木の家 No.208

夏の花火大会をバルコニーから見ることができます

木の家 | 2024.4.16

新潟県燕市に建つ「木の家」H邸は美しい景観を望むお宅。シルバーの洗練された外観ですが、大きな窓が開放的で自然豊かなこの土地に馴染みます。ご家族はこの家に住んで3年が経ちました。

■建物概要
ご住所:新潟県燕市
竣工年月:2020年12月
延床面積:107.23m²
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま

家を建てる前は2LDKのアパートに住んでいたものの、二人でもだいぶ手狭に感じていたというご夫婦。キャンプや車、スノボなど多趣味なご主人は趣味道具を家に自由に置けないストレスも抱えていました。そこで結婚も決まり、将来的な家族計画も見据えて家を建てることを決めたと振り返ります。

「実は10年ほど前、都内に住んでいるときに立川にあるモデルハウスを見に行ったことがあります。まだまだ家を建てるなんて考えていない時期でしたが、当時からすごく好印象でした。そして戸建てを建てることを検討し始めた頃に新潟市にある『窓の家』のモデルハウスへ。また高崎市に行って『木の家』も見ました。やはり『木の家』は外からの見た目と吹き抜けのある広さ、木の温かい雰囲気がすごく気に入りましたね」(ご主人)

奥さまも「木の家」を見学した際に家に入ったときの温かさから断熱性の高さを感じたそうです。その後は地元の住宅メーカーや工務店も検討したそうですが、「最初から『木の家』に心を決めた上で確認のために見ていたので心が動くことはありませんでした」とご主人。

「デザインや機能性、『家が楽しそう』という『木の家』の印象を超えることはありませんでした。無印良品に頼めばどうやってもおしゃれになるだろうという絶対的な信頼感もありましたね」(奥さま)

こうして最初から「木の家」に惚れ込んでいたご夫婦。お子さまの誕生も見据えた理想の住まいづくりが始まりました。

ご夫婦がまずこだわったのは水回りです。

「部屋干し派なので洗濯導線を楽にすることを希望していました。洗濯機で洗濯するところから干して片付けるまで一部屋でできるようになったので洗濯が本当に楽になりました」(奥さま)

またご夫婦ともに身長が高いので、シンクの高さは調整して高めに設定。「実家のシンクは低いので、皿を洗っていると腰が痛くなりました。ここなら体を曲げずに洗い物ができるので夫婦で家事が分担しやすいです」とご主人は笑顔で語ります。

「最初は仕切りを作らずに一室空間にしたかったのですが、将来的に子ども部屋を作ることも考えました。そこで2階はあとからでも子ども部屋を作れるような間取りに。家族団らんを楽しめるリビングには大きなテレビを設置したかったために、テレビを置く側の壁を広げるなど細部にまでこだわらせてもらいました」(ご主人)

ご主人が車好きということもあり、駐車場を大きく取ったのもこわだりです。また以前住んでいたアパートでは実現できなかったご主人の趣味道具の収納。家の中をスッキリさせるために外に物置を設置しました。

ご夫婦共働きで、夕ご飯を食べたりゆっくり眠ったりと心身ともにリラックスできる空間としてこの家の過ごしやすさをとても気に入っています。

「エアコンはリビングと寝室に1台ずつですが、夏の夜以外はリビング1台だけで家の中まるごと温かさも涼しさもまかなえています。オール電化でもアパートに住んでいた頃よりも電気代が安く済んでいるのは驚きました。夏場は電気代が月に1万円を切ることもあるのでとても安いですね」(奥さま)

この家に住み始めて3度の冬を経験したご夫婦ですが、雪国の燕市でも屋根に雪が積もって雪下ろしが必要なこともなく快適に。ご実家に帰るとこの家の夏の涼しさ、冬の暖かさをさらに実感するそうです。

2階のバルコニーは洗濯物を干さない代わりに家族だけの特別な空間となりました。夏の花火大会のときにはここで家族3人揃って花火を鑑賞しています。

「遊びに来たお友達からは『家がとても開けて気持ちがよく、温かいね』と言われます。何も不満がない最高の家ですね」とご夫婦は満面の笑みで話してくれました。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます