インフラゼロハウス 「日本財団渚の交番戸田 彩湖BASE」で実用化開始

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インフラゼロハウス 「日本財団渚の交番戸田 彩湖BASE」で実用化開始

2026.04.22

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インフラゼロハウス 「日本財団渚の交番戸田 彩湖BASE」で実用化開始

水や電気を自給しながら、どこでも好きな場所で暮らすことができる「インフラゼロハウス」。このたびMUJI HOUSEがこれまで実証実験として進めてきた「インフラゼロハウス」が、埼玉県戸田市の彩湖・道満グリーンパークに整備された水辺の体験・学び・滞在拠点「日本財団渚の交番戸田 彩湖BASE」に採用、実用化され、2026年4月18日(土)にグランドオープンしました。

水循環システムを備えた「ユーティリティ棟」を含めた実用化は全国では初めてとなります。

彩湖BASEは、日本財団が推進する「渚の交番プロジェクト」の関東エリア初・全国19か所目の拠点となります。河川敷地のオープン化に向けた取組であり、週末や夏休み期間にインフラゼロハウス1棟とテントサイト10区画に宿泊が可能です。埼玉県と東京都の水がめ「彩湖」の役割を知って、インフラが整っている日々の暮らしを見つめなおすことができる施設となっています。

本施設が設置される彩湖・道満グリーンパークは、重要な治水施設「荒川第一調節池」内にあり、大雨の時には洪水を軽減するために水を貯水する役割を担っています。また、水不足の時には水を供給する施設「荒川貯水池(彩湖)」のほとりに位置するため、本施設では、「電気、下水道がない調節池内を汚さない」、「災害時には移動可能」という条件をクリアする「インフラゼロハウス」が採用されました。

インフラゼロハウスについて

インフラゼロハウスは、MUJI HOUSEが「くらし方を、無限大に。」をコンセプトに開発した、電気と水を自給するトレーラーハウスです。太陽光発電・蓄電池によるオフグリッドの電力供給、水循環システム、バイオトイレを装備し、既存のライフラインが整備されていない場所でも暮らすことができることを目的に2023年より実証実験を開始しました。車で牽引して移動できる可搬性も備えており、日常の住まいとしてだけでなく、防災・減災の観点からも注目されています。

「インフラ・ゼロ」「カーボン・ゼロ」「リビングコスト・ゼロ」「災害リスク・ゼロ」という4つのゼロを掲げ、環境に負荷をかけない暮らし方と、どこへでも連れていける自由な住まいのあり方を追求しています。室内は無印良品のインテリアで統一され、エアコン・衛星通信WiFiも完備。非日常の環境でも、日常と変わらない快適さで過ごせることを目指しています。

これまでの実証実験について

インフラゼロハウスは2024年4月にプロトタイプ1号機を発表。千葉県・房総半島の「シラハマ校舎」を舞台に試泊体験を開始し、約40名が実際に宿泊。参加者の声をもとに改良を重ね、2024年11月には2号機(リビング棟)が完成しました。2号機は無印良品津南キャンプ場に設置され、通常の宿泊予約での体験も可能となりました。

2025年8月からは、UR都市機構との共同実証実験が関西エリアでスタート。団地・まちなかという新たな場所での活用可能性を検証するため、大阪府河内長野市の南花台団地(2025年8月〜10月)、和歌山県和歌山市の北ぶらくり丁商店街(2025年10月〜12月)、兵庫県神戸市のHAT神戸・脇の浜(2026年1月〜2月)、京都府八幡市の男山団地(2026年2〜3月)と、関西4か所での実証を経て、防災意識の醸成やコミュニティ形成への手応えを積み重ねてきました。そして今回の彩湖BASEが、水循環システムを搭載した全国初の実用化として採用され、今後拡大を進めてまいります。