第６期１回「理想の平屋についてアンケート」結果

第1回目のアンケートでは、「平屋」についてイメージすることや、平屋を建てたらやってみたいことなどを中心に、みなさんのご意見をお聞きしました。

回答総数：3,312名
回答期間：2024年 ７月29日（月）～8月4日（日）

回答者のプロフィール

年代

世帯形態

Q.平屋に住んでみたいですか

「平屋に住んでみたいですか？」という問いでは、「非常に共感できる」「やや共感できる」を合わせるとなんと91％。

Q.もし戸建てを建てるならどちらの考えに近いですか

「もし戸建を建てるなら、あなたはどちらの考え方に近いですか？」では、「断然平屋」「どちらかといえば平屋」を合わせると66％の方が平屋と回答しています。

住めるものなら住んでみたいという方含め、平屋の人気の高さがうかがえる結果となりました。

住む場所や住み始める年齢によっても異なるという方も多いようです。

Q. 平屋のよいところだと感じる部分はどこですか（複数回答可）

「平屋のよいところだと感じる部分はどこですか？」という問いには、「階段がない」が最も多く、回答者のうち69％の方が良いと感じています。「老後にあんしん」が67％、「バリアフリーなところ」が61％。次いで「家事効率がよさそう」が55％、「コンパクトな暮らしがおしゃれで便利そう」が44％でした。

その他、平屋に住んだことがある方や、実際に住んでいる方が、使い勝手が良かったので、というご意見も多くいただきました。

やはり階段のない、安心安全で利便性が良いことが、幅広い年齢層に人気がある理由といえそうです。

Q. 平屋を建てることになったらやってみたいこと、取り入れたいことはありますか（複数回答可）

「平屋を建てることになったらやってみたいこと、取り入れたいことはありますか？」という問いでは、ウッドデッキが45％、リビングと庭をつなげて使いたいが38％など、外とのつながりを重視したい方が多く、次いで、小屋裏収納が25％、ロフトが24％、勾配天井が22％と、平屋ならではの屋根裏を利用した空間づくりをイメージされている方が多いようです。

Q. 平屋の懸念点と感じる部分はどこですか（複数回答可）

一方、平屋の懸念点については、「広い土地が必要」が67％と圧倒的で、「防犯面」と「豪雨や河川の氾濫」の心配が50％と多くなっています。

その他、懸念点でのコメントで多かったのが「2階がないので夏場は部屋が暑くなりそう」でした。

屋根直下の部屋や、アパートの最上階の部屋でのお住まいを経験されている方は経験があるかもしれませんが、屋根や天井の断熱をしっかりしないと、屋根に近い部屋はダイレクトに太陽の熱を受けてしまうので暑くなってしまいますよね。ですが、これは十分な断熱を施している家であれば、クリアできる懸念点でもあります。

ちなみに、無印良品の家は、断熱性能はばっちりですので、安心してお住まいいただけます。

無印良品の家の断熱性能について詳しくはこちら ＞

Q. 今お住まいの家で、生涯暮らせると考えていますか

「今のお住まいの家で、生涯暮らせると考えていますか？」では、31％の方が暮らせると回答し、半数以上の方が「生涯暮らせない」と思っているようです。

その他、暮らせない理由として、子育て世代の方は「狭い」という意見が多く、1人暮らしや夫婦2人でお住まいの方は広すぎる、そのほか、老後を心配して階段のことや健康のことを心配されている方が多くいらっしゃいました。また、自分がどういう暮らしをしたいかの前に、今後の暮らしへの不安、定年後の家賃やローン、住宅購入そのものに関する不安も多いようです。

まとめ

平屋は、階段がなく、ワンフロアで生活できる安心感や、家事動線が良いことが人気の主な理由であることが、今回再確認できました。
また、今回の平屋アンケートで、50代の夫婦2人暮らしの方に、より多く支持を得られているのもわかりました。
平屋の人気の理由の中でも「コンパクトな暮らしがおしゃれで便利そう」も44％と、懸念点の1つである「広い土地が必要」でなくても、昔と違い、夫婦共働きが当たり前の今、自立した大人の暮らしにとって、ちょうどよい暮らしができそうなことも、平屋の人気を底上げしている理由の1つといえそうです。

次回のアンケートは「令和の家族の在り方・住まい方」を予定しています。
現在の家族の在り方や、個々の家での過ごし方についての質問をさせていただき、「今」の時代だから建てたい平屋がいったいどんな暮らしなのかを、具体的にみなさんと考えていければと思っています。
またたくさんのご参加、お待ちしております。