No.87
夫婦だけでなく子どもたちにとっても心地よい住まい
MUJI INFILL 0 | 2024.7.9
千葉県柏市のマンションにあるMさんご一家のお宅は「MUJI INFILL 0」によってリノベーションされた住まい。白を基調に無印良品の収納製品などを効果的に配置した室内と、緑の多いお庭の組み合わせが、開放感と明るさを感じさせるお宅です。
Mさんご家族はご夫妻とふたりの娘さんの4人家族。新しい住まいで暮らし出して1年が経ちましたが、「家族全員、気に入っています」とご夫妻は語ります。
以前もマンションにお住まいだったMさんご家族。お子さんたちが成長して、お子さまの義務教育が終了し、学区を気にせずに住む場所を選べるようになった事をきっかけに、新しい住まいへの引越しを考えるようになりました。
「以前の住まいでも、キッチン周りに手を加えるなどしていたので、『夫婦で歳を重ねても心地よく暮らせる住まい』のイメージは、ある程度固まっていました。歳を取るまで待ってもいいけれど、子どもたちと一緒に暮らせる今のうちに、彼女たちの意見を聞きながら家族にとって心地よい住まいをつくりたい、と思ったんです」
そう振り返るご夫妻は、早い段階から中古マンションをリノベーションすることに決めていたそうです。
「セキュリティなども含めた暮らしやすさからマンションに住むことはすぐに決まりました。新築マンションも検討しましたが、自分たちの暮らしたい住まいをつくっていけるような自由度の高いリノベーションに心が傾きました」
そんなご夫妻は、偶然見つけた「MUJI INFILL 0」のモデルルームを見て、ひと目で魅了されます。
「もともと無印良品の商品が好きで愛用していたので、住まいも『MUJI INFILL 0』にしたら統一感が出るだろうな、と想像できました。シンプルなデザインも素敵だと感じたので、他と比較することもなく『ここにしよう』と決まりました」
おふたりとお子さんたちにとって、新しい住まいに求めるポイントは明確でした。「キッチンにいながらダイニングにいる家族とコミュニケーションができる」「一室空間の特長は活かしつつ、各自のプライベート空間は確保する」といったそれらの希望を伝えた上で提案された間取り図を参考にしつつ、イメージに合った住まいを探していきました。
「検討の段階で、希望に合致したところが数件にまで絞られていたんです。実際に見る手間がずいぶん省けたこともあって、物件探しはスムーズに進みました」
そう語るご夫妻ですが、お子さんたちと一緒に物件の周辺環境を歩いたりしながら、心地よく住めるかを慎重に検討しました。
間取りも担当者の提案を4人で見て、家具の収まりからコンセントの位置まで「ミリ単位」で調整していきました。床材や水回りのアイテムなども、ショールームに足を運ぶなどしながら、自分たちの好みに合ったものを選んでいきました。
「手間はかかりましたが、家族全員で考えながらつくったので、楽しみながら進めることができました」
と話すご夫妻。ブロックでつくった間取りのミニチュアは、将来建築学科志望のお子さんが作ってくれたそうです。
実際に暮らしてみて、想像を超えて良かったところも数多くありました。
「対面式のキッチンにしたことで、料理しながら家族とコミュニケーションをとる機会が増えました。動線も考えられているので、ストレスなく料理ができるところもいいですね。引き戸などを使うことで、玄関やリビングへのアプローチからプライベート空間が見えないようにできるようにしたのも、想像以上に良かったところです」(奥さま)
「断熱や防音といった住まいとしての性能の高さには驚かされています。エアコンを活用することで一年通して快適な温度に保たれますし、外の音も気になりません。歳を重ねてからのことを考え、室内の段差をできるだけ減らしたことで、庭先の駐車場までの往復がさらに楽になっています」(ご主人)
来客も多いご家族ですが、住まいの評判は上々で、みなさん楽しく過ごしているそう。ご家族も以前に比べて家の中で過ごす時間が増えました。皆が用途に応じて、ソファやテーブルを移動させたりもしながら、柔軟にリビングをはじめとするスペースを活用しているとのことです。
「子どもたちがある程度成長してからの住まいづくりだったので、家族それぞれのライフスタイルもある程度確立されていました。だから間取りの可変性をさほど考慮する必要がなく、その分悩むポイントが減ったことが、私たちにとっては良かったと思います。もともと好きな『無印良品』というブランドの良さを活かしながら、自分たちの心地よい住まいづくりができることは嬉しかったです。振り返って特に良かったと感じるのは、担当の方々とコミュニケーションを細やかに取れたところ。希望を伝えると、プロとしてのアドバイスをもらえたので、安心して『叶えたいこと』を家族で考えられました。私たちだけでなく、これからさらに成長していく子どもたちにとっても、いつでも帰って来られる『実家』となるような素敵な住まいになった、と満足しています。この家を実現するまでに関わっていただいた皆さまにとても感謝しています。」
ご夫妻は最後にそう語ってくださいました。