窓の家 No.36

居心地がいいので、子どもと一緒にリビングでうたた寝してしまいます

窓の家 | 2023.1.24

愛知県豊橋市にある「窓の家」S邸は、白を基調にした外観が、住宅街のなかでひときわ映えるお宅です。Sさんご一家は、ご夫妻と「この家に引っ越してきて、ひと月後に生まれました」(奥さま)というお子さまの3人家族。「窓の家」で暮らしだして約1年半が過ぎました。

■建物概要
ご住所:愛知県豊橋市
竣工年月:2020年7月
延床面積:96.88m²
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま1人

以前は、集合住宅で暮らしていたSさんご夫妻ですが、引っ越しを考える前から「無印良品の家」のことは知っていました。

「もともと、無印良品の商品が好きで、インターネットで商品検索している際に『無印良品の家』の存在を知りました。当時はまだ戸建てに住む予定など、まるでなかったのですが、『住むならここにしよう!』と心に決めていたんです」と話す奥さまに、ご主人も言葉を継ぎます。

「僕は、通りがかりにモデルハウスを見かけたことで知りました。妻と同じく、僕も無印良品好きだったこともあり、デザインの良さが印象に残っていました」。

お2人の間で「無印良品の家」の話が出たのは、お付き合いをはじめたころのことだったそうです。
「私が『いつかは無印良品の家に住みたいと思っているんです』と、何の気なく話したら、夫も『自分も好印象を持っているんですよ』という話になって」。そう振り返る奥さまの言葉に、うなずくご主人。

良縁を育んで結婚したお2人は、住宅関係の知人にすすめられたことをきっかけに、戸建てに住むことを本気で考えるようになります。

「一生ものの買い物ですから、資金面などの準備を十分にしてから、戸建てをつくろうと考えていました。当時住んでいた集合住宅の住み心地にも、不満は感じていませんでしたしね。でも、検討を重ねていくなかで『このタイミングで、家族で長く暮らしていける家に引っ越してもいいんじゃないか』と考えるようになったんです」と語るご主人と奥さまは「住むのは『無印良品の家』がいい」という当初からの希望を叶えようと、モデルハウスを訪問しました。さらに、モデルハウスを2時間貸し切って過ごす「体験@無印良品の家」などにも参加した上で「窓の家」を選びます。

「私は最初から『窓の家』のシンプルで他にはないデザインが気に入っていたのですが、夫は『木の家』の方により惹かれていたそうです。でも、一緒に見学しているうちに『窓の家』でいいと言ってくれました」(奥さま)。
「もちろん、僕も納得して『窓の家』を選んでいます(笑)。ただ『無印良品の家』を最終的に選んだ決め手は、デザインだけでなく、中身もしっかりしているところ。講座などに参加して担当の方から説明を受けたり、自分で調べていく中で、断熱性能耐震性能といった部分で信頼がおけると感じたことで、ここにしようと気持ちが固まりました」(ご主人)。

性能面でも納得したご夫妻は、土地探しと並行して、間取りを本格的に考えだします。

「ホームページで施工例などを数多く見ました。とても参考になったのは『入居者宅見学会』でした。実際に暮らしている方に、インテリアの選び方から洗濯物の干し方までお伺いすることで、具体的なイメージをつくっていくことができました」。そう語るお2人が考えた住まいは、それぞれの希望を十分に詰め込んだものになりました。

「見学会などで見て気に入って、2階にバスルームなどの水まわりを設けました。外干しができるようにベランダを設置したことや、安全性を優先して箱型階段にしたことは、子育てをしていく上で、大切にしたいと考えて決めたポイントでした。キッチンまわりの収納を『見せる収納』にするなど、担当の方のアドバイスを反映したところもあります」。

検討を重ねながら完成させた「窓の家」。実際の住み心地は上々です

「キッチンが特にお気に入りの空間です。以前からそろえていた『黒い家電』をすっきりと配置できているので、見た目もいいなと感じています。1階、2階ともに家事動線も考えてレイアウトしたので、家事全般がしやすいところもいいですね」(奥さま)。

「四季をひと通り過ごして、住まいとしての性能の高さを実感し ています。なかでも断熱性能は想像以上の高さで、驚かされています。寝室は2階にあるのですが、居心地がいいこともあって、子どもをあやしているうちに、1階のリビングでうたた寝してしまうこともあります(笑)。広く取ったウッドデッキで、子どもを遊ばせたりするのも楽しいです」(ご主人)。

新しい住まいでの暮らしを、満喫しているSさんご家族ですが、これから計画していることもあるそうです。
「子どもが生まれる時期と重なったこともあって、引っ越しもばたばたしてしまって、やりたいと思っていたことが、まだ全部はできていないんですよ。時間を見つけて、家具の配置などを考えていきながら、より心地よい住まいにしていこうと話し合っています」。

ご夫妻は笑顔でそう語ってくれました。