No.93

流行に影響されない飽きのこないデザインが、しっくりきました

MUJI INFILL 0 | 2025.1.14

大阪府吹田市のマンションの一角にあるK邸は、「MUJI INFILL 0」によってリノベーションされた住まい。ご夫妻とお子さまふたりの4人家族で暮らすお住まいは、コンクリートなどの素材の魅力が活かされた、開放感と統一感のある空間になっています。

[概要]
・ご住所:大阪府吹田市
・築年数:1985年
・リノベーション完成年月:2024年2月
・面積:86.85m² / 3階
・ご家族構成:ご夫婦+お子さま2人

Kさんご家族が新しい住まいで暮らし出して1年が経ちました。
「子どもたちともども、とても気に入っています」とご夫妻は語ります。
以前は東京都で暮らしていたご家族ですが、ご主人の転勤やお子さまの進学など、いくつかの事情が重なって、ご夫婦の地元である大阪で暮らすことになりました。

「東京での住まいが4人家族にはやや狭かったこともあり、引っ越しは以前から考えていて、東京でもなんとなく物件を探したりはしていました。大阪で暮らすことが決まってからは、本腰を入れてマンション購入に向けて動き始めましたね」

そう振り返るご夫妻。当初は新築やリノベーション済みの物件を中心に物件を探していきましたが、「自分たちの好みに合わせて部屋をつくっていける」と中古マンションを購入してリノベーションする方向に舵を切ることになりました。

「MUJI INFILL 0」のことは以前から知っていた、というご夫妻。シンプルで飽きのこないデザインに加えて、間取りの可変性や住まいとしての性能の高さといった総合力で「MUJI INFILL 0」でのリノベーションを選ぶことに。東京からの移住ということで難航が予想された物件探しも、ほどなくしてご家族の希望にかなったものが見つかり、リノベーションが始まりました。

「シンプルかつ開放感のある住まいという『MUJI INFILL 0』の特徴を活かすことは最初から決めていました。担当の方からいくつかのプランを提案してもらったので、基本の間取りは比較的スムーズに決まったように思います。そこからの細部に関しては、じっくり検討を重ねました」

そう語るご夫妻。「子どもたちも含めたそれぞれの空間を確保しつつ、みんなが心地よく長く暮らせる住まいに」という基本のコンセプトは一致していましたが、ディテールに関しては、お互いの考え方や好みが異なるところもあったそうです。

「とにかく話し合いを重ねました」というご夫妻は、おふたりで決めた基本の方針に沿いながら「ふたりの子どもたちのプライベート空間を確保したい」「コンクリートの躯体を効果的に残した壁にしたい」と間取りや仕様をひとつずつ決めていきました。

悩んだ部分も数多くありました。

「特に水回り。キッチンはサイズや仕様、パントリーをつけるかどうかといったことで迷いましたし、浴室や洗面室は広さや扉の配置などで悩みました。収納もいろいろな検討を重ねましたね。玄関のシューズラックをどのように納めるかなどに関しては、自分たちの持ち物の量なども共有しながら担当の方に何度も相談しました」

家族それぞれの暮らしを考えて、ご夫妻がすみずみにまで気を配ってつくり上げた住まい。その住み心地の良さは想像以上だとおふたりは口をそろえます。

「住まいとしての性能の高さに驚いています。まず防音性能。周辺は比較的賑やかなエリアなのですが、窓を閉めれば外の音は入ってきません。断熱性能も高いので、エアコンを稼働させれば、夏や冬を含めた年間通して室内全体を快適に保てています。断熱効果がありながら光も柔らかく通すハニカムシェードを窓や玄関ドアに導入した効果もあるのかもしれません。あと、結露が出ないところも気に入っています」

ご夫妻のみならず、お子さまのご友人たちも遊びに来るそうですが、みなさんからの評判も上々とのこと。
「シンプルなデザインの『MUJI INFILL 0』にして良かったと思います。流行などに影響されないから飽きがこないし、自分たちの工夫を活かせる余白も多いと感じています。今後は、この住まいの特徴でもある中庭にグリーンを増やすなどして、より心地よい住まいにしていきたいと考えています」

そう語る奥さまにご主人も言葉を継ぎます。
「悩んだ部分も多かったのですが、いずれも『これにして良かったな』と感じています。それぞれの時間も楽しみつつ、家族のひとときも大切にできる。そんな住まいになったと思いますね」

新しい住まいでの暮らしを堪能するご夫妻。最後に「MUJI INFILL 0」でのリノベーションを考えている方々へのアドバイスをいただきました。

「どんな住まいにしたいか、どの要素を優先するか、といった大きなコンセプトに加え、どこにどの家具を置きたいかなどの具体的な要素も、プランニングの段階で考えておくことをおすすめします。それらをじっくり考えることで、住まいへの思いもより明確になりますし、夫婦や家族の考えなども理解することができると思います。そんな時間を積み重ねることが、より良い住まいづくりにつながるのではと考えます。ホームページの施工例入居者宅見学会を活用することで、具体的なイメージも持ちやすくなると思うので、それもおすすめしたいですね」

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます

開催予定の「イベント・相談会・物件見学」