No.76
子どもの成長に合わせて、間取りを変えることも楽しみにしています
MUJI INFILL 0 | 2023.7.11
東京都墨田区のマンションにあるKさんご家族のお宅は、「MUJI INFILL 0」によってリノベーションされた住まいです。窓からの見晴らしの良いお部屋は、白を基調に清潔感のある雰囲気で統一されています。
Kさんご家族は、ご夫妻とお子さまの3人家族。いまの住まいで暮らしはじめて約1年が経ちました。
「長く住むつもりで『MUJI INFILL 0』にしました」と語るご夫妻。以前住んでいた賃貸マンションは、仕事の都合で急いで選んだこともあり、よい物件があれば住みかえるつもりだったそう。
住みにくさを感じる部分があったものの「そこは目をつぶっていました」と振り返ります。
生活がひと段落したところで、お子さまも授かり、お2人は具体的に引っ越しを考え出しました。
「当初は、新築マンションも視野に入れていましたが、住まいの広さや間取りに加えて、立地や予算といった条件のバランスを考えると、新築は難しそうだ、という結論になりました。リノベーションの方が『我慢』をせずに自分たちの思いにそった住まいになるとわかってからは、中古マンションの物件探しに絞って物件を探し始めました」
そう振り返るご夫妻。インターネットでリノベーション会社の情報を集めるなかで『MUJI INFILL 0』にたどりついたといいます。
「以前から『無印良品の家』や『MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクト』のことを知っていて、シンプルなデザインに好感を持っていたので、『まずは話を聞きにいこう』と話し合いました」
その言葉通り、すぐに相談会に参加したお2人は、「MUJI INFILL 0」でのリノベーションに一気に心が傾きます。
「デザインに加えて、断熱や防音といった住まいとしての性能の高さや、間取りの可変性の高さなどに魅力を感じました。相談会の後に続けて、モデルルームの見学などにも行くことで、具体的なイメージも湧いて『ここでリノベーションをしたら、長く快適に暮らせる住まいになるだろう』と思えたので、『MUJI INFILL 0』に決めました」そう語るご主人に、奥さまも話を継ぎます。
「無印良品の製品を長く使ってきて、ブランドへの信頼があり、クオリティへの不安がなかったことも大きな決め手になったと思います。仕様も、無印良品の製品に共通したデザインで、ある程度決められた中から選べるところが、迷うところが少なくていいなと感じました」。
並行して進めた住まい探しも、希望に適ったところが見つかり、いよいよ始まったリノベーション。
「一室空間と可変性の高さという特長を活かしながら、生活動線を意識する」というコンセプトをベースに、随所にご夫妻の希望を組み込んでいきました。
「LDKと寝室は、ランドリースペースを通って回遊できる作りにしました。あと、子どもも含めて帰宅してすぐに手洗いができるように、洗面所を玄関とリビングを結ぶ廊下に設けました。家事動線を意識して、料理や洗濯がスムーズに行えるようにも工夫しました」
と語るご夫妻。
そのほかにも、LDKの一角を家具で仕切って、衣類などの収納スペースとご主人のワークスペースを設けるなど、お2人のこだわりがうかがえます。
「最初に出してもらった設計図が、私たちの予想を超えてよかったので、それをベースにしました。最後はコンセントの位置まで、設計担当の方と相談しながら決めて行きました」そう話すお2人。完成した住まいには満足していると口をそろえます。
「白を基調にしたことで、明るい雰囲気が気に入っています。玄関からリビングまで一直線に続く間取りにしたこともあって、風通しもいい。子どもも廊下をまっすぐはいはいしながら楽しんでいます(笑)」(奥さま)
「家具で作ったウォークインクローゼットが、思っていた以上に使いやすいですね。住まいの性能の高さも実感しています。窓を閉めると、外の音はほとんど入ってきませんし、室内の温度も一定に保たれてます。キッチンはアイランド式にしましたが圧迫感がなく、LDK全体に開放感があるので、家族がくつろげる空間になっています」(ご主人)
お子さまの成長に合わせて、間取りを変えることも楽しみにしているそうです。
「子どもが進学などで家を出て、夫婦ふたりの暮らしに戻る時まで、その時々に合わせた間取りにしていこうと思っています」
新しい住まいでの暮らしを満喫しているご夫妻に、「MUJI INFILL 0」でのリノベーションを考えている方々に向けて、アドバイスをいただきました。
「夫婦はもとより、担当の方ともしっかりコミュニケーションを取ることをおすすめします。私たちは住まい探しも含めて、ワンストップでお願いしたのですが、わからないところや気になることは、こまめに聞くことを心がけました。みなさんの丁寧な対応もあって、安心して進めることができました。あとは、実際の完成現場なども可能な範囲で見学することもおすすめします。私たちも実物を見ることで、より具体的なイメージを持つことができました」。