No.20

間取りを自由に変えられるという発想が、新鮮でした

MUJI INFILL 0 | 2018.12.11

京王線 千歳烏山駅が最寄駅の世田谷区の住宅街。小さな公園の脇に建つマンションの角部屋で、Tさんご夫妻は暮らしています。
太陽の光がたっぷりと入るリビングを中心に、「MUJI INFILL 0」によってリノベーションされた住まいは、広々とした明るい印象に統一されています。

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[概要]
・ご住所:東京都世田谷区
・築年数:1998年
・リノベーション完成年月:2017年6月
・面積:66.86m² / 2階
・ご家族構成:ご夫婦

おふたりはご結婚を機に、住まいの購入を考え始めました。
「独身時代のインテリアも無印良品で揃えていて、『ショールームみたいだね』と友人にいわれました」というほど無印良品好きのご主人。無印良品のリノベーションもインターネットで調べて、結婚前から知っていたそうです。
「新築の物件も含めていろいろ検討した結果、中古マンションを購入してリノベーションすれば、無理のない予算で、自分たちのライフスタイルにあった住まいになるのでは、と考えました。無印良品以外の選択肢は考えませんでした」と振り返るご主人。さっそく、奥さまを誘って「MUJI INFILL 0」の相談会に参加しました。

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「最初は、それほど真剣に住まいのことを考えていませんでした」という奥さまも、相談会に参加することで意識が変わったそうです。
温熱性能など機能の高さに関して、説明を聞くことができたのも良かったのですが、何よりも、間仕切りをとって広い空間をつくるなど、間取りを自分たちの希望に合わせて変えられるという柔軟な発想が、とても新鮮でした。一気に自分たちが住む家のイメージが浮かんできました」と当時の感動を振り返る奥さま。さらに見学会にもおふたりで参加し、実際の住まいを見ることで、イメージを膨らませていきました。

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並行して探していたマンションも、「馴染みのある京王線沿いで、駅に近く静かな環境」というおふたりの希望に沿った場所が見つかり、いよいよリノベーションも本格的にはじめました。
「まず気を使ったのは床材ですね。滑りにくい上に、裸足で歩いても心地よいということで、ハンドスクレープオークを選びました」とご主人がいうと、「私は、明るい玄関にすることと、たっぷりの収納。あと、キッチンを大きくすることや、トイレの位置など、水まわり関係はとくに気をくばりました」と奥さまも続けます。
それぞれの希望を出しながら、意見が違う際は、細かく話しあって「それぞれが納得できるかたち」を探しながら、ディテールを決めて行ったというおふたり。
ただ「MUJI INFILL 0」のシンプルさへの印象は、ふたりとも良かったそう。「なので、あまり悩むことがなく、すんなりと『ここはこれで』と決めていけました」とご主人は語ります。

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実際に住みだしてまだ間もないおふたりですが、住み心地は上々と口をそろえます。
「角部屋を選んだこともあって、一日中、陽の光が入ってくる明るい雰囲気が気に入っています」(奥さま)。
既存窓+複層ガラスインナーサッシによる3重ガラスで、外の気温に影響されることが少ないだけでなく、家の中が静かに保たれているところがいいですね」(ご主人)。
そう語るおふたりのお気に入りの場所は、オープンキッチン。
「水まわりを広く取ったので、料理がしやすいですね」と奥さまがいうと、ご主人も「アイランド型にしたので、出来た料理を運んだり、リビングから気軽にアクセスできるところがいい。そんなこともあって、家にいるときはリビング周辺にいることが多いですね」と続けます。

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ペットを飼うことも想定して、キャットウォークを設けるなどのアイデアも温めながら、自分たちのライフスタイルに寄り添った住まいを楽しんでいるおふたりに、リノベーションを考えている方々へのアドバイスをいただきました。
「勢いを大事にするといいと思います。私たちは、家探しも含めて順調に決まりました。運もよかったと思いますが『いいな』という第一印象に重きをおいた結果、満足のいく住まいになったように思います」(ご主人)。
見学会には複数回行かれることをおすすめします。私たちはマンションの購入前と後に2回行きましたが、視点がその度に変わりました。『自分たちのくらし』を多角的に考えるためにとても役立つと思います」(奥さま)。

自分たちの心地よい空間を、おふたりで話し合いを重ねてつくり上げたTさんご夫妻は、そう語るとそろって笑顔になりました。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます

開催予定の「イベント・相談会・物件見学」