No.82
家の中でリラックスしながら会話する時間が増えました
MUJI INFILL 0 | 2024.2.13
東京都練馬区のマンションにあるS・Tさんご夫妻のお宅は「MUJI INFILL 0」によってリノベーションされた住まい。開放感のある空間は、観葉植物や自然をモチーフにした写真が効果的に配置され、シンプルな中におふたりの個性がほどよく組み込まれています。
新しい住まいで暮らし始めて約1年。「不満は全くありません」とお二人は口を揃えます。
以前の賃貸の住まいにも大きな不満はなかったそうですが、より快適な環境を、という思いから引っ越しを考え始めました。早い段階で、居住したいエリアや、間取りの自由度の高さといった希望条件を考慮して「中古マンションをリノベーションする」ことを選んだお二人。第一候補は「MUJI INFILL 0」でした。
「無印良品が家をつくっていることは一人暮らしの頃から知っていました。『こんなところに住んでみたいな』という憧れがあったので、話を聞いてみたいと思いました」
そう振り返る奥さまに、ご主人もうなずきます。
「自分たちにとって心地よくて、しかも長く暮らせる住まいにしたい、という思いでリノベーションを選びました。だから『MUJI INFILL 0』の『10年後、20年後のことまで考慮した住まいづくり』というコンセプトに魅力を感じました。仕切りを減らして開放感のある空間を、という発想にも好感を持ちました」
興味を持ったお二人は、さらに「MUJI INFILL 0」のことを調べていきます。
「ホームページの施工事例はひととおり見ました。あとは、説明会の時にいただいた冊子を何度も読み返しながら、イメージを膨らませました。その冊子のことは、二人で『バイブル』って呼んでいました」
そう笑うお二人は、ファイナンシャルプランナーに相談することで予算面の不安もクリアに。並行して進めていた物件探しでも希望に適った物件が見つかり、いよいよリノベーションの打合せが始まります。性能面も含めた「信頼感」が決め手となり、他の会社と比較検討することはほとんどなかったそう。
住まいづくりでは「それぞれが仕事や勉強に集中できる環境」と「お互いの存在を感じながら過ごせる空間」を共存させることを大きなテーマにしながら進めていきました。
「玄関の脇に書斎スペースをつくりました。デスクワークに集中したい時には、ここを使います。リビングダイニングやキッチンといったリラックスできるスペースと、視覚的にも距離的にも離したことで、落ち着いて仕事ができるようになりました。
また、キッチンをアイランド型にするために、キッチンの床だけリビングより上げることになったのですが、これがとてもいい感じです。料理をしていても、ほかのスペースにいる相手のことが意識できるので、将来家族が増えた際も、子どもたちの様子をいつでも見守れるだろうな、という安心感があります」
他にもご主人が撮った写真を飾るためのピクチャーレールから、コンセントの位置に至るまで、それぞれの希望を組み込んで完成させた住まい。そこでの暮らしを、お二人は満喫していらっしゃいます。
「住み心地はとてもいいですね。アイランドキッチンは死角がないので掃除がしやすくて、助かっています。以前は集中したい時にはすぐに外のカフェに行ったりしたのですが、今は家が快適なので、家にいる時間が圧倒的に増えました」(奥さま)
「寝室の白い壁にプロジェクターで映画を投影して、二人で鑑賞する機会も多くなりました。夕食後などにとりとめもない会話をする時間も増えたように思います。あとは、趣味の登山で使う道具を置いておくスペースをつくったことも良かったな、と感じています。結構な量なのですが、すっきりまとまり、準備もとてもしやすくなりました」(ご主人)
住まいとしての性能の高さも実感しています。
「断熱性の高さは予想以上です。光熱費はリーズナブルに抑えられているのに、一年を通してほどよい温度に保たれています。私は寒がりなので、以前の住まいでは冬でも厚着をしていましたが、今は軽装でいることができて、ストレスを感じません」(奥さま)
「防音性も高くて、窓を閉めていれば外の音はほとんど聞こえてきません。設計の打合せ段階から丁寧に間取や動線について説明をしてもらったこともあり、住み始めて『思っていたのと違う』という点は見つかっていないですね。柔軟性も意識した設計なので、ライフスタイルの変化にも対応できる住まいになっていると思います」(ご主人)
今後は、ご友人などを招いてのホームパーティーなども計画している、と楽しそうに語るお二人。最後に「MUJI INFILL 0」でのリノベーションを考えている方々にアドバイスをいただきました。
「パートナーや担当の方々とよく話し合うことが、いい住まいづくりにつながると思います。今までの住まいで持っていた『違和感』を言語化する過程を経ることで、どういう暮らしをしていきたいか、という自分たちのライフスタイルや生き方を見つめ直すことができるんじゃないかな、と思います。そうやってパートナーと語り合うことで出てきた希望を、担当の方々にも細かく伝えることで、サポートもしっかりしてもらえます。その積み重ねが、長く快適に暮らせる住まいへとつながるはずです」