「縦の家」実況第三回目!階段の向かい側にあるここのボコっとしたとこ、これが空調の秘密を握っているのか!?という煽りで終了したわけですけれども。見てみよう。ここになにがあるかを。
ここのことなんです
そーっと覗いてみると、な、なんとー!空洞になっているじゃないですか。そして都合よく、のっぴと娘が一階のいい位置にいるではないですかー!(一階にいた時点で気づいたろうにこの白々しさはなんなのよ、という気持ちも重々承知ですが、レポートの盛り上がり演出のため、なにとぞご了承ください)
おじさんと赤子が!
要するにこれ、吹き抜けです。「三鷹の家」も全体的に吹き抜けていますが、このおうちも三階建てにして、吹き抜けがございました。もちろん三階までつながっています。というわけで、一階から上を見上げてみました。そうしましたら、ついにエアコンを発見いたしました。この日「縦の家」で稼動していたエアコンは、この一台。玄関にもう一台、全体で二台あります。これは大変なことです、奥様方。前回もお話しいたしましたが、この日は真夏日。現場に着くまでに多少ぐったりとしておりましたが、私たちを一気に快楽の果てへといざなったこのさわやかな涼しさ。それがこの一台で!?え!?うそでしょ!?やだ、早く言ってよ…!やだ、安ーい!という具合に驚きました。
あ、エアコンだ!!!
各部屋にエアコンなんてついてなかったのです。真夏はこの一台を稼働させればいいのです。素晴らしや「縦の家」。これは、さんざん温度についての実験を重ねてきた「三鷹の家」、ひいては「木の家」と全く同じ考え方ですね。部屋ごとに独立しつつも、吹き抜けが家のど真ん中を貫いていることで、室内が同じ温度に保たれています。う~んこれぞ一室空間。
と、ひとしきり感動したところで、三階に行ってみようと思います。階段登って右を見ると主寝室。
ジャビーン
左を向くと子供部屋ですね。
ゆとりのあるキッズルーム
子供部屋のオシャレっぷりを見て頂こうと思います。ちなみにこちらの窓は前回お見せしたリビングの大きな窓と同じ、北側になります。
ここのお子さんは勉強ができると思います
机の横にはソファとして腰かけることもできるベッド。オシャレです…
きっとここの子はまだ親と寝てますね…
おもちゃを入れるための箱もとてもおしゃれにディスプレイしてありました。このへんはインテリアの参考に。
すてきなお子さんですね…
こちらの荒川区のモデルハウスからは、学校の校庭が見えるんですよ。なんなら学校についてる時計も見えるので、時計はなくても暮らしていけそうです。五時になると♪赤とんぼが流れてくるのでしょうね…家を建てるときは回りの環境にも気を使いたいですよね。素敵な場所にあるので、
完成現場見学会にも是非参加してみてください。
支配者の気分
室内には、無印良品のおもちゃが沢山ディスプレイされているんですよ。遊んでみたい、そんな好奇心でもいいと思います。
生活スタイルの参考に
子ども部屋でくつろぐ夫婦の図。ほんと北窓なのに明るい部屋だと思いませんか!?
ビバ
じつはこの最上階、天窓がついてございます。階段登り切ってすぐあたり。ここからも明るい光を取り入れていたんですね。
とっても明るいワイ!
ひ弱、非力、背が小さい、そんな私でも、このマジカルな棒がついてるから簡単に天窓を閉めることが出来ますよ!明るさもこれで調整ができます。
こりゃ簡単
天窓OPEN状態。
青空を思いっきり楽しめますね
天窓CLOSE。
和紙的な優しい素材の蛇腹でしたよ
ちなみに先ほど下から見たエアコン、位置的には三階のこんな場所にあります。すごく良いポジションを陣取ってるのですね。これ一台で空調バッチリとは、家計大助かりの巻です。風向きは真下になってますね。ちなみに冬は1階にあるエアコン1台で空調するそうです。冬は上向きですね。
空調大魔神
さてお次はベッドルーム詳細…と思いきや、あんまりまともな写真が無かった…これは部屋の大きさを強調するために撮った、私が端っこに居る写真です。
端~
あと室内の写真はこれしかなかったという…申し訳がありません。きっと
こちらのページには美しい写真が掲載されていることでしょう。
リアリティ溢れる写真
そして三階から見おろした吹き抜け。イイっ!吹き抜け重要!これによりエアコン一台分の電気代で済むわけですね。電気代電気代ってすごいしつこいですけど、とても重要だと思いませんか。だってエアコンの電気代高いんだもんっ!もんっ!!子供の時とか部屋で勉強とかゲームとかしてたら、家計のこととか考えないでエアコン使うと思う。絶対そうだと思う。私の実家が北海道でエアコンがないので、そんな想像になっちゃってます。すみません。だから重要この吹き抜け!かつ、無印良品の家の断熱性。まるで魔法瓶のように熱を、冷気を、逃がさない仕組みになっているわけです。普通の三階建てで単純に吹き抜け作っても、こううまくはいかないハズ…と素人ながらに思いました。
吹き抜けちゃってる
というわけで、次回は最も苦手な家の作りの詳細的な話が出来ればいいと思ってます。建築条件に合わせてこんな立て方もできるんだよ~という話を、この家を建てるのと同じくらいの日数をかけて作ったという伝説の「縦の家模型」を見ながら書き連ねていきたいと思います。うむ。本日もおつきあいありがとうございました。
妻のあみいちゃんでした