千代が丘団地 Nさんの家
MUJI×UR団地リノベーション | 2017.12.12
MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトならではの、新しくもあたたかみある雰囲気を気に入りご入居されたNさんとKさん。北欧と和のテイストが、見事に調和したお部屋で生活されています。学生時代からインテリアに関する洋書を眺めていたことで培われたというセンスが、ふんだんに盛り込まれていました。
リビングの家具は、北欧の製品を取り扱う家具屋さんや、オークションで好みのものをセレクト。お部屋に合わせてペイントするなどDIYを楽しまれています。お二人の共通の趣味は、絵画の制作。作品は棚の上に飾られ、こなれた雰囲気を醸しています。お休みの日には、絵を描いたり、ギターを弾いたりと、ゆったりとしたお家での時間を楽しんでいるそうです。
備え付けの収納で有効活用されているというのが、天袋の扉を取ったスペース。これまで大きくて邪魔になりがちなキャンバスの収納場所に困っていたそうですが、ここなら全部入ります。
窓からの風景は抜けがよく、名古屋市民に愛されている「東山公園」まで望めます。「小さい頃から行ってた思い出の場所である『えんぴつタワー』(正式名称:東山スカイタワー)が見渡せる、この景色もお気に入りです」。
千代が丘団地のMUJI×UR Plan19の部屋の特徴といえば、玄関に入ってすぐ横にあるワークスペース。入居前より、制作のためのスペースが欲しいと考えていたNさんにはピッタリでした。壁一面の大きな収納には、仕事関連の資料や書類、制作で使う画材、昔からコレクションされているCDが入っています。
使い勝手の良さそうなキッチンは、無印良品のステンレスユニットシェルフワゴンや棚を活用して整理。休みの日には、一緒にお料理をされることもあるそうです。ナッツや調味料をまとめている棚は、小学生のころに使っていたものを水色に塗って再利用。また、キッチンにも、お二人が描かれた絵画が仲良く飾られています。ガラスの食器棚には、海外旅行の際などに購入し増えていったというお気に入りの食器がお行儀よく収納されていました。
ベッドの両側には、家具屋さんで購入された2つの和箪笥が配置されています。向かいには星の形をしたケーブルライトも飾られロマンチックな雰囲気。クリスマスの時期だけつけているそうで、「このベッドルームだと、こういった遊びもしたくなります」と話してくださいました。
日当たりがいい部屋のため、ここに住むようになってから植物に興味がでてきたそうで、ベランダでは、レモンやローズマリー、バラなどの植物が栽培されていました。反対側に置かれたテーブルでは、お茶をのんでリラックスすることも。さりげないランタンも素敵です。
リノベーション前のかたちを残したトイレのドアは、「角や窓が丸くて、潜水艦のよう!」ととくに気に入っていらっしゃるご様子。
MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトならではの味であるドアの取っ手やガラスについても、レトロでかわいい、と感じていらっしゃいました。
とにかく居心地のいいNさんのお部屋。MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトのコンセプトを土台に、お気に入りのものを上手に融合した空間で、日々を気持ちよく過ごされていることが伝わってきました。
<基本データ>
入居のきっかけ
「一目惚れですね。以前から無印良品が物件のリノベーションをしているというのは知っていて、『どんな感じなんだろうな』と思い、ふと検索。現地の案内所に電話をしてみたら、運よくちょうどお部屋が空いていて、内見の際に惹かれて『住みたい!引っ越そう!』と決めました。自分の理想の家になって満足しています」。
実際に暮らしてみた感想はいかがですか?
「この家に住むようになってから、仕事とプライベートのオン・オフがつけやすくなりました。好きな空間なので、リラックスでき、体調的にも精神的にも調子がいいです」。
千代が丘団地の周辺環境は?
「市内でも落ち着いているエリアなので、静かですね。車のうるさい音は聞こえないけど、休日に子どもたちの遊び声や、近くの学校のブラバンの音が聴こえるのはとても良いです。あとは、最上階なので見晴らしも抜群です」。
MUJI×UR Plan 19[Re+019]「千代が丘団地」(愛知県名古屋市)/66.98m²