窓の家 No.34
自分たちが「いい」と感じた「窓の家」の特長が詰まった住まいにしました
窓の家 | 2022.8.16
愛知県尾張旭市にある「窓の家」K邸は、白を基調にした外観が、閑静な住宅街の中でひときわ映えるお宅です。白い壁とナラの無垢材のフローリングで統一された、清潔感のある室内では、愛猫がくつろいでいます。
Kさんご夫妻が「窓の家」で暮らしはじめて1年が経ちました。住み心地は「全部いいです」と口を揃えるおふたり。「無印良品の家」の存在を明確に知ったのは、ご主人が先でした。
「いまから7、8年前のことだったと思います。仕事で外出中に、たまたま建築中の『窓の家』を見かけました。無印良品の商品に通じるシンプルなデザインがいいな、と印象に残っていました」。
その後「永く暮らせる住まいを」とご夫妻で考え、戸建てに絞って家探しをはじめた際に、当時の記憶を思い起こしたご主人は、奥さまに「無印良品の家」のことを伝えたそうです。
「無印良品が家を建てていることが、まず驚きでした。でも記憶をたどったら、私も何年か前に『無印良品の家』のモデルハウスを見かけて、素敵だな、と感じていたことを思い出したんです」そう振り返る奥さま。
興味を持ったおふたりは、連れ立って「無印良品の家」のモデルハウスを見学に行きました。家探しをはじめてまもない時期でしたが、実際に見た感想は上々でした。
「お互いにひと目で気に入りました。訪れたのは、夏の暑い日だったのですが、室内が適度に涼しく保たれているところに感動しました。デザインや広々とした間取りも思っていた以上に好感が持てるものでした」。そう口を揃えるご夫妻は、他のメーカーとの比較もしつつ、性能面などについての理解も深めていき、納得して「無印良品の家」に住むことを決めました。
当初は「木の家」の開放感に魅力を感じたそうですが、土地探しを進めていく中で考えを変えました。
「いくつかの候補を検討して、ようやく自分たちの希望に合致した土地が見つかりました。もともとは『木の家』を建てたいな、と考えていたのですが、その土地のかたちなどを考えると、持ち味がより発揮されるのは『窓の家』だな、と感じたのです」と語るご主人に奥さまも言葉を継ぎます。「そう考えて、あらためて『窓の家』を調べ直したら、『とてもいいな』と思いました。開放感に加えて、適度にプライバシーを確保できるバランスのよさ。そして効果的に配置された窓から見える景色が素敵だったんです。一気に気持ちが傾きました」。
担当者とも相談を重ねた上で、「窓の家」を建てることに決めたご夫妻。実際の家づくりでひときわ気を配ったことは、『無印良品の家』の世界観を出来るだけ生かすことでした。
「住まいの実例を読むと、自分たちの好みを取り入れたオリジナリティの高い住まいにするのも楽しそうだな、とは感じました。でも、私たちは、見学したモデルハウスがとても気に入っていたので、間取りやインテリアを出来るだけ踏襲することにしました。
自分たちが見て『いい』と感じた『無印良品の家』の特長がたっぷり詰め込まれた住まいにしたかったんです。だから、階段の形状やトイレの数、収納スペースの取り方など、優先順位の高い希望を伝えた上で、あとは家づくりのプロに基本的にお任せする、というスタンスを取りました。実際、いただいた提案にほとんど変更は加えてないんじゃないかな。そういった意味では『こだわらないのがこだわり』だったのかもしれませんね」そう話すおふたりに、実際に暮らしてみての感想をお伺いしました。
「夏は涼しく冬は暖かいことに、驚いています。エアコンを1台稼働させるだけで、快適に過ごせています。適度に開放感のある間取りや、インテリアが合わせやすいシンプルなデザインの内装も気に入っていますね。床材や猫のためのスペース確保など、いくつか悩んだところもあったのですが、担当の方の意見を聞きながら選んだ結果、どれも『これにしてよかった』と感じています」(ご主人)。
「収納の配置などもあって、家全体がすっきりしていて『生活感』が出すぎていないところが気に入っています。とくにキッチンは清潔感が維持されていて、まわりの人たちからもすごくいいと言ってもらえています。
晴れた夜には、窓から月が見えたりするのも気分いいですね。そういえば、2階の窓からは、夏には花火大会が見えもするんですよ」(奥さま)。
転勤などで、いくつかの土地で暮らしてきたご夫妻にとって、この「窓の家」は、家族の「拠点」にしたい、という思いで建てた住まい。将来を見据えて、2階のフリースペースに仕切り設けられるようするなどの工夫もしてあります。
「これから子どもを授かるなどといったライフスタイルの変化が、私たちに訪れると思いますが、それらに柔軟に対応していける家だと感じています。そんな可変性の高さに加えて、家の中にいる猫も含めた家族の気配を、常に感じながら過ごせる『窓の家』は、私たちにとってはとても暮らしやすい住まいです」。
ご夫妻は、笑顔でそう語ってくれました。