東豊中第2団地 Tさんの家

「最初に見たときに感じたのは、住まい全体に開放感があるということ。その魅力を活かそうと意識しながら、暮らしています」

日差しがたっぷりと入ってくる明るいリビングスペースで、Tさんご夫妻はそう語ります。
大阪府豊中市にある団地「東豊中第2団地」の一角にあるご夫妻の住まいは「MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクト」によって手掛けられた住戸。間口の広い空間（リビングダイニングキッチン）の中心に対面キッチンを設けた間取りが特徴のプランです。

※壁面へのビス打ち等は、原状回復が必要になる場合がございます。また、壁面等によっては、ビス打ち等はできません。

元々、集合住宅にお住まいだったおふたりは、引っ越しを考え始めたところで「MUJI×UR」のプロジェクトのことを知り、興味を持つようになりました。

「その時は空き物件が見つからず、一度諦めました。でも、こういったシンプルなデザインの住まいで暮らしたい、という思いは強くなったので、その後もホームページなどで空き室が出ないかチェックしていました」と振り返るご夫妻は、今の住まいの募集がちょうど出たタイミングで見つけました。

「MUJI×UR」の住まいで暮らすことが最優先事項だったので、間取りなどに関する細かな希望はなかったというご夫妻ですが、今の住まいの「自由度の高い間取り」がとても気に入り、すぐに入居を決めました。

ホームページの「入居者インタビュー」なども参考にしながら家具などのレイアウトを決めていったおふたり。暮らし始めてからもディテールを変更しながら、自分たちのライフスタイルに合わせた住まいをつくっていきました。
　
「最初は自由度の高い間取りを使いこなせるかという不安もあったんです。でも『MUJI×UR』プロジェクトの住まいだったら、きっと住み心地もよくできる、という『安心感』の方が強かったです」（奥さま）

「ふたりの仕事スペースの収納の位置などを中心に、何度かレイアウトの変更もしましたが、自分たちの『こう暮らしたい』という思いを受け入れる『余白』の多い間取りなので、楽しみながら住まいをつくっていけました」（ご主人）

フリーカメラマンのご主人は、仕事で使う道具も多いそうですが、リノベーション前は押入れだったスペースや天袋を活用したり、キッチンに無印良品の収納家具を設置したりすることで、収納スペースを確保していきました。

他にも、主寝室にはベッドを置かず、以前からお使いになっていた布団を使うなどして、住まい全体の開放感を活かす工夫をしています。

暮らしはじめてから約3年が経って、間取りのアレンジもひと段落した今、改めて住まいについてご夫妻に伺ってみました。

「建物のつくりがしっかりしているのと、陽光もたっぷり入ってくるのでとても快適に暮らせています。住まい全体に敷かれている『麻畳』も、感触が柔らかい上にさらっとしているので、歩いていても直接座っても気持ちいい。『MUJI×UR』のオリジナルパーツとしてラインナップされているそうですが、これを導入するだけで住み心地はとても良くなると思います」（ご主人）

「家事動線がよく考えられているので、日常生活でストレスを感じません。キッチンもコンパクトですが、慣れたら使いやすいです。あと、間仕切りが少ないので、気候の良い時期はそれぞれの部屋にある窓を開けると、部屋全体に風が通って気持ちいいんですよ。窓から緑が見える景色も気に入っています。入居したときに、ちょうど満開の桜が窓から見えた時は感動しました」（奥さま）

団地で暮らすのは初めてというおふたりですが、自然が多いところや日当たりのよさ、そして「ご近所の方々とも挨拶し合うような、穏やかな雰囲気」（奥さま）に特に魅力を感じているそうです。

※壁面へのビス打ち等は、原状回復が必要になる場合がございます。また、壁面等によっては、ビス打ち等はできません。

そんなご夫妻が、住まいの中で特に気に入っているリビングスペースには、ご主人がセレクトしたアートや、長く愛用してきたインテリア類が、バランスよく配置されていて、カフェのような雰囲気を醸し出しています。

「自宅に人をお招きした際も、皆が心地よく過ごせるような空間になったらいいなと考えながら、一つずつ選んできました」とご主人は話しますが、実際に来訪したおふたりのご友人たちからの評判は上々とのことです。

ハンドメイド作家としてイベントなどにも参加している奥さまは、そんなリビングスペースを使って、少人数の教室を開いたりもしています。

最後に、今の住まいでの暮らしを楽しんでいるご夫妻に、「MUJI×UR」が手がける住まいへの入居を考えている方々へのメッセージをいただきました。

「間取りの自由度が高い分、工夫できることが多いので、時間をかけて自分たちのライフスタイルにより合わせた住まいにしていくことを楽しめると思います。URの団地は周辺の環境も素晴らしいので、穏やかな場所で丁寧な暮らしをしたい、と考えている方々には、心からおすすめします。私たちもライフスタイルに合わせたアレンジを楽しみながら、これからも暮らし続けていきたいと思っています」

＜基本データ＞