リノベーションはライフスタイルを見直すチャンス

MUJI INFILL 0 | 2019.4.2

東京都台東区、東京メトロ銀座線の稲荷町駅から徒歩5分ほどの場所にあるマンションの一室。
MUJI INFILL 0」でリノベーションしたKさんは、高校生の息子さんと愛犬と一緒に暮らしています。
清潔感のある真っ白い壁と床、柔らかい光に満たされた室内は無印良品の家具や雑貨で統一され、心地よい雰囲気をつくり出しています。

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[概要]
・ご住所:東京都台東区
・築年数:2005年
・リノベーション完成年月:2018年10月
・面積:55.55m² / 8階
・ご家族構成:その他

Kさんは以前、同じエリア内にあるメゾネットタイプのマンションに住んでいたそうですが、いくつか不便に感じることがあり住み替えの検討をはじめたそうです。
「キッチンが上の階にあり、水やお米など重たいものを持って上がるのが大変だったんです。また、ベランダが広くて掃除が大変でした」。

そんなKさんが新しい住まいに求めた条件は明快でした。
「駅から近い50m²くらいの中古マンションで、2面採光が取れたらベスト。子供が巣立った後、一人でもコンパクトで快適な暮らしができるような場所を探しました」。そう話すKさんは、物件探しをはじめてほどなくして理想の物件に出会います。
「以前のマンションの売却が決まる前でしたが、このタイミングを逃すと次にいつ出会えるかわからないと思い、とりあえず購入をすることにしました」。
結果的に約1年間2つのマンションを所有することになったそうですが、その選択に後悔はないといいます。

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物件が決まるとすぐに、無印良品 有楽町にあった「リノベーション相談カウンター(2018年12月に無印良品のリノベーション 青山店へ移転営業しております)」を訪れたKさん、当初からリノベーションするなら無印良品の「MUJI INFILL 0」と決めていたのだとか。

「はじめは、MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトを見たのがきっかけで、無印良品のリノベーションに興味を持ちました。もともと無印良品のファンだったこともあって、そのコンセプトや雰囲気が自分の好みにピッタリでした。他の会社と比較して迷うことはなかったですね」と話します。
また、「リノベーションでやりたいことのイメージがはっきりしていたので、それを担当者に全部伝えました。その上でできることとできないことを判断してもらおうと思ったんです」とも。

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そんなKさんの希望は、広いキッチンとリビング。それにゆったりとした玄関土間の実現でした。
「私の性格的にプランで迷うことはないと思っていましたが、実際には細かいところで結構悩みました。いま思うとじっくり検討するその時間は、自分にとって必要なプロセスだったんだなと思います」。
また、価格についてはこんな印象を持たれたようです。「見た目がシンプルなので他社と比べて一見割高に感じますが、温熱性能などの優れた部分を知ってからは印象が変わりました。住みはじめてからのコストも含めた金額と考えれば決して高くはないですね」。

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K邸の間取りは広い一室空間の中にキッチン、リビングダイニングがあり、寝室スペースはリビングとの間で間仕切りができるようになっています。

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「私のわがままを全部詰め込んだので、全てに満足しています」と微笑むKさんがとくに気に入っているのが水まわり。洗面、トイレ、シャワー室がコンパクトに収まり、まるでホテルのようなつくり。
「空間が繋がっているので実際の面積よりも広く感じます。いつも綺麗に保つために、シャワー室は最後に使った人が必ず拭いてから出るというルールにしてるんですよ。あと、つや消しのタイルは意外と手入れがしやすくて良いですね」。

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室内は家具、収納、家電にいたるまでほぼ全て無印良品のもので、小物の収納方法や配色など、気持ち良い空間をつくる工夫が随所に見られます。
「普段、私はリビング、息子はベッド、犬はソファにいることが多いですね。それぞれが自然と居心地の良い場所を見つけている感じです」。

ご友人からの評判も上々のようで、「女性はやっぱりキッチンの広さに魅かれるみたいですね。この前遊びに来た息子の友達は『モデルルームかよ!』といってたらしく、それはきっと褒め言葉なんだなと思って嬉しくなりました」と微笑みます。

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大変満足しているご様子のKさんですが、「もし、もう一度リノベーションするとしたらどんなことをしたいですか?」とたずねると、少し考えてからこう話してくれました。
「床をタイルやフローリングにしたり、和室をつくったらどうかなとか、いろいろ思い浮かびますね。10年後か20年後にまたリノベーションする機会があれば、またそのときに考えたいですね。そのころには息子がやるのかもしれないですけどね(笑)」。

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Kさんは、リノベーションをきっかけに整理収納アドバイザーの資格を取得したとのことで、さらに快適な住まいつくりを目指して日々試行錯誤しているそうですが、そんなKさんにこれからリノベーションを検討する人へこんなアドバイスをいただきました。
「リノベーションはライフスタイルを見直す絶好のチャンス。生活の中で自分が本当に大切にしていることは何なのか考えて優先順位をつけることで、リノベーション後の暮らし方を大きく変えることができると思います」。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます

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