第3期第8回「リノベーション・アイテムについて」

第3期 2011年〜 | 2013.10.4

今回のアンケートでは、家をリフォーム・リノベーションする際のアイテム、設備などについてお聞きしました。
部屋の場所ごとに、こんな機能があったらいいかなど、みなさんのご意見をうかがいました。

●回答総数:1,169名
●実施期間:2013年9月3日(火)~ 9月12日(木)午前10時まで

回答者のプロフィール

年代
リノベーション・リフォームの経験

<キッチンとダイニングテーブルの関係について、それぞれの共感度をお聞きしました>

Aプラン「位置は固定しているオープンキッチン」

キッチンの位置が固定している通常のタイプで、ダイニングテーブルなどの家具は自由に選べるプランです。

Bプラン「ダイニングテーブルとの組み合わせでレイアウトが変えられるオープンキッチン」

キッチンの位置は固定していて、高さを合わせたダイニングテーブルとイスが、自由に移動できるプランです。奥行きの深いキッチンとして使えたり、L字にしたり、一列につなげてパーティーキッチンのようにレイアウトもできます。

Cプラン「シンクやコンロ部分も組み合わせて使えるオープンキッチン」

キッチンのシンク部分、コンロ部分、調理台部分が別々になっていて、レイアウトがさらに自由になるプランです。シンクは固定とし、コンロと、調理台兼用テーブルを組み合わせて、ダイニングテーブルとしても使えます。

共感できると答えた方が77%と最も高かったのは、Bプランでした。キッチンの位置は固定していてもダイニングテーブルとの高さを合わせて組み合わせることができる、というスタイルが共感されました。
Cプランは、Bプランから組み合わせや可動性がさらに進化したプランですが、これも52%と半数以上の方が共感できると答えました。一般的な暮らしより、生活シーンに合わせた可変性の高い暮らしが求められているのかもしれません。

<部屋の仕切りについて、それぞれ3つの壁の共感度をお聞きしました>


A 「通常の仕切られている壁」
音や光を遮断しているため、家族がいても、それぞれの個室の独立性が保てます。

B 「上部が空いていて天井がつながっている壁」
和室のらんまにあたる上部が空いているため、光と風が通ります。

C 「引き戸になっている壁」
引き戸のため開け閉めができ、部屋と部屋を行き来できます。

「リビング・ダイニングと寝室」を仕切る場合

「寝室と寝室」を仕切る場合

「リビング・ダイニングと寝室」を仕切る場合、Aの壁が65%、Cの壁が64%とほぼ同じ割合で共感できる、と回答されています。壁の仕切りを引き戸にすることで、寝室とリビング・ダイニングと一体的に広く使うこともできる点が共感されたのかもしません。
「寝室と寝室」を仕切る場合、Aの壁が81%と共感度が最も高くなりました。ゆっくりと眠るため、寝室では音や光を遮断したいということでしょう。

部屋と部屋が一室空間でつながっている部屋を仕切るとしたら、どの方法を利用したいですか?

さらに、「部屋と部屋が一室空間でつながっている部屋」を想定し、それを仕切る方法についてお聞きしましたところ、「収納家具や棚で部屋を仕切る」が43%と最も高い支持を得ました。部屋と部屋をゆるやかに仕切り、広く使いたい、また、収納家具を壁にすることで効率的に仕切りたいということが見て取れます。

もし、今のお住まいの部屋の壁を自分で自由に変えられるとしたら、どのように活用しますか?
賃貸住宅にお住まいの方は、退去時に現状復帰をしなくても良い、という前提でお答えください。

家族の連絡帳や、TODOリストなどに利用できるホワイトボードが、キッチン収納扉や仕切り扉、壁などについていたら活用すると思いますか?

壁を自分で自由に変えられることについて、全体として「やってみたい」という方が多くなりました。
なかでも、「棚やボードを取り付ける」34%、「照明スピーカーなどを取り付ける」25%もの方が自分で行ったことあると答えています。自分なりの暮らし方を自分で作りたいという人が多いことがうかがえます。
また、ホワイトボードの共感度は約6割と、あれば活用しそうです。

<浴室について、それぞれ3つのタイプの共感度をお聞きしました>

A「毎日お風呂につかりたいので、追い焚き浴槽がある浴室」
B「快適なシャワーがあれば浴槽がなくてもよいので、シャワールームタイプの浴室」
C「シャワーがメインだが、季節によって利用できる小型の浴槽のある浴室」

浴室については、Aの「追い炊き浴槽がある浴室」の共感度が最も高くなりました。
浴槽がないBの「シャワールーム」より、Cの「小さくても浴槽がある浴室」のほうが共感度は高く、小さくてもお湯につかりたいということがうかがえます。

<各部屋の過ごし方について、お聞きしました>

「リビング」ではどのように過ごしたいですか。

「ダイニング」では、どのように過ごしたいですか。

「寝室」では、どのように眠りたいですか。

リビングでは、ソファだけでなく床でも過ごす方が多いようです。床にラグ等を敷いて、ソファを背もたれとして過ごしていることが多いと考えられます。
ダイニングでは、テーブルとイスで食事をすることが多く、床に座って食事をすることは少ないようです。

<リノベーション・リフォームについてお聞きしました>

ご自身の家(住んでいた家)をリノベーション、またはリフォームされたことがありますか

リフォーム・リノベーションを経験したことがある方が25%もいらっしゃいました。また、47%もの方は、経験はないが検討している、興味があると答えています。

「経験あり」「検討中」の方に、オススメのアイテムや設備、便利だったものやサービスをお聞きしました。

寝室と寝室の間に引き戸のウォークインクローゼットを作り、どちらの部屋からも出入りができるようにした。トイレに廊下から(既存のドア)と脱衣所・洗面所(引き戸)からの2か所から入れるようにしたら、トイレの掃除が楽になった。(女性/40代/経験あり)

洗面室とLDKの壁にガラスブロックをいれたら、軽鎖的な洗面室が明るくなり、LDKの雰囲気も良くなった。(女性/50代/経験あり)

コンセントを腰高の位置につけ変えた。掃除は楽だし、とても快適!(女性/40代/経験あり)

ベランダとは別に室内干しができるスペースを作ってもらいました。窓も大きめのものをつけて風通し良くして、部屋と分離できたので良かったです。(女性/40代/経験あり)

エネルギーをなるべく使わないようにしたいので、洗濯物が乾くようにサンルームがほしい。(女性/20代/検討中)

ドアノブやトイレのペーパーホルダーなど、シンプルなものに変えたい。(女性/30代/検討中)
マンションのリフォームで、窓の無い暗い玄関に接する部屋の壁を一部抜き光が入るようにし、そこに小物が置けるスペースも作った事。(女性/50代/経験あり)

一番良いと思ったのは照明レールを設置して、そのレールに裸電球のスポットライトをつけたこと。LED電球は5W程度で十分明るいので本当に好みのところに持って行けるので、良くあるLEDシーリングライトよりもよほど省エネで変化が楽しめる。(男性/60代/経験あり)

バリアフリー工事とサンルーフ取り付け工事をして頂きましたが、サンルーフはエアコンの使用を抑えられてお勧めです。バリアフリーは、今はお洒落なデザインにしてもらえるので家を建てるときからある程度バリアフリーにしておいた方が便利です。必要な工事を一から行うと、被介護者を受け入れられるまでにとても時間かかってしまいます。(女性/30代/経験あり)

琉球畳のように、正方形の縁なし畳で和紙で作られた畳。井草のいい匂いはないが、小さな子供がいるので汚れや耐久性などメンテナンスが楽だった。(男性/40代/経験あり)

壁の色を各部屋変えてみたい。もしくはコーナーのみ差し色で変化を楽しみたい。玄関の床を白い大理石にして明るくしたい。
(女性/50代/検討中)
まとめ
リフォーム・リノベーションへの関心は高く、7割以上の方が経験や興味があることがわかりました。
キッチンについては、暮らし方によって過ごし方が選べるスタイルの共感が高くなり、また、リビングと寝室の間の壁は、動かせる引戸にするという提案の共感が高くなりました。
自分で自由に変えられる壁があれば、自分で変えてみたいという関心が高く、簡単にできる方法があれば活用されるかもしれません。
限られたスペースを有効に使うために、また自分らしい暮らしを実現するために、暮らしを自分で変えられる方法が注目されていると言えるでしょう。今回のご意見を反映した間取りを検討しながら、今後もみなさんのご意見をうかがっていきたいと思います。たくさんのご回答ありがとうございました。