No.42
おうち時間がいままでとは比較にはならないほど長くなりましたが、ストレスを感じずにすんでいます
MUJI INFILL 0 | 2020.9.8
東京都三鷹市にあるマンションの一室に「MUJI INFILL 0」によってリノベーションされたNさんご夫妻の住まいがあります。壁面や天井にコンクリートの駆体を残した内装が印象的です。
Nさんご夫妻は、ご結婚を機に住まい探しをはじめました。
「もともとは別々に住んでいたのですが、落ち着いて2人で暮らせるところに住みたいと思いました」と振り返るお2人は、当初から、中古マンションをリノベーションして住むことを想定していたそうです。
「都心に近い落ち着いた住宅街で、自分たちの好みに合った住まいで長く暮らしたい、という希望と予算のバランスを考えていくと、自ずと決まりました」。そう語るお2人は、住まい探しと並行して「MUJI INFILL 0」のセミナーなどにも参加しました。
「以前から『無印良品の家』の存在を知っていて、その性能などを調べたりしていました。その流れで『MUJI INFILL 0』のことも知りました。ホームページで施工例・入居者インタビューを読んで、雰囲気の良さに好感も持っていたので、まず『MUJI INFILL 0』の話を聞こう、と決めました」(ご主人)。
セミナーに参加したご夫妻は、さらに入居者宅見学会にも参加しました。
「セミナーではライフプランの相談までできて、新しい住まいでの暮らしを具体的なものとして感じられるようになりました。その上で、実際に住まいを何軒か拝見させていただいて、部屋や収納の広さを知ることで『自分たちだったらどういう間取りにしたいか』というイメージを2人で共有できました」(奥さま)。
段階を踏んで理解していった結果、ご夫妻は「MUJI INFILL 0」のリノベーションを選びました。
「比較検討の意味で、決めた後に他の会社を調べもしましたが、迷いはありませんでした。断熱や防音といった住まいとしての基本性能の部分に気を配っているところが決め手でした」。奥さまの言葉にご主人も続けます。
「睡眠をはじめ、家のなかにいる時間を快適に過ごせるかどうかは、日々を暮らしていくためにとても大切なことだと思うので、私たちには『住まいとしての心地よさ』が最も大切なポイントでした。おしゃれなリノベーション物件は他にもありましたが『MUJI INFILL 0』は、心地よさとデザインの自由さのバランスが取れていました」。
希望に合致した中古マンションも見つかり、ご夫妻の「無印良品のリノベーション」が本格的にはじまりました。
住まいづくりでお2人がとくに気を配ったのは「コンクリート打ちっぱなし」の内装と「間取り」でした。
「広い空間を生かした、動線がすっきりした清潔感のある住まいにしたいと思いました。とくにキッチンをどこに置くかはものすごく迷いました。納得のいくレイアウトになるまで、担当の方とも何度も相談しました。結果的に、玄関を入ってすぐキッチンがある間取りになりましたが、実際に暮らしてみても、いい感じですね」と話すお2人は、完成した住まいには満足しているそうです。
「まだ住み出したばかりですが、住み心地はいいですね。インナーサッシや床のクッション材などのおかげで、室内にいても外の気温や湿度の影響を受けにくいですし、窓を開ければ、風通しも良いのも気に入っています。防音もしっかりしているので、穏やかな時間を過ごせます」(奥さま)。
「新型コロナウィルスの影響で、私も妻も、家のなかにいる時間がいままでとは比較にはならないほど長くなりましたが、ストレスを感じずにすんでいます。逆に時間をかけて収納の整理やインテリアの配置などの『やっておきたいこと』がひと通りできたので、ほぼイメージ通りの住まいになりました」(ご主人)。
これからは、プランターで野菜を育てることなどにも挑戦してみたい、と語るお2人は、新たな住まいでの暮らしを満喫しています。そんなご夫妻にこれからリノベーションを考えている方々にアドバイスをいただきました。
「『リノベーションでできないこと』、つまりマンションの立地や広さといった、住まいのベースの部分をしっかり考えることをお勧めします。この部分に納得していなければ、リノベーションをしても満足の行く住まいにはならないように思います。最初は見た目に惹かれがちですが、インテリアはあとのリノベーションや自分たちのカスタマイズで変えることができますから」という奥さまの言葉にご主人も言葉を継ぎます。
「私たちも、雑誌などでリノベーション物件を数多く見ましたが、寒そうだったり、間取りが不便そうだったり、必ずしも見た目と住み心地は一致しないな、と感じました。『MUJI INFILL 0』は、住まいの基本性能や、間取りなどリノベーションの大まかな部分は任せられるので、自分たちは最後のカスタマイズだけ考えればよかった。その信頼感があったから、結果的に長く暮らせる住まいになったと思います」。