No.21

自分たちが家に求めていたことが、明確になりました

MUJI INFILL 0 | 2019.1.15

東京都狛江市。小田急線狛江駅から徒歩5分ほどの住宅地の中に建つマンションに、Kさんご夫妻と2歳のお子さまの3人で暮らしています。
10階の角部屋で室内にはたくさんの光が射し込み、晴れた日にはベランダからは遠くに富士山を望むことができます。

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[概要]
・ご住所:東京都狛江市
・築年数:1985年
・リノベーション完成年月:2018年8月
・面積:74.38m² / 10階
・ご家族構成:ご夫婦+お子さま1人

Kさんはご主人の転勤や、お子さまの誕生を機に家探しをはじめました。
「以前の家は2DKで40m²くらいでしたので、子どもが動きまわるには少し手狭でした。『できればもう一人、子どもが欲しいね』とも話していたので、子ども部屋を2つ確保できる広さの家を探すことにしたんです」とご夫妻は話します。

インターネットや本で情報収集をはじめたKさん。奥さまは、そのころ偶然手にした「マンションリノベーションの基本」という本がとても参考になったといいます。
「物件購入からリノベーションまでの流れが詳しく解説されていたので、具体的なイメージがしやすかったです。他にも住宅に関する本を読み漁り、コルビュジェ(建築家)にまでたどり着きました(笑)」(奥さま)。

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また、検討を重ねる過程でご夫妻は一冊のノートを作成し、そこに調べた情報や自分たちの希望を書き込んでいったそうです。「お互いに忙しく、ゆっくり話す時間をつくるのが難しかったのですが、そのノートを共有することで足並みを揃えることができました」という奥さま。ご主人も「ノートに書き出すことで自分たちの希望が明確になっていったのが良かったです」と続けます。

数ヶ月の情報収集期間を経て、おふたりの選択は「中古マンションのリノベーション」に絞られていきました。
「中古の戸建ては耐震性能を調べるのが難しい。であれば、つくりのしっかりした中古マンションを自分たちの暮らしにフィットするようにアレンジする方が良いと思えたんです」(ご夫妻)。

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そんなKさんと無印良品のリノベーション「MUJI INFILL 0」との出会いはウェブサイトでした。
「わりと早い段階から気になってチェックしていた」という奥さま、ご主人を誘ってセミナーにも参加されていたのだとか。
「間取りや性能の考え方に共感を持ったので、ぜひ夫にも伝えたいと思ったんです。でも、私から話すよりもプロの言葉の方が説得力があると思いセミナーに参加しました」(奥さま)。

最終的に「MUJI INFILL 0」を選んだ理由をおふたりはこう話します。
「暮らしの変化に合わせて柔軟に間取りを変えることができることや、温熱性能などの見えない部分もちゃんと考えられているところが決め手でした」(ご夫妻)。
また、おふたりにとってファイナンシャルプランナーに資金計画を相談できたことは大きかったといいます。
「住宅にどのくらいお金をかけるべきか、ちゃんとローンが払えるのかといった不安を、具体的に相談できたことで購入に踏み切ることができました」とご主人は振り返ります。

入居者宅見学会にも参加し、プランのイメージを固めていったKさん、その後の物件選びも順調に進みました。
「この場所は通勤の利便性を最優先に考えました。あと、災害ハザードマップを参考に安全性も考慮しました」(奥さま)。

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完成したK邸のプランは、キッチンを中心に広いリビングダイニングと寝室がつながり、回遊できるつくりになっています。
「いまは、広いリビングダイニングにしていますが、子どもが成長したら間仕切りをつくって個室にできるように考えました」(奥さま)。

暮らし始めて約半年。住み心地に大変満足しているというご家族の一番のお気に入りは、広々としたリビングダイニング。
「家にいるときはほとんどここで過ごしています。子どもがぐるぐる走りまわれる回遊型にしたのも良かったですね」(ご主人)。
「遊びに来た友人や両親からも好評で、標準でこの仕様はすごいねと言われました」(奥さま)。

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また、ロールスクリーンで仕切られた洗面スペースは奥さまお気に入りのポイント。
「このプランを奨めてもらって良かったです。壁をつくらないことで圧迫感がなく、風通しも良くなりました」(奥さま)。

リノベーションに関して、やり残した箇所はほとんどないというKさん、「今後は壁を活用して黒板やホワイトボードをつくったり、子ども用の地図を貼ったりしてみたいです」と奥さまは微笑みます。

そんなおふたりに、これからリノベーションを検討する人へのアドバイスをおたずねすると、「自分が家に求めている条件を整理して、実際に書き出す作業がとても役立ちました。あと住んでみてわかったことですが、家具の転倒防止については事前に考えて置く必要があると思います。」と話す奥さまに続けて、ご主人は「家を買うのは大きな決断。いざそのときになると何を基準に決めていいのかわからなくなる。だから、事前によく夫婦などで話し合って、決断できるラインを決めておくのが良いと思います」(ご主人)。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます

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