#02 循環をつくる家|パーマカルチャーデザイナー 四井真治さんのお宅を訪問
HOUSE AS LIFE | 2025.10.10
私たちは普段、「住まいの実例」や「YouTubeルームツアー」で、多くの「無印良品の家」オーナーさまのお宅にお邪魔しています。
簡素簡潔であることを美とする無印良品は、家の設えや間取りの考え方も、他社の住宅と比較すると圧倒的にシンプルです。そんな家を選んでくださったお客さまは、本当に創造性の高い方が多いなと感じます。
これは決して「制作活動を生業にしている方が多い」という意味ではなく、毎日をもっと良く、楽しく、美しくしようという、暮らしへの向上心が高い方が多いように感じるのです。
そこで、無印良品の家に限らず、自分なりの暮らしを創造し楽しんでいる方のお宅へ伺って、その多様な暮らしを通してこれからの家の在り方について勉強させてもらおう、という企画を始めました。
題して「HOUSE AS LIFE」。
YouTubeにて公開中です。
第2回に訪れたのは、山梨県北杜市に暮らすパーマカルチャーデザイナー・四井真治さんのご自宅。
約1500坪の広大な敷地には、母屋のほかに農園、竹林、ソーラーパネルなどが設けられ、暮らしと自然を循環させる工夫がたくさん詰まっています。
暮らすこと自体が土を作り、周りの生き物を豊かにする。まさにパーマカルチャーを体現する暮らしがそこには広がっていました。

広大な敷地に、雑木林や農園が広がっています
「持続可能」や「環境配慮」という言葉を聞く機会も増えましたが、四井さんの実践する「パーマカルチャー」はより積極的な考え方です。
この広大な敷地の中で、人間に限らずすべての生き物のエネルギーが循環し、ともに暮らしています。

動画内ではほとんど触れられていませんが、お宅の中にもお邪魔させていただきました。
インテリアや雑貨のひとつひとつが洗練されており、美しく手入れされていて、まるで博物館のようでした。

約1日生活を追わせていただいたのですが、畑仕事や道具の手入れ、家のメンテナンスまで自分たちで行う四井さんの一日は、とても忙しそうでした。
日頃、私たちの暮らしは本当に便利で、大抵の家事は家電がやってくれますし、足りないものがあれば徒歩5分のコンビニで大体揃います。
時間も体も、もちろん頭も使わずに日々を送れてしまいます。
便利でありがたい反面、「生活についての実感が薄れていたかもしれない」と、四井さんのお宅にお伺いして強く感じました。
この動画をご覧いただいたみなさんにとっても、「豊かな暮らし」について改めて考えるきっかけになれば嬉しいです。
今後も生活の創造を楽しんでいる、さまざまなお宅にお邪魔する予定です。
ぜひご期待ください。
