No.83
つながりのある間取りは大正解でした
MUJI INFILL 0 | 2024.3.12
東京都足立区のマンションにあるHさんのお宅は、「MUJI INFILL 0」によってリノベーションされた住まい。玄関を入ると一室空間が広がり、一角に大型のアイランドキッチンが置かれる、清潔感と開放感のあるお宅です。
「どのスペースも均等に使っています。動線も含めて無駄のない間取りの住まいだと感じています」
と語るHさんは、いくつかのきっかけが重なって、長く快適に暮らせる住まい探しを考え始めました。そのひとつは、転勤などの理由で、さまざまな住まいで暮らす中で「どんなところに住みたいか」が、明確になっていったことだったそうです。
「たとえば朝起きて身支度する時に、何度も家の中を行ったり来たりするようだと、どうしてもストレスを感じてしまいます。家ではリラックスしていたい。そこから考えを進めて、動線が気配りされている間取りで、趣味の料理が楽しめるような広いキッチンスペースのあるところがいいな、とイメージしていました」
そう振り返るHさん。当初は「5年くらいかけるつもり」と長期的な住まい探しを始めましたが、「MUJI INFILL 0」に出会って、一気に方向性が固まっていきました。
「以前から『MUJI INFILL 0』のことは知っていたのですが、実際に調べてみて、シンプルなデザインはもとより、可変性も考慮した開放感のある間取りがすごくいいな、と思いました。中古のマンションを構造部分にも目を配りながらリノベーションするというコンセプトからも、質の良いリソースを長く有効活用していこうという思想を感じて、好感を持ちました」
「MUJI INFILL 0」に興味を持ったHさんは早速「入居者宅見学会」に参加、さらにホームページで「住まいの実例」を見たりすることで、具体的なイメージを固めていきます。並行して進めていた住まい探しも、希望に叶った物件が見つかりました。打ち合わせを重ね、担当者に詳しく話を聞くことで、性能面の高さも理解し、十分に納得して「MUJI INFILL 0」でのリノベーションを選択しました。
それまで考えてきた「どんなところに住みたいか」というアイデアを、実際に形にしていく「住まいづくり」を、Hさんは楽しみながら進めていきました。
「もともと無印良品の製品が好きで使っていたので、シンプルなテイストである程度統一された中から仕様を選択するというスタイルは、迷うことが少なくてよかったです」
そう振り返るHさん。選ぶ手間が減った分、力を入れたのが間取り。特に気を配ったのは、キッチンスペースでした。
「アイランドキッチンは、担当の方のアドバイスも参考にして、大きめのものを置き、スペース全体も広く取りました。グレーを基調にした色合いに統一したことも含めて、自分の好みに合って、とても気に入っています。料理をするのが以前にも増して楽しくなりました」
水回り全般や就寝スペースの場所も検討を重ね、ストレスなく生活が送れるような動線を意識しました。また、桐たんすをはじめ、以前から大事に使ってきた家具やインテリアが、無理なく収まるようにレイアウトも考えました。
他にもバスルームは半透明のパネルで仕切り、見せる収納にして、ご自身の好みを反映させた住まいが完成しました。
「当初にイメージした通りになったと思います」
と笑顔で語るHさんは、言葉を継ぎます。
「悩んだところもありましたが、いずれも『大正解』だったんじゃないかな、と感じています。クローゼットの位置なども何度も考え直したのですが、結果として、動線がしっかり確保されたので、暮らしていてストレスがありません。満足度は高いですね」
住まいとしての性能の高さも実感しています。
「夏の暑い時期も、エアコンをつけるとすぐに適温になって、そのまま保たれる。断熱性能が高いので、光熱費もリーズナブルに収まっています。冬も結露はありませんし、窓を閉めていれば、外の音は気になりません。快適で、以前より家の中にいる時間が増えました」
暮らしだしてから、ロールカーテンを新たに設置したりしながら、より快適な住まいづくりにも余念がないHさん。猫を迎え入れることになり、ライフスタイルも変わっていく中、可変性の高さを生かした住まいのアレンジを楽しんでいます。そんなHさんに「MUJI INFILL 0」でのリノベーションを考えている方々にアドバイスをいただきました。
「入居者宅見学会に参加したり、住んでみたい地域を散策したりして、自分が暮らす姿を具体的にイメージするすることをおすすめします。「MUJI INFILL 0」は、テイストや雰囲気が統一されていて、仕様選びに迷うことが少ないし、性能面に関しても安心して任せられます。それらにかける時間や手間が減る分、間取りや住まいのロケーションの検討に力を注げられると思います。出てきた希望は、担当の方にこまめに伝えることで、プロの意見も得られるので、より快適な住まいが完成すると思います」