第2期第4回「寝室・寝具について」
第2期 2008年〜 | 2009.3.22
前回の「収納についてのアンケート」にて、「ご自宅の中にある寝具の量」の集計結果から、布団とベッドの利用状況はさまざまで、年代や世帯によっていろいろな寝方があることがわかりました。
これをうけ、さらに詳しく「寝室での過ごし方、寝方」をお聞きしたいと思い、今回のアンケートを実施いたしました。
最近のマンションでは畳の部屋は少なくなってきています。理想はどこで、どのように寝ることなのでしょうか?みなさんと一緒に考えていきたいと思います。
●回答総数:5,683名
●実施期間:2009年2月16日(月)~2009年2月22日(日)
Q.あなたと配偶者の寝方、寝具は?また、配偶者との寝方はどれが理想的ですか?
親と同居している学生時代から、一人暮らし、結婚、出産、子供が独立…などなど、ライフステージの変化で寝方や寝具は変わっていきますが、住まいや間取りはなかなか簡単には変えられないのが現状ではないでしょうか。
夫婦のみの世帯と、夫婦+子供の世帯を比較してみました。
Q.あなたは寝る前に何をして過ごしていますか?
インターネットやゲームをするという人が3位、8位というのは現代的な特徴かもしれません。
またアロマやヨガやストレッチなど、体を休めるために時間を使っている人も1割以上いらっしゃいました。
Q.あなたはベッド派?布団派?
普段寝ている寝具を、みなさんにお聞きしました。
Q.布団をたたんでいますか?
普段、布団で寝ている方にお聞きしました。
Q.たたんだ布団はしまっていますか?
「いつもたたんでいる」「時々たたんでいる」85%の方にお聞きしました。
まず、布団派の人がこんなにいたのだと、改めて思いました。ベッド57%に対し、布団も41%となっています。
日本的な生活習慣はまだまだ根強くあるのだと思います。
「布団で寝ている理由は何ですか。」というフリーコメントの質問にも、単に「部屋が狭いためたたんだときに広く使える」、というだけでなく、「畳で寝るのは気持ちいい。」「疲れがとれる。」「好きだ」などという積極的意見も多く見受けられました。
一方、ベッド派の人は「布団の上げ下げが面倒」「床に寝るのはホコリが気になる」などのコメントが目立ちました。
布団派のうち、いつもたたんでいつもしまっている人は35%ですので、ベッド派の布団の上げ下ろしが面倒だという意見も納得できます。
とはいえ、布団の場合はいざというときにしまえる、広く使えるという点は圧倒的に有利です。
友人が泊まる、両親が泊まるといった、頻度の少ない場面でも「布団」ならきちんと対応できるのは、日本の文化のよいところといえるかもしれません。
Q.子ども部屋(子どもの個室)は何歳から持たせるのが理想的だと思いますか?
お子さんと一緒に住んでいる方にお聞きしました。
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また、全年代で個室がいらないという方も2~3%いらっしゃいます。
個室(寝室)のあり方は、家族によって、また世代によってさまざまといえます。