陽の家 No.7
この家を「住みこなす」ことで、心地よい暮らしを続けていきたいと思っています
陽の家 | 2023.8.8
奈良県生駒郡の閑静な住宅街にある「陽の家」I邸は、庭の緑と外壁が穏やかな調和を見せるお宅です。Iさんご一家はご夫妻と就学前のお子さまの3人家族。「陽の家」に住み出して、1年が過ぎました。
ご夫妻が現在の住まいへの引っ越しを考え出した大きなきっかけは、お子さまを授かったこと。当時住んでいたお住まいがやや手狭になり、長く暮らしていける家に住みたい、と考えるようになりました。
ご主人は以前から「無印良品の家」の存在を知っていたそうです。
「大阪市内にある無印良品の店舗で、1/2のモデルを見かけました。全体の形が綺麗で、格好よかったので、印象に残っていました。実は引っ越しを考えた時も、戸建てなら『無印良品の家』しかないな、と思っていたんですよ」
そう話すご主人に誘われて、モデルハウスを訪問した奥さまも、「無印良品の家」が気に入りました。
「シンプルなデザインで素敵だと感じました。引っ越しを考えた当初は、戸建てにするかマンションにするかで迷ってもいたのですが、こんな広々とした家で暮らせたら心地いいだろうなと思いました」
気持ちが「無印良品の家」に大きく傾いたお二人は、さらに「家づくり相談会」や「入居者宅見学会」にも参加しました。
「講座で説明を受けることで、家づくりを具体的に考える輪郭がはっきりしたように思います。さらに見学会でお子さまのいるお宅で具体的な使い方などを伺うことで、イメージがよりはっきりとしました」(奥さま)
「各仕様の金額などに関しても、明確かつ丁寧に話してくれるスタンスに信頼感を持ちました。自然が身近にある環境で子どもを育てながら、断熱や性能が高い『無印良品の家』で暮らしたいなと気持ちが固まりました」(ご主人)
「無印良品の家」に住もうと決めたお二人。元々は「木の家」を想定していましたが、ご家族のライフスタイルにより合っていて、長く快適に暮らせると考えて「陽の家」にすることに。並行して探していた土地も、ご家族の条件にかなったエリアで「陽の家」にぴったりの場所が見つかりました。
引っ越しを考え出した当初から相談を重ね、考えを共有してきたご夫妻の「家づくり」のコンセプトは明快でした。
「家を建てた時が完成形ではなく、余白を残すことで、これからの長い暮らしに対応できる住まいにする」
「無印良品の家」のコンセプトである可変性や一室空間による開放性の特徴を生かした上で間取りなどを決めていきました。
「性能など家としての根本的な部分に関しては、事前に調べたし、話もよく聞いていたので、不安はありませんでした。間取りに関しても大きく迷ったところはなかったように思います。ただ、収納や土間に関しては、必要十分なスペースを確保したいと考え、担当の方とも相談しながら決めていきました。あと、主寝室は将来的に子ども部屋を設置することも考慮して、間仕切りを入れられるようなつくりにしました」
そう振り返るご夫妻。細かな部分に関しても、それぞれの思いを詰め込んでいきました。
「プロジェクターの映像を投影して映画鑑賞したいなと考えて壁は白の塗り壁にしました」(ご主人)
「リビングスペースにミシンを持ち出して、趣味の裁縫ができるように、コンセントの位置を考えました。アイランドキッチンも使いやすさを考えて選びました」(奥さま)
そのほかにも、さまざまな思いを込めて建てた「陽の家」。その住み心地は上々です。
「リビングスペースで裁縫をするひとときが好きです。天気の良い日にはウッドデッキに椅子とテーブルを出して、家族で食事することも楽しんでいます」(奥さま)
「窓を全開にして過ごす時間が心地いいですね。光熱費もリーズナブルに抑えられていると思います」(ご主人)
室内は、ご主人が趣味のDIYでつくった木製の棚をはじめ、シンプルなデザインの家具で、すっきりとまとめられています。
「無印良品の収納道具も数多く活用しているので、デザインや色調に統一感が出ていると思います」と語る奥さまは、家をつくる際に『家づくりノート』を用意して、どんなアイテムをどのように並べて収納するかを細かくシミュレーションしたそうです。
「ほとんど予想通りにまとめることができていると思います。ものを増やし過ぎないようにしつつ、日々の暮らしをより快適にして行きたいなと考えています。工夫することも楽しめる『陽の家』にして、よかったなと思っています」
そう語る奥さまに、ご主人も言葉を継ぎます。
「自然の移り変わりも適度に体感できる開放感に、ライフスタイルに合わせて変化していく可変性の高さ。そんな『陽の家』の特徴を活かすことを意識してきましたが、予想以上にポテンシャルが高いと感じています。この家を「住みこなす」ことで、これからも心地よく暮らしていけると思います」