恒例行事のお餅つきと防災訓練も、新しい試みがはじまりました

コラム | 2014.12.25

翌週には新年というこの時期。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
千里青山台団地では、毎年恒例の餅つき大会が開かれました。

餅つき大会というと新年のイメージですが、この地域のお爺ちゃん、お婆ちゃん世代ではこの時期(12月中旬)が当たり前。

・子供たちが冬休みにはいって、家事が忙しくなる前に。
・大掃除のとき、お昼に出して食べられるように。

そしてなにより「だって年明けはゆっくりしていたいじゃない?」と、皆さん声をそろえて笑います。

インスタントでおいしい切り餅が発売されるいま、身近になりつつも年末にしか口にしない方が多いお餅。どうせ年末限定なら、楽しくついて出来たてを味わい、みんなの笑顔を見てから新年を迎えたいもの。

人が近い、という団地の暮らしですが、生活サイクルが違えば滅多にお会いしない方もいます。12月中旬の開催だったけれど、「それじゃあ よいお年を」なんて帰って行くご家族もありました。

全盛期には千里青山台団地 全体で行われていた餅つき大会ですが、入居者の高齢化などでつき手が足りず、現在は、今回参加したこの1箇所だけの開催となりました。

これまでは日常の1コマとして当然のように開催されていた自治会のイベントですが、”ちょっと特別な日”にしていく必要がありそうです。

そして、餅つき大会に先駆けて”ちょっと特別”を取り入れ始めたのが、防災訓練です。
これまでは「防災訓練に参加すれば景品がもらえる」という方式で、参加率も上々でした。しかし近年では、仕事や体調不良で参加できない方が増えてきました。
訓練がただの行事として消化されている現状に、千里青山台団地の自治会が「待った」をかけたのです。

「防災意識を高めるために、青山台独自の防災マップをつくろう!」

これまで市全体のものはあっても、地域に特化した冊子というものはつくられていませんでした。これは、地域の防災訓練がしっかり機能していた結果です。
これからは、訓練に参加できない方でも確実に避難ができるよう、避難場所への経路図やこの地域でのおすすめ防災グッズまとめなど、自治会長の柳田さんは「細かで背中に手が届く情報を掲載したい」と意気込んでいます。

地域にいる防災担当者さんを集めた会議では、一新された訓練の提案に明るい意見が飛び交います。吹田市の危機管理室や消防署などの協力も仰ぎ、あらたにAEDや心肺蘇生の講習をしようとの案も出ました。
いまつくろうとしている地域の防災冊子は、市内初だそうで俄然やる気も上がります。

訓練の本番は来年、1月中旬を予定しています。
地域をつなぐ餅つき大会と防災訓練。変わり始めた小さな、だけど大切なイベントに、年の瀬も年明けも楽しみは尽きません。皆さんの地元で行われる催し、それにまつわるアドバイスやご感想もお待ちしています。千里青山台団地がもっと楽しい場所になるように、皆さんのご意見をお聞かせください。