前回は、小難しいことを細々と書いてしまい、申し訳ありませんでした。今回も、前回の続きなので引き続き難しいことを書きますが、家を建てることに興味のある方、どうか目をそらさずにご覧いただけると幸いです。
今回は「別途工事費・諸費用」「土地代金」について書きます。
「別途工事費・諸費用」
諸費用! 家を買うにあたって、「諸費用」という響きが一番気になるところだと思いますが、すでにうんざりするほど家以外に、お金がかかることがわかったと思います。
でも、その内容を詳しく把握した上でお見積もりを取るのであれば、お見積書の見方も少しは違ってくるはずです。それではGOGO!
別途工事費
別途工事…すでに水道管やガス、電気などで別途工事したじゃん…とお思いの奥様、わたくしもまったく同感です…! しかし、ここでいう別途工事というのは、生活するためには必要となってくる工事、引越しやインテリア、外構の工事、空調の設備工事、解体費用などのことを指します。
だいぶわかりやすい内容でよかったですね! もちろんグレードや規模によって、ピンキリといったところですので、ご自身で納得のいくものを設置していく姿が理想的だと思います。
諸費用
出たー諸費用! 登記費・住宅ローン手続き費・火災、地震保険費・各種負担金等がこちらです。自分で選択しなければいけない上に手続きも非常にややこしい感じがして、ここらの段階で家を建てるのを挫折してしまいそうですね…。簡単に説明すると、
登記費
ようするに、家の所有権を登録する手続きですね。土地家屋調査士と司法書士の2つの専門家が行うのが一般的です。建物の大きさや構造によって価格は変わりますが、だいたい30万円くらい。
住宅ローン手続き費
家を買う際に、最もオーソドックスな買い方が住宅ローンなのではないかと。主に金融機関が相手です。
金融機関等は、ハウスメーカーなどが紹介してくれる場合が多いです。懇意のところがあればそちらで。高い買い物ですから、当然ローンを組んで住宅ローンを返していく必要があります。頭金をある程度収め、それ以降35年ローンを組んで地道に返済をしていくというかたちが一般的なのかなと思っている私です。一括で買えたら素敵なのですけれども、そうはなかなか行きませんので、利息はかかりますが、ローンを組む方もそれはそれは多いでしょう。
火災、地震保険費
こちらは説明不要のように思いますが、住宅に火災や地震が起きた際に保証してくれる保険ですね。
金額内容保証などそれぞれ違いますので、よくよく見極めて選択するのがよろしいと思います。こちらも大抵ハウスメーカーさんが紹介をしてくれるそうです。
諸費用については、ざっとこのあたりでとどめておきます。最後、土地!
「土地代金」
土地購入費用
当然ですが、面積や場所によって価格が変わります。言わずもがなでしょうか。
ちなみに、土地そのものには税金がかかりません、知らなかった!
土地仲介手数料
土地を紹介してくれた人(不動産屋さん)へ払うお金です。
仲介手数料は、土地の売買価格が400万円を超える場合に、物件価格×3%+6万円✕1.08(消費税)が上限と決められているらしいです。不動産屋さんに払う手数料ということですね。
登記費用など
土地に関しても、登記が必要になってきますね。登記は簡単に言うと、人間でいう戸籍のようなものだそうです。ここにこういう土地がありますよ、っていうのを登録しておく必要があるらしい。家の登記もそうですが、こちらも法律で決まっていることなのだそうです。なぜなら、登記をしないと抵当権の設定ができないんですって。抵当権って何、って感じですよね。
銀行がお金(ローン)を貸したときに、該当の土地や家に銀行側が「抵当権」というのを設定するのだそうです。言ってみれば、借金のカタ…という感じだそうです。ローン払わなかったら家と土地から巻き上げるわよってことです。じゃあ現金一括で払ったら抵当権いらないですね!! そんなの無理だけど! でも登記は必要。これ決まり。
以上、二回に分けてざっと説明いたしましたが、わかりやすく書けておりましたでしょうか?
家づくりへの第一の障壁、お金の問題に関しては、これからも個々にクローズアップしてご紹介できたらと思っております。
ここまでざっとインフィル・コーディネーターさんにお聞きして、もうわけがわからなくなってご飯を食べたい…と呟いてしまった私とむっちゃん。さてさて、こんな感じでどうなる次回!