窓の家 No.25

家族が一緒の空間にいることが心地いいですね

窓の家 | 2019.3.19

愛知県岡崎市の住宅街にあるH邸は、白い外壁が印象的な「窓の家」です。
Hさんご一家はご夫妻と、生まれて間もない長女の3人家族。住みはじめて約2年が経ちましたが「建てて良かった」とご夫妻は声をそろえます。
無印良品の家」のことは、戸建ての購入を検討する前から知っていたというおふたりですが、「一緒に見学に行こう」と誘ったのは奥さまでした。

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■建物概要
ご住所:愛知県岡崎市
竣工年月:2016年12月
延床面積:91.91m²(27.80坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま

「結婚したら、はやく戸建ての家に住みたいと思っていました。賃貸の家賃を払うのがもったいないという考えもありましたが、やっぱり自分たちのお気に入りの家で暮らしたい、という思いが強かったんです」と振り返る奥さまにとって「理想の家」のイメージは明確にありました。

「三角屋根で壁に出っ張りがない白い家。絵本に出てきそうな家に住みたかったんです。『無印良品の家』は、そのイメージにとても近いと感じていたので主人を誘いました」。そんな奥さまの熱い気持ちとは対照的な思いをそのころのご主人は抱いていたそうです。
「当時住んでいた集合住宅も住み心地が良くて気に入っていたこともあって、『戸建てに住むんだ』という感覚がまだちゃんと持てていませんでした」。奥さまに引っ張られるように「無印良品の家」に向かったご主人でしたが、見学すると消極的だった思いに大きな変化が生まれました。

「最初に『木の家』を見学しました。吹き抜けがある空間が開放感あってすごくいいな、と思ったんです。リビングに階段があるのもお洒落だなと感じました。そのあと『窓の家』を見たのですが、白を基調にしながら、あたたかな雰囲気の空間になっていて『こんな家に住んでみたいな』という気持ちになりました。妻はぼくの考えの先を行っていて、自分の理想をそのままかたちにしたような『窓の家』を一目見て『ここにしよう』と心に決めたみたいです(笑)」。

そう笑うご主人に奥さまも続けます。「もともと無印良品が好きだったので、それまで使っていた家具も無印良品のものが多かったんです。どれもお気に入りだったので買い替えたりしなくても、調和の取れたすっきりした空間になるかなと思えたのも大きかったですね」。

ご夫妻は、無印良品の家を見学する前に他の会社のモデルハウスも見学していたそうです。
「家づくりについて何もわからなかったので、『まずは雰囲気だけでも』という気持ちで見学に出かけました。そしたら、そのあと営業の電話がひっきりなしに来るようになり、夫婦でじっくり考える余裕がなくなってしまいました。『無印良品の家』の担当の方は、無理にすすめることはなく、こちらが相談した内容にきちんとこたえてくれるところに好感を持ちました。実際、家を建てることを決めてからもお金のことや土地探しまで相談に乗ってもらいながら、自分たちのペースで家づくりを進めることができました」。

奥さまの「直感」と、ご主人の「理性」。それぞれの得意分野を生かしながら家探しをしたご夫妻。見学から帰ってきてからも話し合いを重ね、納得して「窓の家」に住むことを決めました。気に入った土地も見つかり、いよいよ「家づくり」が本格的にはじまりました。

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「対面式のキッチン、土間を広く取った玄関、吹き抜けのあるリビングなどの希望をあらかじめ出して、間取りを決めていきました。開放的な雰囲気と収納がきちんとできて、室内はもとより外観もスマートに見えるように心がけました」(奥さま)。
「間取りは、普段料理をはじめとする家事を気持ちよくやってくれている妻の希望を優先しました。ぼくが希望したのは、モデルハウスを見て気に入った『リビング階段』だけでしょうか(笑)」(ご主人)。

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おふたりの希望や思いを込めて完成した「窓の家」。その住み心地は「良くないところが見つからないですね」と、ご夫妻は笑顔で語ります。
「リビングから庭をぼんやり見たり、夜に部屋の明かりを暗くして月を見上げているひとときが好きです」(奥さま)。
高断熱と高気密によって夏や冬も家の中が適温に保たれているのも過ごしやすい大きな理由だと感じます」(ご主人)。
おふたりのご両親や、遊びに来るお友達からも「居心地がいい」と好評です。ご主人のお知り合いの中には、すっかり気に入って自分たちも「無印良品の家」を購入しようと検討している人たちもいるそうです。

休日の過ごし方にも変化がありました。おふたりとも、もともと家にいるのが好きだったのですが、以前にも増して家で過ごす時間が増えました。
「テレビを見ているそばで子どもが遊んでいて、キッチンでは妻が料理している。家族が一緒の空間にいることが心地いいですね。自分たちの手や目が届く範囲で丁寧な暮らしができている。そんな感覚がぼくたちにとってとても大切なことだと思います」とご主人が話すと、奥さまもうなずきました。
「どこにいても、ほんのりとあたたかで、家族の声が聞こえる。私が本当に暮らしたかったのはこんな『家族の存在を常に感じることができる』家だったんだなと、日々実感しています」。

リビングで遊んでいたお子さまの笑い声が聞こえてきて、おふたりは再び笑顔になりました。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます