の長さを考えると、平屋である「陽の家」がピッタリでした。
こうしてご夫婦は、自分たちのセカンドライフを彩る理想的な終の棲家として「陽の家」を選びました。
家の中では勾配天井が気に入っているご主人。この家で迎えた初めての朝目が覚めたとき、天井を眺め大きな空間に「すごい」と思ったそうです。奥さまも「陽の家」の持つ圧倒的な開放感を挙げます。
「ワンルームでここまで圧迫感がなく、広い空間を堪能できるのは気持ちがいいです」と暮らしやすさを語ってくれました。
「真冬でも家のどこにいても同じ温度だったのでとても快適でした。この北国でここまで大きな窓のある家は建てられるとは思っていませんでしたので、これだけの開放感と温かさを感じられることに感動しました。また広いウッドデッキが太陽の光を反射して明るさや温かさが家の中に入ってくれます」(ご主人)
家具は今まで住んでいた家のものをリペアして使用。丸みのあるダイニングテーブルは奥さまのお気に入りです。家の表情を豊かにしてくれる観葉植物も気に入ったものだけを置きました。ご夫婦二人暮らしのスッキリとしたシンプルな暮らしの中にも自分たちらしさを散りばめています。
「夫婦で別のベッドに寝ていますが、ダイニングテーブルの位置からはそれぞれのベッドが見えにくいようなレイアウトや家具の置き方にしています。また吊り戸を閉めて空間を仕切れば完全にベッドが見えなくなるのでお客さんが来ても大丈夫。私たちの年齢を考慮し、照明は白昼色に統一し多めにつけてもらいました」(奥さま)
「デザインや機能性、統一感など家全体のバランスがよく、とてもよく考えられた家だと感じます」と太鼓判を押すご主人。前に住んでいた家から工事の様子を日々眺めていたことから、耐久性にも安心感を抱くことができたそうです。
朝は庭や家庭菜園の手入れをし、お昼ご飯の後には近所をウォーキングするなど、周辺の豊かな自然を感じるスローライフを送るご夫婦。
これからもこの家で自分たちの理想の暮らしを追求したいと笑顔で語ってくれたご夫婦でした。