No.85
玄関もリビングも広く、住まい全体に開放感があります
MUJI INFILL 0 | 2024.5.14
千葉県市川市の住宅街に建つマンションにあるHさんご家族のお宅は「MUJI INFILL 0」によってリノベーションされた住まい。明るい色調の室内は、統一感と清潔感がある心地良い空間になっています。
Hさんご家族は、ご夫妻と二人のお子さまに愛猫。新しい住まいで暮らしだして3年が過ぎましたが「快適に過ごしています」とご夫妻は口を揃えます。
「前に暮らしていた住まいにも特に不満はありませんでした」と言うお二人が、住まい探しを始めたのは、より自分たちのライフスタイルに合った住まいで暮らしたい、と考えたからだそう。
「新築マンションを購入するよりも、自分たちでリノベーションをやってみたい、という思いの方が勝りました」と、早い段階から、中古マンションのリノベーションに絞って住まいづくりをはじめました。時を同じくして「MUJI INFILL 0」のことを知ります。
「無印良品が住まいづくりをしていることに、まず興味を持ちました。カタログを取り寄せて概要を理解した上で、ホームページの『住まいの実例』の写真を一軒ずつ見ていきました。どなたのお住まいも素敵で、自分たちもこんなところに住みたい、という気持ちが盛り上がっていきました」
そう話すお二人は、セミナーや相談会などに参加し、さらにいくつかの入居者宅見学会にも足を運んで、気持ちを固めていきます。
「シンプルなデザインに加えて、配管や断熱など構造部分にまで気を配るという基本コンセプトがいいな、と感じました。担当の方にさらに詳しく説明を受けることで、住まいとしての性能の高さを知り、信頼感を持つようになりました」(ご主人)
「見学会で、比較的古いマンションの部屋が、素晴らしい住まいにリノベーションされる様子を目のあたりにして、ますますこんな住まいで暮らしたい、という気持ちが高まりました。比較検討の必要を感じなかったので、他のところは調べませんでした」(奥さま)
相談会などで資金面の相談もすることで、将来も見据えた住まいづくりのビジョンが描けたご夫妻。並行して進めていた物件探しも、ほどなく条件に合ったところが見つかり、お二人の「MUJI INFILL 0」でのリノベーションがはじまりました。
最初に相談会に参加してからリノベーションの着工まで約5ヶ月。スピード感のある決定でしたが、一つずつ納得しながらプロセスを踏んでいったので、不安はなかったそうです。
「間取りに関しては、初回設計打合せでいくつかのプランを出してもらいました。たたき台がある状態で打合せを進められたので、決めていきやすかったです」
ご夫妻がそう振り返るように、「一室空間を生かした開放感のある間取り」「動線が整えられて暮らしやすい住まい」といったお二人の希望を踏まえた複数の設計プランをベースに、細かな要望を追加・修正する形で進んでいきました。
「シンプルで飽きのこないデザインに無機質な雰囲気も加えたかったので、壁の一部は『コンクリート打ちっぱなし』にしました。天井も高くしたことで開放感も出たので、より好みに合った雰囲気になりました。スケルトンからのリノベーションで、水回りの配管を一新し、窓も二重構造にしたことで快適で安心して暮らせる住まいになっていると思います。」(ご主人)
「当時は夫婦と猫の家族構成でしたが、将来子どもを授かることも考慮して、間取り全体の可変性の高さは意識しましたし、キッチンなどの仕様も安全性と使い勝手を重視して選んでいきました。全体的に、あまり迷うことなく決めていくことができました」(奥さま)
実際に暮らしてみて、当初の予想を超えて良かったところも多々あるそうです。
「断熱や防音性能の高さには驚いています。子どもが生まれてからは、家にいることが多くなりましたが、窓を閉めれば快適な温度が保たれるし、外の音も気になりません。晴れた日は日差しが住まい全体に広がるところも気に入っています。エアコンは真夏に冷房を使いますが、他の季節はほとんど稼働させずに過ごせます」(奥さま)
「玄関周りをはじめ、各スペースが広いので、住まい全体に開放感があって想像以上に快適です。リビングの一画に普段は敷いている畳を片付けて、ベビーサークルを置いて子どもたちを遊ばせたりするなど、その時々で使いやすく活用することもできています。将来的に部屋を仕切って子どもたち専用のスペースをつくるのもいいかなとかんがえています」(ご主人)
ご友人たちを招いた際にも「いい住まいだね」と言ってもらえる、と嬉しそうに語るご夫妻。またリノベーションをする機会があったら「今回と同じようなプロセスを踏んで、住まいづくりを楽しみたい」と話してくださいました。
そんなお二人に「MUJI INFILL 0」でのリノベーションを考えている方々へのアドバイスをいただきました。
「ホームページや施工事例を見るなどして、『こんな住まいで暮らしたい』というイメージをある程度つくっておくことをおすすめします。また、気になることは担当の方たちに相談すれば、プロとしての視点で丁寧に答えてもらえると思います。双方向のコミュニケーションができることで、より理想に近い住まいが完成すると思います」