人と人の繋がりをつくることで、魅力的な暮らしがうまれます
千里青山台団地物語 | 2014.2.21
団地には、僕らが考える以上に多様な人が暮らしているのかもしれません。考えてみれば千里青山台団地は、1,500戸を有するとても大きなコミュニティですから、あたりまえのことかもしれません。
若い人から、長年暮らしているお年寄り。子育て世代から、留学生まで。うまく人と人との繋がりをつくることができれば、団地の暮らしはずっと魅力的になるのかもしれません。
2月10日(月):「みんなのカフェ」活動レポート
今朝は、昨晩の鍋パーティーに参加してくれた韓国人留学生のうりちゃんがむかし勤めていた千里青山台団地近くの喫茶店で、中野さん、うりちゃん、無印良品の土谷さんと朝食をとることになりました。
途中、千里青山台団地在住の田中さんも参加し、千里青山台団地の話しで盛り上がります。
会話の中で1つ気になった話題がありました。団地内の4・5・6ブロックの子ども会が子供も少なくなり解散が決定するかもしれない。もっと手伝ってあげてほしい。という話しです。
僕が毎月廃品回収などのお手伝いをしたり、クリスマス会を一緒におこなった、とても身近な子ども会です。子供が少なくなって解散するかも。というのは前々から聞いていましたが、とても残念な話しでした。
朝食をすませたあと、僕は自分の部屋に戻り事務作業です。毎日細かいことですが、パソコンに向かう時間も結構長く、1人でいろいろな作業をこなすことは思った以上に大変です。
お昼からは、2月23日(日)の住人祭で朝取れの無農薬野菜を販売してくださることになっている、富田彩園の富田さんと団地で打ち合わせです。
富田さんは4年前から無農薬で野菜づくりをはじめられ、今では3反の畑で無農薬野菜をつくり、近隣の方々に宅配で野菜を販売している方です。千里青山台団地から車で15分程の場所で野菜づくりをしています。これからもイベントでちょくちょく出店いただけるようにお願いしました。
今年の冬野菜は、2月23日(日)の住人祭での販売が最後になるそうです。次回の収穫は作付けをして5月からの販売とのこと。住人祭で販売いただける今冬最後の富田さんの美味しいお野菜、とても楽しみです。そうじおばあちゃんが話してくれたように、中々買い物にいけないおじいちゃんやおばあちゃんがふらっと2月23日(日)の住人祭に買い物に来てくれると嬉しいです。
打ち合わせをすませたあとは、また事務作業。チラシの表記に一部間違いがあり、一枚一枚手書きで修正を加えていきます。この作業が思ったより大変で、手と肩がパンパン。修正後、一戸一戸チラシを配布していきました。
夜は、2月15日(土)に行われる家具のリメイクワークショップに参加してくれるゆりえちゃんと、団地について話しました。
団地内の住人間のコミュニケーションについては、いろいろと円滑にいかず困ったこともあるそうです。少しずつ「みんなのカフェ」活動で団地が変わっていくことや、MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトでリノベーションされた部屋など、とてもうれしいそうです。こんな風に団地が変わっていくならずっと住みないなぁ。と話が盛り上がります。
MUJI×URで手がけた、千里青山台団地リノベーションの部屋を今度一緒に見に行く約束をしました。留学生や団地在住の若手ゆりえちゃんなど、まだまだ団地内にはコミュニティに関わっていない多くの人が暮らしているなぁ。と感じるひとときでした。
顔がなかなかみえないだけで、団地は思った以上に多様な人が暮らしていて、うまく人と人との繋がりをつくることができれば、ずっと魅力的な場所になるのかもしれません。
そんな小さなきっかけを「みんなのカフェ」活動ではつくり続けたいと思います。皆さんのご意見やアイデアもお待ちしています。また活動に参加したい方たちもぜひお声掛けください。
みんなのカフェで住人祭をしよう
~ふるまいの食事と音楽を楽しみませんか?~
日時: 2014年2月23日(日) 午前11:00集合~午後14:00
費用: 無料 ※当日料理の材料につかえる、お野菜など持ち寄り・持ち込み大歓迎です
場所: みんなのカフェ(千里青山台団地 住民センター集会所2階)