三鷹の家大使の住まいレポート『ぜんぶ、無印良品で暮らしています。』

THE一年点検

2014年3月17日 新しい生活編2014

THE一年点検

三鷹の家に住んで一年が経過しました(正確には一年二カ月)。二人で住んでたこの家に新しい家族が増えたりして、一年っていう月日は内容盛りだくさんなのですね。家の方も年を一年重ねましたよ、ということで一年点検!無印良品の家は、6か月・1年・2年・10年の4回、おうちの点検をおこなってくださいますよ。6か月点検の時の様子はこちら。さてこの度も何かとお世話になってるMUJI HOUSE山本さんに来ていただきました。 140317_02.jpg
一歳を迎えた我が家
月日が経つと色々とほころびがでてくるのです。 じつは、以前記事にした我が家の保健室っぽい仕切りカーテン、壊してしまいましたあーっ! 140317_03.jpg
たらーーん
応急処置的に作りつけたものなので、この展開は予想できてました。一年点検ではこの箇所をしっかりと施工していただきました。 140317_04.jpg
点検の際は職人さんがきてくれます
点検時には事前に不調箇所を連絡する機会がありますので、その際に不調箇所を洗い出しましょう。うちの場合は、 ・保健室カーテンが壊れた ・トイレの水がたまに止まらなくなる ・引き戸が引きずらい箇所がある の三点でした。 こちらを事前に連絡しておいたので、本日は山本さんが工務店の職人さんと、トイレならおまかせっ☆設備機器メーカーさんを引き連れてきてくださってます。 140317_05.jpg
職人の横顔
そしてそして本邦初公開。MUJI HOUSE(ムジ・ネットからMUJI HOUSEっていう会社名に変わったそうです。わかりやすいことになりました!)の点検チェックシートです。 130225_20.jpg
↑クリックしたらおおきくなります↑
右に書いてある数字が点検年数です。今回は「2」って書いてあるところが修理の対象になります。ん~ふとっぱらですよね。ということで、山本さんが個別にチェックをしてくださいました。 140317_06.jpg
引き戸
こちらは二階の収納たっぷり~な箇所の引き戸。以前も一枚だけ動きが悪くなっていてレールを直して頂いたんですが、また一枚だけ少し動きがキツくなってきてたので見てもらいました。山本さん曰く「これは梅雨時になったらたぶん治ります…」とのこと。ええっ!?なにそれ!?って感じですけれども、こちらのフレームは無垢材を使っているので、特に冬場の乾燥時に、収縮して動きが硬くなることがよくあるそうです。今すぐ収縮に合せて調整してしまうと、今度は梅雨時にまた逆の変形でさらに動き難くなったりするので、様子を見た方が良いとの事でした。それどーなの?ってお思いになられるかもしれませんが、家って大体二年くらいで形が落ち着くんですって。 無印良品の家の場合、壁も木の柱や梁を見せるデザインで、壁も塗り壁なので、どうしても収縮による「割れ」が生じるそうです。それらはこのようなデザインにした時点で、折り込み済みの現象で、特に性能に影響が有るわけではないそうです。 最初から打合せをしているお客様には、そのような説明をしてあり、少しずつ様子を見ながら、見た目上どうしてもひどい割れなどは、補修をかけたりしながら、二年目くらいで形が落ち着く。というのが無印良品の家。我が家も今回は完全に動かないとかっていうわけではないので梅雨時まで様子を見ることにしました。 140317_07.jpg
天井
よーく見ると天井を支える梁も、割れてきている! 140317_08.jpg
パキっとヒビが!!
こちらも構造上は問題なしです。なんか割れてくることとかを想定済みで素直に受け入れてるその姿勢。さすがです。 140317_09.jpg
トイレも見てもらいます
トイレの不調箇所。うちのトイレは今はやりの、たちあがったら勝手に流れるトイレなんですけれども、たまにお客さんがノブを回して水を流すと、水が流れっぱなしになるという誤作動がありました。まじで100回に1回くらいですけれど、最初はそれはそれは驚きました。こちらはタンクの中の構成を変える必要があるらしく、後日、設備機器メーカーさんが直してくれるみたいです。 山本さんの点検もなかなかのクライマックスをむかえつつありました。 140317_10.jpg
むろ…っていうか床下
床下は、外気が全く入ってこないような作りになっているで、虫さんとかも沸かない仕組みになっています。ちょっとした物置にも使えます。ここの点検個所は謎の水漏れや、結露がないか、外から水が入ってきてないか、というあたりを点検します。 140317_11.jpg
浴室の天井
浴室の天井もチェックです。ここは初めて目にしました。カメラのフラッシュで見えた我が家の浴室天井は、とても綺麗で清潔な感じでした。 お次は家の外も見てみます。階段のコンクリートが少し割れてきていました。ヘアクラックといって、乾燥収縮・膨張などにより表面に生じた髪の毛ほどの幅の細くて深さのあまりないクラックで、特に構造には影響しないひび割れのことだそうです。これもコンクリートの特性上ある程度さけられないことだそうです。 140317_12.jpg
ぴきぴき
あまり行かない家の裏も。山本さんは我が家の現場監督なので、自分の建てた家の経過を見ている感じですね。どんな気持ちなんだろう。 140317_13.jpg
丁寧に見ておられます
ウッドデッキ下もチェック。最近猫が出入りしてるんですよねー我が家のウッドデッキ。のっぴ(夫)の苔を踏み荒らしてるそうです。うける。 140317_14.jpg
異常なし
うちのウッドデッキの塀も大分いい色になってきました。一年たつと木の色って大分かわりますね。入居当時の塀の色と大分違う気がする。室内の木の色も濃くなってきています。ちゃんと色がわかるような写真撮っておけばよかったな…これもいたるところに木が見えている良さってやつですね。革製品みたいに変化を楽しみたいです。ちなみにこの塀、レポート見てくれた方からの問合せが多いらしく、同じにしたいから図面送ってください!という連絡がたまに来るそうですよ~。魅力が伝わってうれしいです。ぷるるる~ん。 140317_15.jpg
HEY
再び室内に。壁も少しひび割れてきているんですが、普通の家ってこの上にクロスを貼っちゃうからひび割れに気付けないんですけれども、無印良品の家はもーそれはそれはむき出しですからね、割れてきたのも丸見えです。 140317_16.jpg
こういう端の所とかね
こちらもひび割れの大き目なところは職人さんが直してくれます。ボンドコーク(補修材)という多少伸び縮みするもので隙間を埋めていきます。今後は割れてこないであろうとのこと。隙間がまだまだ細かい場所に関しては家が落ち着いた後の今後の点検で治した方がいいから放置です。 140317_17.jpg
ボンドコーク
こんな感じで点検+修理しつつの一年点検となりました~!!!長く使う家なんだから当然メンテナンスも視野に入れているというあたりが無印良品の家っぽいですね。これでまたより一層安心して暮らすことが出来ます~。 140317_18.jpg
監修する山本さん
というわけで、ひさびさにまともに家のことが書けてよかった~…私だって気にしているのですよ。わかりますか!?家のこと書きたいわけですよ!!!という具合に誰からも何も言われてないけどみんなの気持ちに答えました。みなさん気を使ってもらってすみません。最後に職人さんに写真撮ってもらいましたが、職人さんはやっぱあれです…家以外のこたぁ、不器用サンなんだなあ… 140317_19.jpg
三回撮ってもらったけど諦めました
以上終わりっ!
妻のあみいちゃんでした


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著者は、我らがあみいちゃん。タイトルはそのまま『ぜんぶ、無印良品で暮らしています。「無印良品の家」大使の住まいレポート』。2016年5月26日より、全国の書店およびAmazonなどのWEB書店で販売しています。

ぜんぶ、無印良品で暮らしています。

家も、家具も、ぜんぶ無印良品で生活したら、どんな毎日になるんだろう。
無印良品では三鷹に建てた「無印良品の家」に2年無料で住む人を募集。当選した住まいモニターの無印良品に囲まれた暮らしがここに実現しました。
入居までのストーリー
動画(YouTube)

三鷹の家大使プロフィール

住まいレポートをするのは、57,884の住みたい宣言から選ばれた、2012年最も幸運なご夫婦。
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