木の家 No.61
スケルトン階段とウッドデッキには特にこだわりました
木の家 | 2013.3.26
長野県塩尻市、Nさんご夫妻と2人のお子さんが暮らす木の家。周囲にはぶどうやりんごの畑が広がり、遠くには高い山々を望みます。
「天気の良い日は、2階のバルコニーからの眺めが最高です」というご夫妻。
「リビングからは遠くに走る電車が見えて、息子たちも大喜びです」(奥様)。
「降り注ぐ光や、吹き抜ける風が本当に気持ちよい家です」(ご夫妻)。
Nさんが「無印良品の家」を知ったのは4年程前のこと。
「買い物に出かけた無印良品の店舗で、たまたまポスターを目にしました。無印良品が家までつくっているの?と驚いたのを覚えています」(ご主人)。
でも、その頃はまだ家の購入を具体的に考えていたわけではなかったとのこと。
「会社の先輩などから家づくりの話を聞くこともあり、いつかは自分も建てるのかなあと漠然と考えていました」(ご主人)。
「長男の誕生がきっかけで具体的に家づくりを検討しはじめました」(ご夫妻)。
「いろいろな会社のモデルハウスを見学に行き、それぞれに特長があることを知りました。当初から気になっていた無印良品の家も見てみようということになり、松本店(窓の家)へ行きました」(ご夫妻)。
はじめてモデルハウスを見た印象は「奇麗すぎて自分たちの暮らしが想像できなかった(笑)」というご主人。奥様は「それまでに見たものとは違う雰囲気。シンプルでとても好感がもてました」といいます。
モデルハウスで好感触を得たNさんご夫妻。次は木の家を見るために入居者宅見学会へ参加。
「そこで受けた衝撃が原動力となり、本気で家づくりを考えはじめました」というご主人。
「初めて見た木の家の印象は、広い開口部から光が差し込み、明るく暖かく、吹き抜けが開放的でした」(ご夫妻)。
「その後『初めての家づくり講座』にも参加し、これから自分たちがやるべきことを明確にできた」というご夫妻。
「まずは資金計画が大事だと感じ、金融機関に借入れの額と返済計画の相談に行きました」(ご主人)。
資金計画ができると、次は土地探し。「いくつかの候補地の中から現在の場所を選んだのは広々と開放的で景色が良かったから。当初は予算オーバーだったものの、なんとか予算内におさめることができました」(ご主人)。
土地が決まればいよいよ家のプランニングです。
N邸のプランは1階にリビング、ダイニング、キッチン、水回り。2階には主寝室、クローゼット、フリースペースがあります。
「今はフリースペースに布団を敷いて、家族全員で寝ています」と奥様。
広々としたフリースペースを生かした使い方をされているようですが、将来的にはお子さまたちの子供部屋をつくるのために、間仕切りができるようにもなっています。
「スケルトン階段やウッドデッキ、洗面室のタイル壁にはとくにこだわりました。大きな吹き抜けも気持ち良いですね」というご主人。
「リビングとウッドデッキがつながっているので、夏は開けっ放しにして子供たちが家の外と中を自由に走り回っています」(奥様)。
「冬場は寒い地域ですが、日当りが良いので電気代は2万円程度ですんでいます。夏場はだいたい5千円くらいです」。「遊びに来る友人たちはみんな居心地が良いと言ってくれます」(奥様)。
「私の父はちょっと居心地悪そうですけど(笑)」(ご主人)。
お庭づくりはご夫婦で。
「レンガ積みは主人が、ハーブの栽培は私がやっています」(奥様)。芝生の中をカーブしながら玄関へと続く石畳が印象的です。
インテリアは奥様のご趣味なのだとか。
「この家は私が好きな雑貨ともすごく相性が良いんです」という奥様。無印良品のものとオシャレな雑貨がバランスよく組み合わされて、Nさんならではの雰囲気をつくり出していました。
「家を建ててから無印良品のお店に買い物に行く機会も増えました」というNさん。ご主人は取材当日も無印良品の洋服で出迎えてくれました。
最近あこがれの車も手に入れたというご主人、暮らしの基盤が整い、これからますます楽しくなりそうなNさんご一家でした。